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&align(center){&size(36){&color(black){''と為す。''}}}
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|w(25%)|w(25%)|w(25%)|w(25%)|c
|>|>|>|center:転輪の魔神|
|>|!center:コスト:5|>|center:フォロワー|
|>|!center:クラス|>|center:ヴァンパイア|
|>|!center:レアリティ|>|center:レジェンド|
|>|!center:タイプ|>|center:-|
|>|!center:パック|>|center:[[ミスタルシアの英雄>ミスタルシアの英雄のカード一覧]]|
|>|!center:CV|>|center:-|
|>|!center:イラストレーター|>|center:[[シュイトン>イラストレーター一覧#xui_ton]]|
|>|>|>|!center:進化前|
|center:攻撃力|center:5|center:体力|center:5|
|>|>|>|''[[直接召喚]]'' 自分のターン開始時、「このバトル中、自分のフォロワーが進化した回数」が5回以上なら、攻撃力5以下の''転輪の魔神''を1枚、自分のデッキから場に出す。~~----------~~''[[突進]]''~~''[[ファンファーレ]]'' 自分のリーダーを3回復。~~''[[ラストワード]]'' ''転輪の魔神''1枚をデッキに加える。そのコストを1にする。それを+5/+5する。|
|>|>|>|!center:進化後|
|center:攻撃力|center:7|center:体力|center:7|
|>|>|>|進化前と同じ能力。([[ファンファーレ]]能力を除く)|
|}
[+]フレーバーテキスト
【進化前】
其の魔神は、輪を以て貴しと為す。
悪魔。魔物。魔人──人に討たれし魔の化身。集合体。
悪魔。魔物。魔人――人に討たれし魔の化身。集合体。
異なる思想、異なる意志が、輪の中で集い協調する。
全ては屈辱を晴らすため。蹂躙を以て雪辱を果たすため。

【進化後】
其の魔神は、輪して同ぜず。
憎悪。憤怒。怨嗟&size(5){&color(transparent){.}}──&size(5){&color(transparent){.}}蹂躙の理由は銘々により異なる。
憎悪。憤怒。怨嗟――蹂躙の理由は銘々により異なる。
されど、人への報復という輪から逸脱することはない。
やがて遍く人は知るだろう。この世に安住の地は無いと。
[END]
*概要
第29弾カードパック「[[ミスタルシアの英雄>ミスタルシアの英雄のカード一覧]]」の[[アディショナルカード>アディショナルカードの一覧]]にて登場したレジェンドのヴァンパイア・フォロワー。

進化ヴァンパイアの新たな[[直接召喚]]枠で、進化5回という比較的緩い条件で5/5突進が無償降臨する。
そして処理されると1/10/10突進という驚異的なマナレシオになった自分をデッキに埋めるが、さすがに強化して埋めたほうの直接召喚は行われない。
また、強化版でもラストワードで1/10/10の自身を埋めるので、何度でもデッキに戻ってくれる。そのためアルバハなどのデッキデスに若干の耐性ができる。
またまた、通常時は素引きの保険程度に、ラストワードで埋められたあとはそのまま頼りにする形で、ファンファーレの3点回復がある。

ではそんな転輪くんは実際の環境でどうだったのか?順に見ていこう。

*活躍
**[[HOR期>ミスタルシアの英雄のカード一覧]]
……ぶっちゃけ弱い。
比較的早期に直接召喚されて相手に圧をかけられれば強いが、素引きの弱さが尋常ではなく、ヴァンパイアには手札のカードをデッキに戻せるようなケア要員カードがない。
登場時ローテ環境の進化ヴァンパイアにはドローソースが多く、この素引きの問題がより発生しやすい。
とはいえ手札を集めやすいのは、ラストワード後の1/10/10魔神を引き込みやすい利点にもなりうるので一端置いておこう。

それでも手間をかけたところで直接打点には繋がらないのが心もとない。強化後魔神をうまく引き込めたとしても、特に耐性効果のない10/10くらいは現代シャドバではそこまで処理に困るということはない。
能力の即効性のなさのため、スタッツの暴力だけで押し勝てる狭いシチュエーションでしか活躍できない、なんとも扱いにくいカードだった。

**[[ORS期>オーダーシフトのカード一覧]]
前弾では酷評の嵐だったが、進化軸の新顔として[[リアン&アルフィ>宵闇の狩人・リアン&アルフィ]]が加わったことで風向きが変わる。
リアン&アルフィは今弾特有の[[融合変身]]を持つカードの1枚であり、変身後は「1/5/5守護+[[ノーブラ>黒白の乱舞・ノール&ブラン]]耐性+交戦時3ダメ」というカチカチ守護になる。その強力な対盤面性能は、進化ヴァンプに「盤面での圧殺」という新たな方向性をもたらした。

これによってとりあえずタダでデカスタッツを出せる転輪くんの評価も急上昇。リアン&アルフィと共にデカスタッツを押し付けるのも強い上、ミラーで相手のリアン&アルフィをその強靭なフィジカルで殴り倒すという非常に重要な役割を担うことになった。
これによってとりあえずタダでデカスタッツを出せる転輪くんの評価も急上昇。単品ならただの5/5でも、カチカチ守護の裏に隠れているとなれば話は別である。
更に、愚かにも手札に来てしまった5コス転輪くんは「最もリアン&アルフィに融合して損にならないカード」であり、これによって素引きが弱いという点もある程度は解決した。
ORS期には当の進化デッキからもそっぽを向かれた転輪くんだったが、ついにスタメン入りを果たしたのである。

**[[HOS期>ヒーローズ・オブ・シャドウバースのカード一覧]]
シャドバ最後のパックとなった「ヒーローズ・オブ・シャドウバース」にて、
''&size(24){奴は弾けた。}''
進化後フォロワーに疾走を付与できる[[真紅の挑戦者・モノ]]の登場によって、そのデカスタッツは&ruby(ハシ){疾走}る凶器と化した。
直接召喚だと0コス7点疾走、デッキに加えた方なら1コス12点疾走。
これが6ターン目から走り出してくるのだから他デッキはひとたまりもなく、進化ヴァンプのリーサルウェポンとして目下環境を蹂躙中である。

それにしても、追加当初はハズレジェだのネタレジェだの散々な言われようだった彼がここまで活躍するとは、誰が予想できただろうか?

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