おんJシャドバ部 - ぐらぶるっ!


ぐらぶるっ!とは、スマホアプリ「グランブルーファンタジー」内で連載されている公式ギャグマンガ。そしてグラブルの深い闇そのものである。
菊一文字先生による公式の4~6コマ程度のマンガ。通称「るっ!」。4コマのバハムート同様、1コマ目が必ずカラーで、それ以降はモノクロで描かれている4コマ形式のマンガ。ギャグ漫画であり、本編の王道な物語とは対照的にはっちゃける主要キャラクター(主にルリアやビィなど)の姿が見れる。
公式がやっていいレベルを遥かに超えたキャラ崩壊(特にリーシャロゼッタ)やブラックジョークが満載であり、4コマのバハムート以上に闇が深いとたびたび言われる。その公式のはっちゃけぶりはもはや非公式アンソロジーか同人誌並であり、可愛らしい絵柄とは対照的なトンデモネタが読者に押し寄せる。

主要キャラクター(ビィ以外はシャドウバースに出た人のみ)

ビィ
「るっ!」はこいつ無しでは語れない。グランとジータ*1がほとんど出ないため実質的な主人公である。最初はネタの犠牲者枠としての登場が多かったが、回を重ねるごとに彼自身がネタの塊と化してしまい、最終的に本編の羽の生えたトカゲっぽい外見から、あのトカゲともいいがたいナマモノの様な顔になってしまった。何かの道具にされては「オイラは○○じゃねぇ!」と言いつつその道具の形状になってしまったり、キャラの設定や発言の粗を見つけては容赦のないマウントを刺しこんでくる等、本編の彼からは想像できない闇の深いキャラとなっている。 ちなみに元のビィくんの姿が見たいホモは開闢の錬金術師・カリオストロのイラストを見れば分かるぞ。

ルリア
本編ではメインヒロインであり、可愛らしい少女なのだが、「るっ!」では「ヒュゴゥ」という効果音と共に、一瞬で食べ物を平らげる化け物。
それ以外では本編なみの可愛らしさを持つが、時たまビィ並みにクネクネしたナマモノになったり、強力な星晶獣を召喚して邪魔者を焼き尽くす悪魔にもなる。召喚する星晶獣には何故か「サタン」が多い。他にもアルバコアカグヤルシフェル等も呼んでいる。ある意味一番キャラ崩壊を起こしているキャラ。

カタリナ
「るっ!」の闇の構成要因。第4話でかわいさあまってビィ君を文字通り撫で殺しをして以降、ビィ君に変質的な愛を注ぐ化け物になってしまった。その愛はヴィーラのそれと同じかそれ以上であり、ビィ君が絡むとたちまちボケ役にまわり、ビィ君を撫でるためにあらゆる障害をものともせず乗り越える。「るっ!」のビィ君をナマモノに変えてしまった遠因。ビィの天敵でありシャドウバースの性能からは想像がつかないようなチートキャラ。
本編の聡明な彼女からは想像できないレベルのキャラ崩壊を起こしているが、唯一の共通点が料理スキルの凶悪さである。 884話では竜と人間のハーフであるニーナやグレアの話を聞いてビィに意味深な視線を送っていた。

ラカム
悪ふざけや無茶をした結果、酷い目(主に爆発)に遭って殉職する事が多い。

ヴィーラ
本編のカタリナへの変質的な愛が強化されたような感じ。「るっ!」空間のカタリナを振り向かせるために、彼女並みの暴走を起こす事が多い。カタリナの愛を一身に受けているビィのことを非常に憎んでいる。本編との変化は比較的少ないほうだが、より暴力的な傾向になっている。

フェリ
この漫画の良心。というか唯一の良心。周りのはっちゃけた空気に付いていけてない系キャラであり、まわりのはっちゃけぶりに不安になる可哀そうだけど可愛い人。本編と較べてより純真無垢な性格になっている。「ふえぇ」とか言う。

ポンメルン
実は割と登場話数が多い帝国のおじさん。帝国兵と共に主人公達に立ちはだかる事もあるが、時に自分が話題にされている事を喜んだり、帝国兵とコントを繰り広げていたりしており、ここでも憎めない悪役キャラを確立している。おでん芸も得意。猛攻にやられながらも500話突破を祝福したりしている(ビィの姿で)あたりやっぱりいい人。

アルルメイヤ
予知によって物語のオチを知っている。そのため、どれだけ予測不可能な事態、もしくは登場キャラのせいで確定したような展開を見てしまうたびに「未来は変わらぬか…」と黄昏る。コンビニバイトをした際、何が何でも温めようとする接客から「温メイヤ」というあだ名がつけられた。

ローアイン
彼自身ネタみたいな所があるためかそれなりに登場話数は多い。トモイ、エルセムと共に登場する事も多く「るっ!」内でお彼の妄想の産物「キャタピラさん」がついに本編のイベントに登場してしまった。

ゼタ
年末の人間文字役。一度きりのネタかと思われていたが、組織の面子と共に毎年なんだかんだネタにされている。その定着っぷりは上司にすらやれと命令される程であり、もう本人もビィとルリアの生霊を呼び寄せるほどには自分の仕事として誇りを持っている。ベアトリクスやイルザとセットで出ることが多い。

ヘイゼン
「殴られてもヘイゼンは平然」を持ちネタとしており、序盤の登場話数は多かったが、ビィを庇った時にカタリナの一撃で撃沈して以降めっきり出番が減った。

ジェシカ
弟を探して旅をする女の子。ほわほわした性格なのは相変わらずだが、見た目からは想像できない圧倒的パワーであらゆるものを蹂躙している。

カリオストロ
本編においてはかなり癖の強い性格の彼女(彼)だが、それ以上に癖の強い人物揃いである「るっ!」世界では周囲に振り回されている。照れながら必死に物ボケをすることが多い。可愛い。ソリオストロというマスコットキャラにもなっている。

アリーザとスタン
だいたいセットで登場する。ヘタレなスタンとバイオレンスなアリーザによる暴力的なネタが多い。尚、スタンに関してはアリーザ以外の女性相手にも酷い目に遭っている。 スタンはシャドウバース未登場。

ナルメア
世話焼きのお姉さんだが、「るっ!」においてはそれが行き過ぎて危ない人になっている。酒に酔ったラムレッダを介抱したことでのちの惨劇の原因とされる。590話で実際に誰かの姉ではないことをいじられ、度々「お姉ちゃん力」が足りないと実際に弟や妹がいるキャラの前でネタにされている。

パーシヴァル
本編では炎帝を名乗るカッコいい男だが、善き心を持つ人をたちまち家臣にしたがる性格とそうした人をまとめて王国をつくる夢が合わさった結果「パーシヴァルのふれあい動物王国」を建国した。女こどもに大人気である。他にもあらゆるところで執政を行い、評判を上げているが、591話にて遂に失態を犯した他、956話では結果として良かった話として語り継がれるが本人は複雑な心境を抱くような事態も引き起こしてしまっている。統治って大変だ。

ランスロット
白竜騎士団の団長。初期の頃はそれほどネタにされなかったが、「亡国の四騎士」で壁に繋がれたバージョンが登場して以来、身体と壁を張ったギャグを披露することに。ちなみにこの壁に繋がれたバージョンはゲーム内の季節限定ボイスでもかなり弄られている。

シャルロッテとバウタオーダ
リュミエール聖騎士団の誉れ高き騎士。シャルロッテは当然の如く小さい事をしょっちゅうネタにされており、そこにバウタオーダが火に油を注いでいる。だが、二人とも比較的にまともな方。パウタオーダはシャドウバースに登場していない。

ベアトリクス
アホの子枠。本人は「るっ!」世界でも大真面目に頑張っているのだが、その発想がことごとく的外れであり、そこを他のキャラにツッコまれたりイジられたりしている。ピンチになると力が発揮するエムブラスクの力を色々なキャラに悪用されている。また、653話にて彼女だけ給料の一部が高カロリーの「組織パン」で現物支給されている事が明らかになる。

シルヴァ
何度か登場してはいたが特に目立つことはなかった。しかし659話において年齢が初公開される。それからはネタキャラのように扱われるようになった。しんしんし〜ん!!

コルワ
ハッピーエンドガイジ。ハッピーエンドじゃないと台本を引き裂く。なお、ハッピーエンドの定義はガバガバな模様。

ゾーイ
顕現したばかりで無知なのをいい事にビィやルリアにあちらの世界では当然の、普通の世界では非常識な常識を植え付けられている。「秩序」を好むリーシャみたいにこちらは「均衡」を好む。

神バハからスターシステムで登場

いわゆるスターシステムで、大まかな設定やキャラデザは似ているが神バハとは別人。グラブルに出たばかりにるっでイジられた犠牲者

リーシャ
秩序を重んじる真面目キャラ…だが、真面目が過ぎるために小言が多く、秩序を乱す者や父と比較する言葉を見聞きするとすぐにキレるため、ビィからめんどくさがられている。また、本編とは違ってかなり暴力的であり、ちょっと彼女の地雷に触れた相手を容赦なく叩きのめす。その様を見た他のメンバーは勝手に委縮し、意図しない恐怖政治を敷いてしまう事も。誰が言ったか秩序ガイジ。

ロゼッタ
公式が全くネタバレに配慮していないため、少し調べるとすぐ正体がわかる。「るっ!」でもネタバレ全開にはっちゃけており、自分の歳を顧みずハジけて腰を痛める事が多い。湿布をつけると痛みが収まるようで薔薇と湿布の臭いが合わさってなんとも言えない臭いになっている。本人曰く「心はJK!!」。突っ込むとダーティ・ローズで口封じされるため、命が惜しい人は素直にJKなのを認めるしかない。ひそかにファンクラブもあるらしい。初期は普通に美女な顔をしていたが、ファイターのようにだんだんとデフォルメ顔になっていった。最近では表情も変わらなくなり不気味になった。

グレア
人間と竜のハーフ。癒し枠。

ジャンヌダルク
最初はキワモノしかおらずロクでもなかったビィ君愛好会の中で純粋な気持ちを貫いて一目置かれる良心キャラであったが、闇ジャンヌ化してからは己の欲望に従順になりだしている。尚、闇化すると「ジャンヌの感情は最近不安定になっているぞ!」という注意書きが入る。最終上限の解放によって現在は克服。ビィから通院を薦められたこともある。

ガウェイン
呪われた鎧を身に着けた仮面の戦士。善行がポイント制になっており、善人ポイントをいくら稼いだか音声ガイドが教えてくれるようになっている。
後にビィ君マンの仲間にされてしまい、「ガウェインマン」という渾名を付けられた。

シャドウバースとの関係

アリサルナモルディカイがグランブルファンタジーにゲスト出演したときに一人一人の4コマ漫画が描かれている。さらに、第9弾でシャドバがグランブルファンタジーとコラボするときにシャドバ関係の4コマを全6話描いている。