先にヴァンパイア以外とのマッチについて考察します。
まず妖精花が最重要カードであることは述べてきた通りで、全マッチにおいて2枚までキープします。バウンスは9枚+妖精花があと2枚あるので3ターン目までにどれかは引けると考えセットキープせず、他のコンボパーツを探した方がよいです。
ウィスプに関連し、フォレストコアは後手のみ、妖精花がなければキープします。妖精花がある場合は、花を出し入れしたほうが引くカードの枚数も多いのでコアよりコンボが成立しやすいためです。ただしウィッチ相手は虹で手札枚数をズラされないこちらに軍配が上がります。
次に1コストフォロワーですが、Nフォロワーは妖精花とセットで1枚までキープします。先述の通りに妖精花をバウンスすることで手札が爆発するのを予防しつつ、コンボパーツの一員にもなり得るためです。妖精花がない場合はマリガンします。
フェアリーサークルは5枚しか入っていませんが、Nフォロワー2枚引きを含めると最も引きやすいコンボパーツになりますので、『サークル・妖精花or後手コア・ホズミ』という役満ハンドを除いてマリガンします。
最後に、ホズミは6枚入っています。ゲーム中に1枚引けばよく、合間に数回のドローを挟みますので、サークルと同じく『役満ハンド』を除けば対ネクロマンサー以外でのキープは不要です。対ネクロマンサーにおいては、4ターン目にリッチ展開をフェアリー化出来ないとコンボ前に敗北する可能性があったり、
骸の王に対しても有効であったりで、複数枚引くことも許容できるので1枚まで単キープしてもよいです。葬送に対して基本キルターンがこちらのほうが早めなため、
(6/25追記)腐食やグランスは効きますが敢えてキープする必要はなく、コンボ成立を優先して考えてよいでしょう。
そして問題となるヴァンパイア対面ですが、このマッチは腐食の絶命かグランスエンジェルを引かないと自動的にほとんど負けです。よって仮に『役満ハンド』だったとしても妖精花1枚以外は全てマリガンします。1コストフォロワーもルームサービスの的なので、手札を減らすためにセットキープ〜とかしていられません。邪魔です。キープするのはイメージ通りに、『腐食』『妖精花』『グランス』と後手なら『ギルネリーゼ』になります。
マリガンについての基本的な考えは以上の通りで、これをまとめると以下のようになります。
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ヴァンパイア
『腐食』『妖精花』『グランス』はそれぞれ単体でもキープ。後手ならギルネリーゼ。
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ウィッチ
『役満ハンド』『妖精花単体<後手コア単体』のほか、妖精花があるなら1コストカードをセットで。
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ネクロマンサー
『役満ハンド』『妖精花単体>後手コア単体』『ホズミ単体』のほか、妖精花があるなら1コストカードをセットで。
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ロイヤル
『役満ハンド』『妖精花単体>後手コア単体』『腐食単体』のほか、妖精花があるなら1コストカードをセットで。
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その他
『役満ハンド』『妖精花単体>後手コア単体』のほか、妖精花があるなら1コストカードをセットで。