本作のもう一人の主人公でメインヒロイン。秀知院学園生徒会の副会長を務める。
総資産200兆円を誇る巨大財閥『四宮グループ』の令嬢。代々に渡り日本を牛耳ってきた遺伝子の良さから、勉学はもとより芸事・音楽・武芸など何をやらせても高いレベルでこなすことができる。白銀が人一倍の努力を続けて頂点にしがみつく「努力の天才」とするならば何をやらせても一流な彼女は「生まれながらの天才」といえるだろう。
その一方で白銀のチープな手作り弁当に輝きを感じたり友達とのウィンドウショッピングに心躍らせる、一般的な庶民の暮らしに興味があるよくあるタイプのお嬢様でもある。また万能な彼女だが機械系の業務は全て側近の早坂が担当しているため、彼女自身は機械音痴。そのためスマホを使うことができず未だにガラケー党に甘んじている。
シャドバができないねぇ。
その控えめな胸がコンプレックスで
藤原千花は知らないうちによく彼女の呪いの対象となっている。幼少期から世俗と隔絶されて育ったために下ネタに耐性がなく、
犬の芸のちんちんと言う単語を聞いただけで爆笑してしまう。
連載開始当初は仕事をする白銀に対して彼女が書き早坂と共に練った策略を仕掛けその週のストーリーが開始するという展開が多かった……が、物語が進行するにつれてどんどん彼女の白銀に対する乙女度が上昇ししまいには
白銀に手を握られただけで卒倒するようになってしまった。作者が「天才たちの恋愛頭脳戦」を撤回したのは大体このせい。
余談だがスキンの彼女が進化時にとる「右頬に手を当て無表情になる」というモーションは、「一々ぶっ倒れていたら告らせるも何もあったもんじゃない」とこのときに早坂と共に生み出した対抗策である。詳しく書くと長くなるので原作読んで❤読め(豹変)
白銀とはお互いに好き合っているが、プライドの高さのせいであり、「会長(白銀)が告白してきたなら四宮家に相応しい男に鍛えてやらないこともない」というスタンスでいる。
かつては「氷の
かぐや姫」と称されるほどの人物であったが、白銀や藤原書記と出会ってからは鳴りを潜めている。
風邪をひいたり極度な精神的動揺に陥るとアホになる。