おんJシャドバ部 - 【スペブウィッチ】


さぁ、飛ぶわよ!


概要

スペブウィッチはウィッチのクラス特性であるスペルブースト(以下スペブ)を持つカードを利用したデッキタイプのこと。【スペルウィッチ】とも。
スペブによってコストが下がる高コストカードをフィニッシャーに据えたものが多い。
大抵対処し難い展開を作るため、環境に出るたび毎回ヘイトを稼いでいるデッキタイプでもある。

長所

単純に強力なカードのコストが下がると言うのは、それだけで破格の強さを持っていると言える。前述したようにスペブはウィッチのクラス特性なのでサポートがかなり手厚く0~1コストまで下がることもザラ。そして0コスまで下げたスペルを打ってまた次のカードのコストを下げる。
また、ニュートラルのスペルでもスペブは稼げるためニュートラルの強力なスペルを採用しやすいのもポイント。大抵ウィッチのスペルの方が強いが。
更に言えばスペル等を駆使して相手の猛攻を凌いでいたら溜まっていた、くらいの扱いやすさも長所と言えるかもしれない。

短所

スペルブーストするカードと、スペルブーストされるカード同時に手札に引き込まないといけないのが最大のウィークポイント。次元の超越炎の握撃を手札に抱え込んだまま殺されたウィッチは多い。
逆に低コストスペルばかり引き込んでしまい為す術もなく死んでいくウィッチも多い。要はドローが多いとは言え安定しないことが多々ある。
また、スペブを貯めてから動き出す関係上やはり中低速くらいに落ち着きがち、かつライフ回復は薄めなのでアグロ環境だと辛いかも。

デッキ分類

スペル軸のウィッチデッキは、そのフィニッシュプランで大きく「(疑似的な)特殊勝利」・「多面展開・疾走によるビートダウン」・「両者の複合型」に大きく分けられる。
さらにその中でも時期によっていくつかの型に分かれる。採用カードを挙げる前に軽く書いておく。

特殊勝利

超越ウィッチ

ギガキマ型

ビートダウン

ドロシー型

疾走型

ソロモン型

式神ウィッチ

クロノウィッチ型

ハイブリッド型

上述した【ドロシーウィッチ】【クオンウィッチ】等に次元の超越まで投入したデッキタイプ。次元の超越がクラシックカードである都合上、その戦場は基本アンリミテッドに限られる。

超越ドロシー型

超越クオン型

出張型

イザベルウィッチ

採用カード

メインカード

次元の超越類を見ないほど超強力な効果を持つカード。追加ターンを得られるカードはこれが最初で最後だろう。今でこそアンリミでは少し鳴りを潜めているが、このカードを嫌う人は多い。
次元の魔女・ドロシー豪快な手札補充と豪快なスペルブーストを持つ。ドロシーでドロシーをドローシてくるのは宇宙ムーブだが大抵素引きで何枚も重なる。なお次元の超越に描かれているのもこいつ。
ギガントキマイラスペブウィッチでは珍しくコストは下がらないカード。場合によっては超越以上にスペブを貯めないといけないので早めに引きたいがコストは減らないので何枚も引くと辛い。
魔術の王・ソロモン指輪経由でフォロワーをタダで呼んでくれるすごい人。だがソロモン自体もスペブしたいしトークンもスペブしたいためギガキマ同様早めに手に引き込みたいカードである。
陰陽の開祖・クオン文言世界の代表者。1枚で4面展開した挙句、一部式神に疾走を与えるやべーやつ…だが単体で即座に出せる点数は進化を入れても6点なので過信しすぎない。多分生えてる。
決意の予言者・ルーニィ素でスペブを1回できる他、スペブ1回でキャントリップ、4回で盤面にランダム3点、7回で顔3点+3回復、10回で自身を3枚手札に加える。序盤の潤滑油からアグロ対策、10スペブでのリソース補充と何でもござれのパワーカード。FOHアでの登場以降スペブをずっと支えている。
クロノウィッチDOC環境で新たに登場したスペルブーストウィッチの新機軸。登場当初は輸入元であるシャドバトではあまりパッとしないカードであったこともあり、事前評価は低めだったが、ギルド会議とのシナジーが注目され、同期にイザベルがいることもあり、イザベルの隙を減らすのはもちろんのこと、フォロワーが生存すればそのまま相手に超火力を叩きこむことが可能なため新時代のスペブ軸のフィニッシャーとなっている。

主なスペブ持ちカード

運命の導き言わずと知れた0コス2ドロー。実質強欲な壺である。スペルなので他のスペブを貯めることもできる最重要カード。実際には3ターン目に3コスで打つことも多い。
ウィンドブラストたった2コストで大型フォロワーを打ち取ることもできる強スペル。最近は対象に取られないとかスペブ速度以上にでかいフォロワーとかいるからちょっと影が薄い。
炎の握撃ウィンドブラストの上位互換…のように見えるがダメカに強く破壊無効に弱いなど対応範囲が違うので割と両採用もありうる。最大の優位点はコストが下がるスペルということ。
カオスウィザード生きた運命の導き。進化権を吐けばフォロワーなのにスペブもできる。盤面も取れるので色々便利なおじさん。
クラシカルソーサラー式神に守護を付与してくれるお姉さん。当然コストが減る。一緒に出てくる式神がラストワードでスペブしてくれるので嬉しいかわいい。
鬼呼びの導師式神に突進を付与してくれるお兄さん。当然コスト(ry)一緒に(ry)なおクラシカルソーサラーは守護付与するとき喋るのに、こっちはなぜか喋らない。なんで?
刃の魔術師6/2/2疾走。スペブ:コスト-1 シンプル、故に最強。
真実の狂信者刃の魔術師を大型化したようなカード。体力5というのがかなり嬉しい。見た目もボイスも結構好きです。
ナイフトリック5スペブで1ターン中だけ増えるエンスナ。汎用性はそのままに上ぶれ力も高まった。
グリモアソーサラースペブ前は9コストと重めだが、2回もスペブしつつ3/3の突進を出せる。

その他採用カード

知恵の光スペブウィッチ採用率100%のカード。こいつがあるからこそデッキが回る。なんでベーシックなん?
エンジェルスナイプシンプル故に使いやすい軽量除去。ナイフの4枚目以降のような扱いだがそれでも優秀。
マナリアの知識アンリミで制限に追い込まれたこともあるパワーカード。このカード1枚で3ターン目の運命の導きが安定して打てるのでデッキの安定度に大きく貢献している。出てくるカードも強い。
マジックミサイル知恵の光+エンジェルスナイプ。手札を減らさずに体力1を倒せるのは嬉しい。どれだけローテが回っても使える、というのも利点。
虹の輝き対アグロ用カード。時間とスペブを稼いで手札も減らさない優秀な奴だが割とケアされがちなのでたくさん引くと悲しくなることも。
式神の使役式神を1枚出すスペル 。前述の通り式神のラストワードがスペルブーストする、なので実質1枚で2回スペブできる。クオン後に出して追加打点として扱うこともできる。
小さな優等生・キョウカ性能もりもりプリンセスコネクト衝撃のリトルリリカル。要らない能力が一つもない。マジックオウルと違い進化権が切れてもスペブできるのも嬉しい。
未知の求道者・クラークもっぱらアクセラで使って1枚で2回スペルを打てるカードとして扱われる。さらに手札も減らさないためとても優秀。10ターン目以降は何かコスト払って使わないと本体出しちゃうから気をつけよう!
アクセルヒーロー・マイザー進化を切れば安定して0コス2ダメスペルを2〜3枚手札に加えられる。マジックオウルの軽さにキョウカの除去力を足したやべーやつ。
究明の魔術師・イザベルウィッチクラスのデフォルトリーダースキンがカード化。ノンケでも構わず融合する奴。融合素材がウィッチフォロワーであれば何でもいいため、ことウィッチというクラスの中においては異次元の汎用性を誇り、デッキタイプ問わず採用が検討できる。

環境の変遷

追記よろしくお願いします。

CLC期

DRK期

ROB期

SFL期

OOT期

ALT期

STR期

ROG期

VEC期

UCL期

WUP期

FOH期

SOR期

ETA期

DOV期

RSC期

DOC期

OOS期

EOP期

余談

他のデッキタイプ以上に先ドローが重要となるので絶対に忘れないようにしよう。

関連項目