第8弾カードパック「
起源の光、終焉の闇」にて登場したブロンズのロイヤル・フォロワー。
エンハンスでカードプレイ時にカードドローを行うという微妙に使いにくい効果のためほぼ使われない産廃。
自身は1/1/1と低スタッツであり、カードドロー以外は疾走も突進も守護も必殺も何も無いので即座に盤面干渉ができない。
また最大の問題がDBN期で猛威を振るっていた
アーサーから出てきてしまうこと。
DBN期のロイヤル2コスは
ホーリーナイトベア、
クーフーリン、
空の指揮官・セリア、
刃ネズミの4種が鉄板であり、当然アーサーをプレイするならこの4種が出ることを期待してプレイしていた。
アックスプリンセスをデッキに入れてしまうと、この4種が出る形にノイズが混ざってしまう。
その結果、突進を期待したのにプリンセスが出てきたり、守護を期待したのにプリンセスが出てきたり、ネズミの代わりにプリンセスが出てきて2点AoEでアーサー以外全滅したりとよくない結果ばかりを引き起こすため、まぁまず採用はされなかった。
……だが奴ははじけた。
OOT中盤にて
騎士王・アーサーが8コスにナーフ。
おりしも
高潔なる騎士・レイサムが評価されデッキの常連になり、
ドラゴンナイツ、
簒奪の絶傑・オクトリスなどの優秀な8コスムーブが出てきたことからアーサーの採用機会が減少した。
そしてレイサム使用後においては1コストフォロワーは別の意味が生まれる。
そう、疾走ができるのである。
極めつけはロイヤルににわかに増えた優秀なエンハンスカード。
プリンセス自体には余計なエンハンス効果がついていないので他のカードと組み合わせやすいのも嬉しい。
疾走しながらドローもできるとかこれ強くね?
このような事情から
アックスプリンセスは最近わりと熱いカードになってきている。(なお結果は...)