おんJシャドバ部 - 《正義》・イランツァ

羽ばたくは法

明日に見る凪



我が剣は

傾きを

許さず！

《正義》・イランツァ
コスト:10フォロワー
クラスドラゴン
レアリティレジェンド
タイプ-
パック運命の神々
CV大原さやか
イラストレーター風篠
進化前
攻撃力11体力8
守護
場に出たとき、「カードを3枚引く」「進化する」の中から、ランダムに1つの能力が働く。
場を離れるとき、自分のリーダーを8回復。(変身した場合を除く)
進化後
攻撃力8体力11
疾走
守護を無視して攻撃できる。
相手の能力で選択できない。

フレーバーテキスト

概要


《正義》が示すは《平等》と《不正》――
――オレの説明を邪魔したヤツさ！
正しく在れよ、切り裂かれたくなかったら！

第17弾カードパック「運命の神々」にて登場したレジェンドのドラゴン・フォロワー。アルカナゴッドの一人。

場に出たときカードを3枚引くか自動進化が働く。

まず、進化前。
「10/11/8、守護、場を離れるときに自分のリーダーを8回復」というかなり防御寄りな性能をしている。
守護として体力が多く、破壊・消滅されても体力が大きく回復するので相手のリーサルを遅らせることができるだろう。

次に進化後。
「10/8/11、疾走、守護を無視して攻撃、相手の能力で選択できない」と攻撃的かつ場残りもそれなりにいい性能をしている。
邪竜・リントヴルムを彷彿とさせる2つの能力に加え、相手の能力で選択できない能力を持っている。ランダムや全体破壊を除けば破壊するのも容易でないだろう。

ファンファーレに依存しないためジャバウォックやジャイアントマッチとの相性が良いが、自由に進化前の状態で置けないというデメリットにもなっている。

また、アプリに登場するカードでは初の進化後に下がるスタッツを持つフォロワー*1である

実装後

微妙。
同じ高コスト疾走の天災のジェネシスドラゴンと比べるとあちらの方が確定疾走でアクセラ付と使い勝手が良く打点も1しか変わらない。
何より10コストも使って盤面にも顔にも触れられない可能性があるのとコストの関係上他のカードと組み合わせが出来ないのが辛い所さん。
せめて能力発動がランダムで無ければそこそこ活躍出来たかもしれないのだが…。
現状はジャイアントマッチを軸にするデッキ以外の採用は厳しいと言わざるを得ない。
正直・イランツァ

SOR期にて禁忌とほーちゃん！！？？の実装により、ようやくデッキに採用され始めている。
流石に5コストのイランツァはパワカの一言。環境に多い守護をぶち抜けたり庭園の効果で2連打出来たりと中々良い仕事をする。でも肝心な時に走らない
とは言えドラゴンさんには彼女以外まともな疾走札が無いので今後の追加カード次第では抜けるかもしれない。
どうなるイランツァ、がんばれイランツァ。

ETA期にて筋肉モリモリマッチョマンの変態が登場。
イランツァどころか歴代ドラゴンフォロワーの中でも随一のフィニッシュ力を誇り立場がかなり危うくなった。
しかし相手の場にフォロワーが居なければ攻撃できないのでそこは差別化できている。だから走って
禁忌ランプなら一緒に採用される事もありまだまだ安心、と言った所か。しかし、禁忌をドラゴニックコールで確定させる構築ではガルグイユなどに枠を譲ることになるだろう。
アディショナルで追加されたティアマト・マグナは好相性。庭園がかかっている必要はあるが、洗濯不可+攻撃不可の守護無視は強力無比。虚無の堕天使・ルシフェルに比べてケツデカなのでとても場残りが良い。

モチーフになったアルカナについて


「正義/Justice」は、タロットカードの大アルカナと呼ばれる８番目、または１１番目のカード。描かれているのは玉座に座り剣と天秤を持った王。裁判の女神という説もある。
現在でも番号については諸説あり、８番目とするものと１１番目とする物があり、ウェイト版では11、マルセイユ版では8となっている。(本記事に掲載されているのはウェイト版の方)
寓意画の解釈としては上述の通り剣は力の象徴とし、天秤は公平な審判の象徴となっている。どちらも裁判所や法学部などのシンボルに使われる正義の女神像の持ち物として知られる。
一見力（武力）と公平な審判は相容れないように思えるがこれは「力なき正義は無力、正義なき力は暴力」とし、「力と正義を両立」という理念に基づいている。

タロットとしての意味は、
正位置の意味
公正・公平、善行、均衡、誠意、善意、両立、慈善。
逆位置の意味
不正、不公平、偏向、不均衡、一方通行、被告の立場に置かれる。

ジョジョの方


グラブルの方

余談

進化後のフレーバーテキストは一見≪不正≫とは思えない高潔なものだが、よく見ると文章全体が右によっている。
進化前は≪平等≫に左右両方に声を向けていたのに対し、不正の立ち場を取った後は一方のみに肩入れしているということだろう。
イラストでも進化後では背景の天秤がいびつに傾いている。天秤に刺さっていた剣が１本減ってイランツァの口元にあるため、この剣を引き抜いたことで天秤の均衡が崩れたのだろう。
友よ、その叫びを聞きましょう。
　　　　　　　　　　　私は《正義》、司るは《平等》。
狭き檻から青雲へ解き放つ一枚。
　　　　　　　　　　　隔てなく飛び立てる法をここに。
　　　　　　　　　　　友よ、その囁きを聞き届けます。
　　　　　　　　　　　我は《正義》、司るは《不正》。
　　　　　　　　　　　潔白の法にして、弾劾執行の剣。
　　　　　　　　　　　悪しき者らは須らく根絶すべし。

フレーバーテキストにおいても「叫び」という誰にでも聞こえる言葉では平等な存在となるが、「囁き」という彼女にしか聞こえない言葉で取引を持ち掛けることで偏った正義で力をふるう存在となっている。


司る性質とカードの関係性

余談2

「Cygames MONSTER CREATIONS」にてデザインについての情報が公開された。現在サイトは閉鎖されているのでイランツァには会えない。
身長：正義の大きさと同じ
体重：罪の重さと同じ
生息地：アルカナの世界

デザインについて
�＼�別指定の竜・タロットの正義という内容から、気位の高そうな♀ドラゴンにしたいと思い制作した。
�▲皀繊璽佞任△襯織蹈奪肇�ード「正義」の要素(「罪を裁く剣」「罪を量る天秤」など)が散りばめられている。
��進化後イラストは、モチーフであるタロットカード「正義」の逆位置を示すように、イラスト全体をアシンメトリーなイメージにしている。