個別の事例から考えるに、『ちん生やし』が行われる対象というのは
・ロリ体型である
・語呂がいい、こじつけやすい
・僕っ子
・機械娘
・両性
いずれかの条件を満たしているのことがわかる。男性的なファクターを持つ対象が多い。また、ちんぽが生えていても違和感が少ない属性好まれる。つまり女であれば何でもかんでも生やしているわけではないのだ。
特に低年齢層では性差が表れにくい年齢である。
某漫画家のインタビューで『第二次性徴期にホルモンバランスが崩れてちくびがちょっと大きくなる男の子いましたよね。(中略)あの時期って乳首だけ女の子なんですよ。すごいですよね。』とあるようにこれは明らかである。
そのうえで重要となってくるのが、『ちん生やし』一種の共通認識、価値観を形成しているという事だろう。
まゆちんぽでそれが顕著であり、
『ちん生やし』→『アク禁』という一種の様式美となっている。匿名掲示板においてこういった定型文や独特な言い回しによるやり取りはよく見られる。なんJでよく用いられる「猛虎弁」がわかりやい例だろう。外部とはあえて異なる空間を形成し仲間意識、価値観の共有を行いその場所の人間にとって心地よい空間となる。逆に言うとそれから外れた価値観を持つ人間は排除されやすい。
おんJシャドバ部において、誰かが『ちん生やし』を行えば誰かが応えてくれる。それが共感であるかアク禁であるかは様々だが、少なくとも無反応でありよりよっぽどいい。そして『ちん生やし』をするならばより反応するの者が多い対象を選ぶ。それが上記の条件を満たしている場合が多いという事なのだ。
ひとつここで『ちん生やし』を解明するにあたって重要となる概念が『互酬(ごしゅう)』である。
集団間でのモノのやりとりによる相互依存の関係を表す言葉だが、これが『ちん生やし』にも当てはまる可能性があるのだ。
互酬とは単純なモノのやり取りだけで成り立つものではない。こういった言葉や振る舞いにおいても成り立つのだ。例えば、「飲み会の場でビールをお互いに注ぐ」という行為は一見すると何の交換にもなっていない。ビールは均等に配布されており、飲みたければ各々で注げばいいのだ。しかしあえて合理的でない交換を行うことで互いの関係が強化されるという社会的意義が存在する。同様の構造が『ちん生やし』にも存在する。
『ちん生やし』はまず一人の人間による「生やす」という行為から始まる。これを「生やし者」と呼称する。
それに対しての反応は2つある。
・『ちん生やし』に共感し、さらなる『ちん生やし』を連続して行うもの。これを「共感者」と呼称する。
例
540:↓名無しさん:20/08/06(木)12:33:18 ID:EM ×
ルナちんぽ!(生やし者)
541:↓名無しさん:20/08/06(木)12:33:20 ID:rh ×
シェナちんぽ!(共感者1)
542:↓名無しさん:20/08/06(木)12:33:23 ID:rg ×
フェリちんぽ!(共感者2)
・『ちん生やし』に反発し、アク禁などの行為などを行うもの。これを「反発者」と呼称する。
例
540:↓名無しさん:20/08/06(木)12:33:18 ID:EM ×
まゆちんぽ!(生やし者)
541:↓名無しさん:20/08/06(木)12:33:20 ID:rh ×
生やすな(反発者)
542:↓名無しさん:20/08/06(木)12:33:23 ID:rg ×
!aku
★アク禁:>>540(反発者)
このように「生やしもの」がスレ民にたいして『ちん生やし』の贈与を行う。それに対し共感者はさらに『ちん生やし』を連鎖させ、さらにほかのスレ民に贈与する。一方反発者は「生やしもの」に対し、罵詈雑言やアク禁などの返礼を行う。しかしそれで終わりではなく、数レス後に解除が行われる。解除された「生やしもの」はまた新たな『ちん生やし』を行う。このような循環構造によってスレ民は相互に依存し、関係がより強化されていくのだ。