おんJシャドバ部 - アイアンメイデン

その中で『罪』を流し尽した者は、物言わぬ『聖人』となった。
―『善の在り処(検閲版)』より抜粋
アイアンメイデン
コスト:4アミュレット
クラスビショップ
レアリティシルバー
タイプ-
パック神々の騒嵐
CV-
イラストレーター
カウントダウン 2
自分のターン終了時、ランダムな相手のフォロワー1体に2ダメージ。そのフォロワーを、次のターン攻撃不能にする。

フレーバーテキスト

概要

第4弾カードパック「神々の騒嵐」にて登場したシルバーのビショップ・アミュレット。

ビショップには珍しくラストワードを持たないカウントのが特徴。
置いたターンから発動してダメージで破壊できなくても攻撃不能がつくため行動させない。
同コストに時間差で2回ランダム除去がおこなえる神魔裁判所、カウントが進むことで2体除去できる詠唱:死の宣告と比べるとフォロワーが残る可能性が高いこのカードは少々見劣りしてしまう。

破壊耐性や厄介なフォロワーを破壊せずに足止めできるという利点があるがかなり限定的になるため優先度は低め。
ちなみに祈りの集約で出すと、祈りの集約自体がターン終了時に働くため判定を逃すことになりアイアンメイデンは発動しない。(次ターンからは発動する)

一説によると空白の歴史として謎の多い第5弾環境の中で悪夢に対抗するため使用されていたという記述が存在する。
しかし使用されたとされるカードの性能の記録は現在と食い違っているものが多く、また、仮に実在していたとしても対抗策として機能していたかには疑問を持つ住民も多い。
詳細な記録が残っておらず疑問点が多いため実際に使われていたかは定かではない。
パックコンセプトであるおとぎ話に便乗した空想という説が有力である。

それから3年以上の時が流れ、SOR期のアディショナルカードとして登場した赦しの聖騎士の効果で場に出すことが出来るようになった。
ついでに場に出る分にはなかなか厄介なカードだろう。

余談

 アイアンメイデンとは、中世ヨーロッパで使用されたとされる拷問器具・処刑器具である。聖母マリアをかたどった空洞の人形の中に釘を仕込み、中に入れられた人を串刺しにする仕組みになっている。釘の長さは調節可。殺さず痛めつける程度で済ませることもできる。なかなか頑丈に作られており、密閉すると犠牲者の悲鳴は外に漏れないようになっている。(逆に穴を空けて聞こえるようにしてるものもある)
その残酷性と一種のオサレ感から、数ある拷問器の中でも有名で、各地に現存品が展示されているが、実際にどの程度使われてたかは記録が無く謎だったりする。
史上最悪の処女厨ことバートリ・エリザベートが血を絞るのに使ったという話もあるがどうも創作らしい。縛られてるとしても大暴れするだろう犠牲者をこの容器に入れ込むのは相当骨が折れるだろうし。
どちらかと言うと罪人の審問部屋に置いて「嘘ついたらぶち込むぞ」的な脅しインテリアとしての役割が大きかったようだ。