おんJシャドバ部 - 【リノセウスOTKエルフ】


概要

【リノセウスOTKエルフ】とはエルフのデッキタイプの一つ。
プレイ数でパワーアップする強力な疾走フォロワーであるリノセウスに特化し、パーツをため込んだ末に一気に放出、大ダメージによるOTK(One Turn Kill)を狙うコンボデッキである。
なお、リメイクである【豪風のリノセウスエルフ】もOTK戦術をとるが、OTKエルフといえば旧リノセウスを主軸としたデッキを指すのが一般的である。

長所

一気に即死級ダメージを叩き出せる
その名の通りOTKが勝ち筋であるため、それ以前に積極的に攻撃・展開しない。そのため、回復力の高いデッキでも相手がしやすく、相手の除去カードを腐らせることもできる。
サーチ力が強い
キーカードであるリノセウスは確定サーチが可能で、複数枚抱えるのが比較的容易。プレイ数水増しカードもサーチ可能であるためコンボデッキとしては事故率が低い。
OTK成立が早い
前項に関連し、このデッキでは平均6ターンとかなりの早期決着が可能である。遅めのデッキに対しては無類の強さを誇る。
プランを前倒し可能
OTKがメインの勝ち筋ではあるものの、ダメージを多少下げればコンボ始動は早めることが可能である。序盤に展開したフォロワーが残ってダメージを稼いだ場合や、相手がヴァンパイアで自傷している場合などに選択可能な、他のOTKデッキにはない勝ち筋である。

短所

構築を縛る必要がある。
リノセウス確定サーチの都合上、投入できるカードには制限がある。特に、現状どのような構築でもリノセウス以外のコスト2以下のエルフ・フォロワーは投入不能。
アグロに弱い
↑の事情から、序盤の展開への対応が苦手であり、そのまま押し切られてしまうことが多い。
OTK依存度が高い
前倒しが可能ではあるものの、ほとんどはOTKプランを選択することになるのでそれをつぶされると弱い。守護・ダメージカットには難儀し、連打されると勝ち目はない。
構築・プレイ難度が高い
早期決着に特化するか、長期戦も視野に入れるかは環境によって見極める必要がある。また、準備中の手札管理や、リーサルターンのダメージ計算はなかなかに複雑で、そこに守護の除去などが絡んでくると慣れていてもプレミをしてしまうことがある。

主役

リノセウスプレイ数分の攻撃力を得るエルフ古来のフィニッシャー。2枚集めるのが基本だが、場合によっては1枚をバウンスで使いまわしたり、3枚同時出ししたりもする。

リノセウスサーチカード

森の女王・リザファンファーレでコスト最小のエルフ・フォロワーサーチ。コスト2以下のエルフ・フォロワーのみ排除すればよいので最も構築に与える影響が小さい。また、ラストワードではコスト最大をサーチできるため、その対象を何するかも構築の腕の見せ所。
ざわめく森ターン終了時にエルフ・フォロワーサーチ。エルフ・フォロワー全般を排除しなければならないので構築への負担は大きいが、最も軽い2コストでのサーチであり、エンハンスで使用すれば複数枚のサーチもできる。攻撃不能も時間稼ぎに有効なので、無理してでもこのカードを軸にする価値はある。
ミニゴブリンメイジ
歴戦の傭兵・フィーナ
ミニゴブはファンファーレでコスト2以下のフォロワーをサーチでき、フィーナはそのミニゴブを0コストにして生成できる。2コスト以下のニュートラル・フォロワーも入れられず、他の効果もないので現在では採用率低めだが、0コストでプレイ数水増しにも貢献ができるのは独自の利点。

プレイ数稼ぎカード

導きの妖精姫・アリアファンファーレと進化時にフェアリーウィスプを生成できる。ウィスプは0コストなうえに、2プレイ済みなら消滅し場を埋めないのでプレイ数のかさ増しにもってこい。リザからサーチできるようにすればピンでも機能する。
妖精花こちらはタイムラグがあるが、2コストであり、ファンファーレでドロー可能と取り回しがよい。
ナチュラル・マナ
荒野の休息
スピリットシャイン
それぞれ、PP回復、0コスト生成、プレイ数増加とかなり高性能で、合わせて使うことでかなりの水増しができる。さらにナテラの大樹はいくら使っても盤面を埋めないためその点でも高相性。すべてワンダーコックのサーチ範囲である。
開拓のロデオガイ・ロキサスついに現れたPP回復持ち。ナテラの大樹によるプレイ稼ぎがさらに捗る上、乗り物での打点補助もできるので大幅に爆発力を向上させてくれた。盤面ロックには注意。

デッキタイプの変遷

STD,DRK

ROB

TOG

WLD

SFL

ローテ落ち後