おんJシャドバ部 - アスタロトの宣告

命運は尽きる。
アスタロトの宣告
コスト:10スペル
クラスニュートラル
レアリティレジェンド
タイプ-
パックトークン
CV-
イラストレーター皆葉英夫
相手のリーダーの体力が1になるようにダメージを与える。

フレーバーテキスト

概要

第1弾カードパック「クラシックカードパック」にて登場したレジェンドのニュートラル・スペル。

サタン穢れた聖杯氷獄の王・サタンサタナエルから生成されるトークンスペルで、アポカリプスデッキ、コキュートスカード最大の目玉。

相手のライフを1になるようにダメージを与えるとんでもないカード。これを使えば相手がどんなにライフを持っていても1になる。

……と、とんでもない効果を持ったスペルカードだが、大きな弱点が3つある。(遊作)
  • 1つ、単体ではエンドカードにはなれないことである。能力を逆に言えば相手の体力を1残してしまうということなので、他のカードで止めを刺すしかない。
  • 2つ目は、あまりにもマナが重いこと。効果自体は強力だが、リーサルを取れない時の取り回しが非常に悪い。1つめの弱点によりこのカード単体でフィニッシュ出来ないことと響いている。
  • 3つ目。大ダメージのバーンなのでローランブローディアなどの防御能力で存在価値が無くなる。

これらの弱点によりアポカリプスデッキの中でも外れ扱いされることも多い。

これ+適当なフォロワーの一撃でゲームエンドになるため、どんな弱小フォロワーだろうと放置できない*1。盤面処理を優先してくれるため間接的な延命効果を持っていると言える。これ自体の性能は微妙でも、やはり一撃で瀕死になる効果自体は強烈で、相手へのプレッシャーは高い。

第11弾カードパックにて新たに登場した氷獄の王・サタンのコキュートスカードの中にもアポカリプスデッキから堂々の参戦。
カードプールが増え蒼の少女・ルリア&他のコキュートスカードの組み合わせやポセイドン伊達など場残りのよく盤面制圧力の高いコンボが登場。アスタロト引いたら勝ち…の状況がよく起こるようになり、一概に外れとは言えなくなった。
ディースの裁き沈黙の魔将は消えたが疾走やバーンを持つカードは存在しているため、相手が盤面処理に追われ余裕がなくなったところにアスタロト→疾走orバーンで勝負を決められる。
ローランやブローディア、虚数物体が弱点なのは相変わらずだがそれらはすべてアミュレット依存。アミュレット……?
あっ……&あっ……

相性のいいカード


これらはアスタロトの宣告でライフを1にしたあとダメ押しの一撃を与えようというものである。特に一番上の竜爪の首飾りとのコンボはそれなりに有名で竜爪アスタロトと呼ばれていた。

首飾り以外はリーダー付与なので場になくても問題ない。どれも専用デッキを組む必要があるとはいえ、決まれば相手のライフがどんなにあっても即死させることができる。まあどれもアスタロトである必要は何一つないが。

余談


アスタロトとは、ヨーロッパの伝承に伝わる悪魔の一人。種々の魔術や悪魔学の文献において高位の悪魔として扱われる。アシュタロト、アステロトとも呼ばれる。日本語ではアスタロス、アシュタロスとも表記される。
アスタロトは悪魔学における著名な悪魔の1人である。セバスチャン・ミカエリス、ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパ、ヨーハン・ヴァイヤーらが、悪魔学に関する著作の中でアスタロトについて言及している。また、グリモワールと呼ばれる中世後期から近世にかけてヨーロッパで民間に流布していた魔術書にもその名がしばしば見られる。これらの文献において、アスタロトは悪魔たちの支配者階級に位置するものとみなされている。
アグリッパによると、アスタロトはギリシア語ではディアボロス(中傷者)と呼ばれ、ヨハネ黙示録に出てくる「我々の兄弟たちを告発する者」と同一視される。ヴァイヤーによれば、過去と未来を見通す能力を持ち、質問者に教養学を教授する。また、天使の創造やいかにして天使たちは堕天したかについても語るが、彼自身は自らの意志で堕天したのではないとも語る。
13世紀に編まれた聖人伝説集『黄金伝説』では、最果ての地であるインドの神殿に祀られていた異教の偶像神の名としてアスタロトが登場する。かの地を訪れた使徒バルトロマイがその寺院に宿泊すると、どんな病も直すと嘘をついていたその神像の中の魔神は、以後沈黙してしまったという。サタン関係ないやんけ!
また、アスタロトはキリスト教では悪魔だが、その源流はメソポタミア神話の豊穣と戦いの神 イシュタルにあるという。