おんJシャドバ部 - 【ディスカードドラゴン】
さーて、やっつけちゃおうかな?
ギャオオオオン!
轟け金色、我が名を刻め!
概要
【ディスカードドラゴン】(以下ディスカドラ)は
クラス:ドラゴン
のデッキタイプの一つ。その歴史は古く、
DRK期
に関連カードが登場したことに端を発する。当初は「ハンドトラッシュドラゴン」などの呼び方もあったが次第にディスカドラで定着した。現在は公式のデッキ分類でもこの名が使われている。
ディスカード
というのは「手札を捨てる」という意味のカードゲーム用語で、ディスカドラは「手札を捨てる」または「手札から捨てられる時に発動する」効果を駆使して戦うコンボデッキである。
一言でディスカドラと言っても中心になるカードで戦い方が変わるのも特徴の一つであり、大きく分けると下記の3つの類型が存在する。
冥府型
ディスカ最初期に見られた型。手札を捨てるたびに同数のカードをドローするアミュレット
竜巫女の儀式
をエンジンに、
新たなる運命
などで手札交換と墓地肥やしを繰り返して
冥府への道
の発動を目指す。サブプランとして
天翼を食う者
を搭載しているものもあった。
ただ後述(エボ期参照)の理由で安定性が著しく悪く、次第に竜少女型に取って代わられた。
竜少女OTK型(パチンコドラゴン)
荒牙の竜少女
をキーカードにした型。手札を捨てた枚数だけバーンを飛ばす竜少女を場に出し、
新たなる運命
を連鎖指せることで大ダメージ・OTKを目指すデッキ。運のウエイトが非常に大きく不安定だったが、爆発力はかなりのもので、その振り幅とギャンブル性から「パチンコドラゴン」と呼ばれることが多かった。(というよりこれが定着してディスカドラと呼ばれることの方が少なかった。)
トップ環境に絡んだことは無いが
地雷
デッキとして現在まで一定の人気がある。
プレシオサウルス型
WUP期に登場した
波濤のプレシオサウルス
をキーカードにした型。FOH期現在では基本的にディスカドラと言えばこのタイプを指す。
プレシオサウルスのリーダー付与能力を活かし盤面取りとバーンダメージを積み重ねフィニッシュを狙う。
ディスカ関連カードの大幅な性能向上もあってこれまでと違い安定性もあり、WUP期当初は大暴れした結果プレシオが
ナーフ
を食らったりもしたがその後も強テーマとして存続している。
リュミオール型
CDB期アディショナルにて登場した
金色の威信・リュミオール
をキーカードにした型。EAA期現在のディスカドラといえばこのタイプを指す。
捨てた枚数×2のダメージを相手リーダーとフォロワー全員に与えるという、かのプレシオサウルスと似ており、この効果を用いてフィニッシュを狙う。
ローテーションではリュミオールで削って
ウーラノス
や
キャプテン・ドラグウッド
といったフィニッシャーで〆るのが基本だが、アンリミテッドではローテーションと違いリュミオールを出して
新たなる運命
や
竜殺しの代償
で一気に手札を捨ててOTKを狙うこれまであった竜少女OTK軸とはまた別のリュミオールOTK軸が台頭した。
デッキの歴史
DRK期(2016年10〜12月)
初めての拡張パックとなったダークネスエボルヴで新たに登場した「手札を捨てる」テーマ群のカードたち。リスクは大きいがその派手な性能に期待する者も多かった…のだが結論から言ってしまうと当初のディスカドラは
全く活躍できなかった。
理由としては安定性が無さ過ぎたという点だろう。当初のディスカドラの構想としては
竜巫女の儀式
を場に置き、各ディスカカードや
新たなる運命
でハンドを回して冥府発動を狙う「冥府型」であったのだが、竜巫女が来ない・新運命が来ないor被るのがかなり苦しかった。そして極めつけに上手く回ったとしてもその頃には
ライブラリアウト寸前
という点が致命傷だった。トークンで手札を肥やす【冥府エルフ】と違って、ディスカドラはほぼトークンを使わずそのままハンドを捨てていくので当然の結末と言えるのだが…
そんなわけで最初こそ物珍しさで使われていたが環境には付いていけず、あっという間にTier3以下の底辺デッキの地位へ落ち、ついでに「ディスカは弱い」というその後3年以上にわたりシャドバ民に根付く共通認識が生まれることになった。
代表的なカード
竜巫女の儀式
荒牙の竜少女
ROB期(2017年1〜3月)
引き続きディスカ関連のカードがいくつか追加され、切り札級の社長こと
インペリアルドラグーン
も出たが、ドラゴン民に期待されたのはニュートラルの
ウリエル
であった。
これはアミュレットをサーチすることができるので、先述の竜巫女引けない問題の改善が見込めたのである。と言ってもそれ以前に冥府軸は欠点まみれであることが明白になっていたので、「これ以上枠の無駄だからディスカを刷るな」という否定的な意見も散見されていた。むしろ
バハムート
を使った
【庭園ドラゴン】
の方が期待されていたと言えよう。
そんなわけで環境が始まってしばらくディスカドラは予想通り鳴りを潜めていたが、
荒牙の竜少女
を軸にした通称「パチンコドラゴン」が開発される。
ミニゴブリンメイジ
で竜少女をサーチ、
竜の闘気
でハンドの確保とPPアップが同時にできるようになったのが革命的で、これ以降ディスカの主流は竜少女型へシフトしていく。しかしこの時点ではまだファンデッキの域は出ず、
【リノセウスOTKエルフ】
大暴れによるミニゴブナーフに巻き込まれたこともあって大きな活躍は見せなかった。
代表的なカード
インペリアルドラグーン
TOG期(2017年4〜6月)
ここから正統派ランプドラ向けのパーツが多く収録されるように。ディスカドラの新カードとしては
竜殺しの代償
が追加されたが、これが非常に扱いにくい代物だったので早々に戦力外通告を食らう有様だった。
しかし竜少女型の構築(以下パチドラ)には都合の良いカードも多く登場した。ハンドとライフを確保する
ドラゴンの卵
,小回りの利く除去と打点になる
大鎌の竜騎
らの登場でパチドラの研究が進み、これを使ったマトモ氏がなんと
RAGE3位
に入賞。パチドラの名がシャドバ界隈に知れ渡ることになった。
ディスカードをするカードを
新たなる運命
に絞るこの形がパチドラの定番となり、以降しばらくこの構築をアップデートするようにして使われ続けることになった。
ただ、ドラゴンクラスのディスカ系のカードがほとんど採用されてないことから、このデッキをディスカドラと呼んでいいのかは賛否の分かれるところとなり、事実「竜少女OTK」「満足ドラ」「パチドラ」等と呼ばれることの方が多かったことは書き加えておく。
〜〜
ROG期(2019年7〜9月)
アンリミ・ローテともにディスカドラと言えるデッキは大して活躍していないのだが、重要な出来事として
聡明のドラゴニュートスカラー
というカードが実装された。
これはドラゴンクラスで初めて
「自分で捨てるカードを選べる」
革命的なディスカカードで、その後プレシオ軸が登場した際はこのカードも主要カードとして活躍を見せることになる。
〜
WUP期(2020年4〜6月)
この弾にて
波濤のプレシオサウルス
を筆頭に大量にディスカ関連のカードが登場。ROB期から実に3年ぶりになる公式のディスカ推しである。これまでのディスカと異なり全て選んだカードを捨てられるようになったほか、捨てられた時に効果を発揮する治癒ドラや吐息、そして核となるプレシオの強力なリーダー付与でディスカのバリューが大きく向上。一気に戦える陣容が整った。…のだが発表時のシャドバ民の反応は微妙だった。理由としてはDRK〜ROBのディスカのダダ滑りを覚えてるものが多く、「ディスカ=弱い」の固定観念がぬぐえなかったからである。【機械エルフ】が衝撃的すぎたのもあり、あまり注目されないまま環境開幕。そして・・・
シャドバ民はやっぱり
リハク
だった。
開幕早々機械エルフとともにプレシオサウルスを核にした【純ディスカドラゴン】が大暴れ。理由としてはプレシオの顔2点バーン。これがあまりに強すぎた。更にローテのみならずアンリミでも環境破壊。公式記録こそないが、「シャドバ史上最強デッキ」かもしれないと言われるほどに圧倒的だった。そして機械エルフの連中共々
エイプリルフール
宣言によって実装僅か4日でプレシオサウルスがナーフ。ダメージが1点に下がった。
その後は打点不足もあって純ディスカは一旦後退したが、進化ギミックを織り込み【進化ドラゴン】として環境の一角で存在感を発揮。
またプレシオサウルスはその後も
【自然ドラゴン】
のパーツになるなどして活躍。ナーフ後も地力の高さを見せていた。
その他の代表的なカード
岩石のアンキロサウルス
治癒のドラグーン
竜人の吐息
ホモのデッキ記事
純ディスカドラゴン(WUP期)
ディスカードバーンドラゴン
投げろ至高神!進化ドラゴン(WUP期)
FOH期(2020年7〜9月)
今弾でもディスカ関連のカードが補強されたが目玉はやはり
大逆のドラゴサモナー
だろう。状況に応じて手札回転・盤面補強・疾走打点へ自在に扱える万能性で、プレシオナーフ以後打点不足だった純ディスカの欠点をカバー。再び純ディスカドラがローテ環境上位へ登ってきた。
またアンリミでもプレシオサウルス軸に竜少女と新たなる運命のパチンコセットを差す型が登場し、メジャーデッキとまではいかないが一定の地位を築きつつある。
代表的なカード
大逆のドラゴサモナー
水呼びの竜使い
ホモのデッキ記事
つよつよディスカードドラゴン(FOH)
ディスカードドラゴン(FOH期)
〜
CDB期(2022年10〜12月)
リュミオールが登場する以前はたびたびディスカカードは追加されていたものの環境上位に入るくらいのカードパワーは無く、ある意味賑やかしのようなカード追加だった。
しかしCDB期アディショナルにて突如
金色の威信・リュミオール
と
銀色の清純・アルジャンテ
が追加したことにより一変。打点札とランプ札を得たディスカードドラゴンはそれまで燻っていた
砕石竜
、
オーブキャンサー
、
黒白の乱舞・ノール&ブラン
などのディスカカードらが一気に入るようになり、それまでtier下位だった
ローテーション
でのドラゴンを一気にtier1まで押し上げ、かの魔境
アンリミテッド
でもtier2まで押し上げる破竹の勢いを見せる。
更に2か月弱で7つものデッキ記事が誕生するほど彼女ら金銀姉妹の人気は高く、
人気投票
の上位当選確実とも言われた。
代表的なカード
金色の威信・リュミオール
銀色の清純・アルジャンテ
砕石竜
ドラゴニュートの怪力
ホモのデッキ記事
ローテーション
片翼さんちの4兄弟(ディスカ:CDB期ア後ローテ)
かがやくディスカドラゴン
アンリミテッド
リュミオールの〇チンコ気持ち良すぎドラ【アンリミ】
令和のアンリミパチ/ンコドラゴン
女と獣だらけのディスカードドラゴン(CDB期)
アンリミの環境を轟け!衝撃の庭園ディスカードドラゴン
N番煎じのアンリミディスカドラゴン