ゴミ
風属性の召喚石で召喚効果はSRでは「敵全体に風属性ダメージ/土属性の敵に節制効果/味方全体に節制効果」、SSRでは「敵全体に風属性ダメ/土属性の敵に節制効果/味方二人に節制効果」、SSR4凸および5凸では「敵全体に風属性ダメ/土属性の敵に節制効果」である。
この節制効果というものは、味方の場合は「通常攻撃と奥義が行えなくなる」、敵側の場合は「通常攻撃と、特殊行動を除いた特殊技が発動できなくなる」効果である。条件付きの麻痺のようなものと考えれば強そうに見える。味方に対してのデメリットはかなり大きいが4凸まですれば味方に付与されることはなくなるので安心。
メイン加護効果は「パーティ全体のHPが50%に近いほど風属性キャラの攻撃力UP(最大140%)」である。風属性はグリームニルが落とす渾身武器とティアマトが落とす背水武器のハイブリッド両面マグナ構成が主流のためぶっちゃけゴミ。まあアーカルムシリーズはどれもメイン加護で使うことほとんどないから多少はね?
サブ加護効果は「風属性キャラのHP30%UP」である。与ダメージUPよりは汎用性はないものの強敵との戦いではありがたいだろう。
…さてここまではゴミ扱いは言い過ぎと思うかもしれない。どうしてきくうしさまからゴミ扱いされているか解説する。
元凶となっているのがサブ加護である。HPUP系はアーカルム石に4つあるがぶっちゃけどれも評価が低い。その中でもテンペランスはダントツで低いが。というのも先に述べた「強敵との戦いではありがたい」というのが問題。
強敵と戦うにはジョブ・キャラ・武器・アビリティ・召喚石をよく吟味しなければならない。特に召喚石は敵の行動や味方の能力に合わせて数多くの召喚石から4枠しか装備できない。例えば100%カットしないといけない攻撃があればアテナ、CTがたまると強制敗北になるならテュポーン、回復力に不安があればルシフェルやノビヨ、防御面ではサテュロスや雷霆公、攻撃力が必要になればバハムートなど。
ぶっちゃけ4枠では召喚効果目的ですら足りないのである。この時点ですでにHPUP系には逆風。
さて現在グラブルの強敵といえば「プロトバハムートHL(主に闇属性)」「グランデHL(無属性)」「アルバハHL(無属性)」「アーカーシャHL(光属性)」「ルシファーHL(無属性)」「ベルゼバブHL(無属性)」あたりだろう。土属性?いないよ。
そう
召喚効果の目玉「土属性の敵に節制効果」が死んでるのである。他のHP石で同様に召喚効果が死ぬのはデビルもだが。
つまり
「HPUPのためしか使い道がないのに、HPが欲しい強敵相手には召喚効果が腐るため入れる枠がない」という問題なのである。
他の問題としてはSSR4凸するまでは味方にも節制が付与されること。SSR4凸するには金剛晶(めっちゃレアアイテム)をはじめとして色々面倒なアイテムを要求される。味方へのデメリットをなくすためにそこまでする?
ちなみに他に味方にデメリットを付与するアーカルムシリーズはデスくらい(でも使いようによってはメリットになる)。
敵への節制効果は1Tのみということ。ほぼ麻痺と考えると妥当かもしれないけど。
そもそも節制効果が欲しい状況が少ないこと。召喚したら確実に1T節制なら戦術に組み込めるって?これ外れることあるんですよ。
入手できる賢者が
エスタリオラなこと。先に書いた
デビルは召喚効果がテンペランスとは比べ物にならないくらいマシ(でもあんまり使われない)であり、入手できる賢者が
フラウ(開脚えちえちお姉さん)である。対してエスタリオラは睡眠よぼよぼお爺ちゃん。いらない。
そのエスタリオラも性能があれなこと。唯一無二の性能ではあるがめっちゃくちゃ使いにくい。
その後
エスタリオラが上方修正。かなり強くなったのでエスタリオラのためにテンペランスを5凸する価値も出てきた。
とまあ多くの問題を抱えており再度の修正を望まれているかもしれない。
再度のである。これでも過去に1度修正されている。
修正前は4凸5凸でも味方2人に節制が付与されていた。敵が節制されてても味方2人が動けなければ与えるダメージは半減。そのせいで
お互いが1T無駄にするだけとか言われてた。
ちなみに同時期に
デスと
スターも修正されており、デスはゴミからぶっ壊れに、スターはゴミから有用な石まで評価された。
つまり「メイン加護、サブ加護、召喚効果どれをとっても弱い」「修正されてこれ」「作った果てに待つのがお爺ちゃん」である。ゴミ扱いされても仕方ないね。
そしてこれが6周年生放送(2020年3月)で発表されたアーカルム石の獲得状況である。
テンペランスだけすんごく短い。
正直テンペランス作るならエボ引いたほうが有用だと思うよ。
→エスタリオラが上方修正された今なら作る価値は出てきたよ。テンペランス自体は相変わらず使わないけど。