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*概要
「才気学園編」にて登場したキャラクター。CVは大空直美。

姉である[[ベルディリア>ベルディリア(ストーリー)]]を探して学園へ転入してきた生徒。
[[田舎から出てきたばかりのおのぼりさん>フロートボードマーセナリー]]らしさを見せつつ、境遇の似た[[アリシア>アリシア(ストーリー)]]と友人に。
しかし、肝心のベルディリアはカステルが学園を訪れたことをあまり歓迎していないようだが……。

*劇中での活躍
才気学園編-ベルディリア-第1章にて初登場。巫女/第3章にも登場する。

[+]ネタバレ(最終章前)
拒絶するようなベルディリアの態度に戸惑いながらも、ご飯を食べる約束を結ぶなど姉妹として距離を詰めようとする姿が描写される。
担任教師はベルディリアが蛇蝎のごとく嫌う[[ヴァイス>ヴァイス(ストーリー)]]であり、ヴァイス曰く「妹さん素質あるよ(要約)」とのこと。

またシスコン具合が重症であることが徐々に明らかになっていき、最終的には''「お姉ちゃんの知らない部分があるなんて嫌だよ……」''と一人呟くほどのヤンデレであることが発覚した。


その姉への思いのルーツになったのは、エルフが崇める神、''森の民を見守るという『神樹』''の巫女の家系に生まれた幼少期にある。
森の民からは''どんくさいいじめられっ子''、両親からは''森の為に人生を捧げるべき巫女''としか見られていなかったカステルだが、唯一ベルディリアだけが''一人の大事な妹''としてカステルを扱ってくれたのだ。
''「オマエのために」''という姉の言葉がカステルは大好きだった。
そうした生活の中でカステルは、ベルディリアに対する強い信頼を育み、やがてそれは心酔と言っていいほどのものになっていく。

しかしある日、そんな日々は終わる。
その日、不穏な気配を感じたベルディリアとカステルが森をパトロールしていた。
奥地で狂った獣に襲われたベルディリアだがこれを神樹の力を借りて撃退し、そこまでは良かった。しかしその後、二人の前で『神樹』が暴走してしまう。
ベルディリアの尽力あって神樹に捕らえられたカステルは何とか助かったものの、信仰の対象である神樹が暴走したという事件は巫女候補である姉妹の立場を悪くした。
以降、ベルディリアは巫女の責務を果たすべくカステルと過ごす時間を少なくしていく。

そうしてカステルにとって灰色の日々が始まり、長い時間が経った。
姉に褒められた薬草の知識や、巫女の技を磨いたカステル。その耳に衝撃のニュースが届く。
ベルディリアが乱心し、神樹の力を盗み出して森から逃げようとしているというのだ。

カステルは何とか姉に追いつくも、ベルディリアは''「オマエのためだ」''と言って、引き留めるカステルを置いて森を出た。

心酔していた姉から置き去りにされたカステル。だが、その行為も''自分のため''なのだと姉は言う。
それはつまり、自分がただ守られるだけの存在だったから、弱かったからこの結果になったのだとカステルは考えた。
自分に力さえあれば……。

そんな過去を、カステルは語った。
''[[「君の才能を引き出そう」>選別の教員・ヴァイス]]''とそそのかす、ヴァイスに向けて。

[END]
[+]ネタバレ(最終章後)
''&size(36){&color(#009e25,#cfafe2){やっと──やっと、やっとやっと!~~私を見てくれたね……お姉ちゃんっっっ!!!}}''


&size(24){''才気学園編のラスボス''}

……と言っても、学園で起きた事件や陰謀は[[あいつ>コルネリウス(ストーリー)]]や[[こいつ>リリウム(ストーリー)]]や[[そいつ>ヴァイス(ストーリー)]]が原因。

カステルがしたことは、ヴァイスの助けを借りて[[ネルヴァ]]の力をその身に降ろしたこと。
かつて神樹が暴走したのは、巫女の才覚において遥かにベルディリアを上回るカステルを神樹が見初めてのことだった。
カステルの巫女の才は、異界の神であるネルヴァの力を降ろすことすら可能としたのだ。

また、姉を悪く言ったという理由で''故郷の森を両親ごと全滅させて''%%[[場を離れた自分のエルフ・フォロワー>セッカポイント]]を稼いで%%いたことが判明。
皮肉にもベルディリアがかつて褒めた薬草(毒草)の知識で、ベルディリアの故郷を滅ぼしたのだ。


ベルディリアはカステルの凶行を、ヴァイスにそそのかれてのものだと考えたが……''そんなことはなかった。''
カステルは、自分の意志でネルヴァの力を受け入れていた。
それもこれも全ては''神''のため。神樹でもネルヴァでもない。
どんな時でもカステルを''見守って''いた存在、''ベルディリア''という神のためだった。

カステルは手にした管理者の力を使い、ベルディリアに自分はこんなに強くなったよと力を見せつける。
だが喜びのまま力を振るうカステルに対し、ベルディリアは妹がこうも狂うまで気付かなかった自分の不甲斐なさに嘆くばかりだった。
管理者の力で姉を圧倒するカステルだったが、どんな時でも完璧な存在だったはずの姉が悔恨を滲ませる姿に戸惑いを見せる。
そして気付けなくてすまない、と謝罪するベルディリアに''「私の知ってるお姉ちゃんはそんなこと言わない!」''とお手本のようなヤンデレっぷりを見せつけて激高。
更にベルディリアの援軍として駆け付けた[[ライル>ライル(ストーリー)]]、[[アマリリス>アマリリス(ストーリー)]]に''「お姉ちゃんを変にしたのはこの学園なんだね」''とヤンデレムーブを重ねた。


3人がかりでも動きを止めるのがやっとな程カステルの力は圧倒的なものだったが、ベルディリアは生徒二人に励まされることで''神でも何でもない、一人の姉としての''行動を取るという考えに行き着いた。
今まで頼っていた神樹の力を捨てるという選択、そうして空になった器で今度はカステルに宿るネルヴァの力を''半分だけ''奪い、カステルの残り半分と相殺するという賭け。
ベルディリアの作戦は成功し、姉妹二人は神の力を失った。

神の力から解放され、ただの姉妹になった二人は今度こそ''ご飯を食べにいく''というありふれた約束を果たすことができるようになったのだった。


騒動後はベルディリアの教室の生徒になり、ライルとアマリリスのクラスメイトに。
森を滅ぼした罪は森が法の及ばない地域であったから裁けなかったようだ。ネルヴァを降ろしたことに関してもそもそも別の大事件のただ中であり、更に神降ろしの直後に鎮圧されたことから罪には問われなかったのだろう。
そして、だからこそ犯した間違いは自分で正す他なく、そのためにベルディリアの下で学ぶという、その後が語られた。


[END]
追記お願いします。
//*ストーリー中の1枚絵
*[[遥かなる学園>遥かなる学園のカード一覧]]
-[[新緑の新入生・カステル]]
*関連キャラクター
-[[ベルディリア>ベルディリア(ストーリー)]]……姉

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