TVアニメ「シャドウバース」にて
霧山シロウが使用したカード。
まず目を引くのが、
鋼鉄の粗大ゴミを思わせる
18コストという規格外の重さ。フェアリーが破壊されるたびにそのコストが下がるほか、後引きでもコストがしっかり下がってくれるのはありがたいところ。
しかしその効果は突進とダメ無効だけ、とかなりしょっぱい。
肝心かなめのコストダウンも微妙で、能力相応にするならせめて9コスト程度、実用に足る性能にするなら7コス程度まで下げねばならない。
が、実際にはフェアリーをそこまで破壊する頃には試合は相当の佳境にまでもつれこんでいることが予測されるので、それ以上にコストダウンを重ねなければ強い札として使うことは難しいだろう。悠長と言わざるを得ない。
ゲーム本編の過去環境では、大量の羽虫を地獄に落とせるデッキなら、アイヴィーキングを繰り出すよりも
冥府への道を開くことを考えた方が強いだろう。両方採用してみる手も無くは無いが……。
現代環境では、同じフェアリー虐殺シナジーとして
フェアリードラゴンや
バーストショットが存在するので、まだギリギリ輝けるかもしれない。
特にフェアドラ疾走デッキなら、フェアドラが進化込みでOTK火力を出せるようになるタイミングで丁度アイヴィーが0コストになるので守護をどかす手段としての採用が見込める。
本当のフェアドラ特化ならフェアリーが10体破壊された時点でフェアドラ2体を森羅の怒りから走らせるせいで結局アイヴィー要らないって? 悲しいなあ…
また、手札に加わった時のコストダウンは「自分の」フェアリー限定とは書いていないので、相手のフェアリーまで参照してコストダウンを出来る可能性はある。エルフミラーでは強いかも知れない。
「自分の」という表記が普通にあり、エルフミラーであっても自分のフェアリー分しかコストは下がらない。