まず、リーシェナが進化ターンまでに引けていないとかなりきついことになる。なるべく早く黒と白のアーティファクトを置くためには、1〜4ターンまでは手札に
操り人形や
エンシェントアーティファクトを貯めておき、リーシェナに進化を切ってから本格的な除去を始めたいところだが、リーシェナが引けない場合(もしくはリーシェナに進化を切れなかった場合)はコストを下げられないまま除去札を吐かねばならず、引けたころにはスッカラカンになっていたりする。そもそも、最低でも6Tまでぐらいには引けていないと黒白の設置はかなり難しい。
また、黒のアーティファクトによるバーンダメージ以外の勝ち筋がない点も問題。苦労して置いたアーティファクトを
エンジェルシュートなどであっさり除去されてしまうともう爆発するしかなくなってしまう。
破壊の使徒で予備を作っておくなどの工夫も必要である。
これらの問題は
ALTで追加された
粛清の英雄・メイシアで一応の解決を見た。破壊回数を稼ぎたい点はリーシェナもメイシアも同じであり、この二枚の愛称はバツグン...ではあるのだが、どちらも進化権を食い合うという強烈なアンチシナジーも持っている。どのカードに進化権を切るか、いかに進化権を温存するかが他デッキ以上に重要なデッキタイプだと言えよう。