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&align(center){&ref(https://image02.seesaawiki.jp/o/o/onj-shadowverse-game-info/eabdc2ff324000bd.jpg)}
&align(center){&size(40){&color(red){''Welcome to this crazy time''}}}
*概要
アンリミテッドとは、Shadowverseにおけるフォーマットの一つ。リリース当初から刷られたほぼ全カード([[リサージェントカード]]や禁止カードを除く)を使用できるフォーマットであり、デッキパワーはローテとは比べ物にならないほど高い。デッキ毎の相性差が非常に大きいため環境を読む能力、そして構築力が試される。

環境としては新旧のパワーカードがシナジーを組んで襲い掛かるのでかなりの世紀末状態。[[骸の王]]や[[化かし女将・ホズミ]]のようなコストガン無視カードは当たり前。[[次元の超越]]などの対話拒否カードも健在、さらには[[デモンズグリード・パラセリゼ]]などの新顔も続々と登場してカオスな環境を構築している。勝利するには%%先攻を取る%%相手よりもブン回るしかない。パメラニキ達の居場所でもある。

また、ローテのMPランキングは最低でもグラマス到達までは稼がねば1万位にはなれないのに対しアンリミでは4,000程度で食い込める((初月のみ。環境2か月目以降は順位如何に関わらずMP10,001以上が要求される))ことからローテと比べかなり人口に差がある様子。部員の間でも「超越とゴキブリはマジ勘弁」という風潮がありアンリミプレイヤーは決して多くないのが現状である。しかし定期的にフォーマット:アンリミテッドでグランプリが行われ、[[ファースト・ワン]]、[[音速の機構・ララミア]]など人気カードのスリーブが景品になる事が%%妙に%%多く、そのたびに怨嗟の声を漏らす部員が見られる。

あまりの超高速環境やカードパワーの高さに''世紀末''や''ゴミ箱''などと呼ばれることもあるが、ある程度環境は固まっており、それに対するメタカードも豊富に存在するため案外奥深い。また、ブロンズ・シルバーもパワーカードで溢れているためデッキ予算は意外にも安く、ローテの半分以下のエーテルでデッキを組める事も特徴。パワーカードのぶつけ合いの隙間にメタカードやネタデッキが蔓延る混沌とした環境はローテに無い独特の味を醸し出しており、意外と面白いので食わず嫌いしている部員も是非一度やってみて欲しい。やれ(豹変)。

[+]イカれたデッキを紹介するぜ!
**エルフ
''&size(20){&color(lightpink){ 森よ、精霊よ。私に答えて!}}''
''&size(20){&color(darkslategray){キチチチチwwぷ〜んwww }}''
''&size(20){&color(limegreen){不毛?痩せ地?フロンティアさ!!}}''
''&size(20){&color(brown){美味なる驚倒......ではお愛想で}}''

かつてはエルフお馴染みのゴキブリこと[[リノセウス]]と[[ロキサス>開拓のロデオガイ・ロキサス]]を組み合わせて20点を叩き出すOTKデッキが人気だった。時を経て[[新種>豪風のリノセウス]]も現れ、[[女王>森の女王・リザ]]の呼び声に応じて駆け付けたゴキブリが元気に相手の顔面へと襲いかかり、多くの部員にトラウマを残した。

後に[[EOP>天象の楽土のカード一覧]]で実装された[[化かし女将・ホズミ]]がリノセウスを超える高速OTKデッキとして君臨。[[セラフィックレオ・ガルエル]]の追加により、無法地帯アンリミでも恐れられる&size(18){''まさかの4ターンOTK''}で環境の中心に返り咲いた。さらに[[CDB>天示す竜剣のカード一覧]]で[[フレイア]]が登場、安定性が増したことでアンリミ崩壊が危惧されたりもしたが、2/20のメンテでガルエルの踏み倒し対象が5コス以上になり大幅な弱体化を受け、数を減らすこととなった。しかし、[[HOR>ミスタルシアの英雄のカード一覧]]で[[オベロン]]が登場。[[新たなウィプスの供給先>森への郷愁]]も追加されたことで再び4ターンOTKが可能となり、環境の一角を担っている。

また、少数ではあるが疾走を捨てて盤面で相手を押しつぶす[[パメラ>森の巫女・パメラ]]型ホズミも存在。パメラ要る?と思うかもしれないが極光やダメージカットで止まらないという利点がありメタのメタとして機能している。


**ロイヤル
''&color(gold){&size(20){この覚悟は鎧に勝る(鎧を着ないとは言ってない)}}''
''&color(hotpink){&size(20){見惚れる間に、その首落ちる。}}''
''&color(#cfafe2){&size(20){授業をしようじゃないか}}''
''&color(#ffe663){&size(20){全隊傾聴​──踏み潰せッ!!!}}''
''&color(#8b0000){&size(20){波涛!海原!帆を上げ挑め!!}}''
''&size(20){&color(#a3e0fd,#000000){逢魔が時だ、ボクらの時間だ}}''

全体的に良くも悪くも素直な性能のカードが多いため、伝統的にアンリミでは不遇とされていたクラス。

[[ペインレスサムライ]]や[[リジェネレーター・ラインハルト]]を[[あら>魔導装甲車]][[ゆる>キャプテン・リーシャ]][[手段>星の鎧]]で強化するデッキや、[[抜刀術]]によりコストを踏み倒した[[ディオネ>舞い踊る刃・ディオネ]]や[[アックステイカー]]、または[[神速のクイックブレーダー]]を[[老練なる教鞭]]などでバフして速攻で殴り倒す疾走OTKが地雷デッキとして見られた。

その後は[[選別の教員・ヴァイス]]で相手のファンファーレを封殺しつつボードで圧殺する連携コントロール型が主流になるなど迷走を続けていたが、HORアディショナルで[[大海の征服者・ロジャー]]が追加されると一変。ローテで財宝が大暴れするのと並行してアンリミ財宝の研究が進み、[[バルバロス>出航の咎人・バルバロス]]を[[撤退>劇的な撤退]]させて[[旗>戦慄の海賊旗]]を連打する【財宝撤退ロイヤル】が生み出され、ランクマ環境に出没するようになる。再現性の高いOTKと豊富に搭載できるメタカードで環境でも十分に渡り合える力を遂に手に入れた。

一方で連携ロイヤルは土ウィッチという強力なライバルの存在もあり環境から姿を消していたが、RSLアでまさかの[[撲滅の兵団長]]と[[シュヴァリエ・マグナ]]がバフされる。これによりボード制圧能力が格段に上がったことでヴァイスを通しやすくなり、土とは違った強みを出せるようになったため注目が集まった。
//注目する点は[[セラ>曙の乙女・セラ]]多面選択不可守護が尖ったアンリミデッキ相手に刺さりがよく、[[リララ>ルミナスヒーラー・リララ]]や[[オーレリア>グロリアスセイバー・オーレリア]]で粘ってからの[[ビクブレ>ビクトリーブレイダー]]や[[ガルドル>英傑の学園長・ガルドル]]で相手の手札が枯れるまで持ち物検査を仕掛けることが可能。他には[[ヴァイス先生>選別の教員・ヴァイス]]を[[アサシン]]で潜伏させて相手を封殺する地雷構築も存在する。
//メタに特化した構築で苦手得意がはっきりしており環境によって立場が大きく変わるデッキでもあるので今後に期待。


**ウィッチ
''&color(tan){&size(20){炎?雷?センスねぇーw}}''
''&color(darkslateblue){&size(20){三方展開、準備ヨシ!}}''
''&color(skyblue){&size(20){水晶は、奥深なのです}}''
''&color(navy){&size(20){水晶玉を剣に変え…}}''
''&color(deepskyblue){&size(30){さぁ飛ぶわよ!}}''
''&color(crimson){&size(20){白光の開門!食い荒らせ!}}''
''&color(#ef007c){&size(20){星の巡りに隙は無い。}}''
''&color(#ff0000){&size(20){日進月歩、愚鈍が過ぎるな}}''
''&color(#ffaa00){&size(20){この舞、拝んで号泣しちゃいなさい!}}''

最初期よりウィッチの代名詞であった[[次元の超越]]が[[疾走>真実の狂信者]][[三>刃の魔術師]][[兄弟>双刃の魔剣士]]、[[新クラーク>未知の求道者・クラーク]]、[[混沌おじさん>カオスウィザード]]、[[マイザー>アクセルヒーロー・マイザー]]、[[イザベル>究明の魔術師・イザベル]]など様々な過程を得て進化。現在では[[天使の恩寵]]、[[チャクラムウィザード]]によりアグロ耐性すら獲得し、コントロールデッキ殺しとしてメタゲームに常に存在している。

また、新キーワード・[[スタック]]により盤面の狭さを克服した土ウィッチも存在。[[スペちゃん>スペリオルコントラクター]]や[[アシッドゴーレム]]といった手札から打点を出す能力に優れていることが評価され、RGW環境で大増殖したハンドレスのメタデッキとして存在感を示し、[[CDB>天示す竜剣のカード一覧]]では[[アストロジカルソーサラー]]の実装により対応可能デッキの幅が広がり環境トップの一角に降臨した。しかし、消費スタックさえ稼げばなんでもありな状況もあって1/26に[[オリハルコンゴーレム]]のアクセラレートが1から2にナーフ。&color(#ff0000){さらに2/20に星見の望遠鏡が禁止カードに指定された。}バグで使用不可とされたカードは存在するがバグ関係なしの無期懲役となる禁止指定は今回が初。ナーフ、制限をすっとばして禁止カード制定はアンリミの長い歴史に大きな傷跡を残した。

ナーフの影響をうけて下火になった秘術軸だが、HORとORSの2弾に渡り強力な新カードを多数獲得。特に1ターンごとに1度消費したスタック分PP回復をするようになる[[永生の大魔女]]により出力が大幅に上昇。巨大な守護を含む盤面展開、疾走札連打や特大バーンダメージ、パメラ、潤沢な回復とドローをするパメラ、パメラ、ダメージカットに攻撃力デバフ、パメラとあらゆる要素を搭載した秘術ウィッチは見事teir1へと返り咲いた。あまりにもできることが多いデッキタイプのため構築は使用者ごとに異なっており、今後も注目されるであろうデッキタイプの一つとなっている。


**ドラゴン
''&color(gold){&size(20){讃える権利をあげましょう}}''
''&color(darkblue){&size(20){世界は慟哭の海へと沈む}}''
''&color(mediumseagreen){&size(20){この世界から跡形もなく消し去らん!}}''
''&color(#ff0000){&size(20){汝は灼熱!天を焼く業火!}}''
&color(#ffaa00){&size(20){''轟け金色!我が名を刻め!''}}
&color(#999999,#ffffff){&size(20){コーヤニソウゾウノハサミヲイレル!}}

かつてネタカードとして親しまれていた[[鳳凰の庭園]]によるコスト軽減から凄まじい火力を叩き付ける戦法が主流。[[深海の接近]]と[[深海の覇王・ダゴン]]による弐撃必殺するもヨシ! [[ゾーイ>大いなる調停者・ゾーイ]]を[[複製>星灯りの女神]]して永久無敵モードヨシ!とド派手すぎるバトルを展開。RGW期では[[終焉の地]]などのPP回復が追加されたことでソリティアに磨きがかかっており、庭園を置けさえすれば好き勝手に暴れ回れるとド派手性能に磨きがかかっている。

一方、ディスカ軸はローテ落ちと共に[[波濤のプレシオサウルス]]が脱獄するもパッとしない戦績で細々と生き延びていたが、[[CDB>天示す竜剣のカード一覧]]にて[[金色の威信・リュミオール]]と[[銀色の清純・アルジャンテ]]が追加。ディスカ用PPブーストと大火力バーンで令和版パチドラとして環境入り。[[新たなる運命]]によるOTKを主軸に、豊富な手札交換により「刺さらないなら捨てればいい」の精神で積めるプールの広さが強みとなっている。

アンリミ追加カード無しのRSLアが来ると環境の流動という名目で[[フルメタルドラグーン・バイロン]]、[[烈覇のアルチザン・レジー]]、[[ナックルドラゴン・ドラグニル]]、[[レーヴァテインドラゴン]]の4枚がバフされ武装ドラゴンが突如として環境に姿を現す。アグロ性能の高さはもちろんのこと、アンリミで通用する性能にバフされた[[ディフェンスモード>>レーヴァテインドラゴン]]の耐久もありアンリミドラゴン長年の天敵だったヴァンプとも殴り合いができるようになった。


**ネクロ
''&color(indigo){&size(20){開け、死の門よ。}}''
''&color(#0075c8){&size(20){アナタの頑張り、届いちゃった!}}''
''&color(orange){&size(20){もぎたて魂とってもフレッシュ!}}''
&color(purple){&size(20){''口無き死が呼んでおる……!''}}
''&size(20){&color(#ff0000,#393939){魂の沙汰、これより下す。}}''
''&color(#9b72b0){&size(20){死よ、我が名を以て朽ち果てよ!}}''

[[幽魂の棺]]に封じられた[[神>ゼウス]]や[[スター>デッドメタルスター]]が[[骸の王]]と共に一挙に雪崩れ込むボード特化の骸ネクロがFOHより登場。OOS期では[[スピリットイーター]]を獲得した事で大きな強化を受けており、盤面デッキの名を欲しいがままにしている。[[CDB>天示す竜剣のカード一覧]]では、[[ワールドブレイク]]を撃たれても[[ネクロインパルス]]で顔を詰められる[[マスカレードゴースト]]入りが登場、さらに[[EAA>八獄魔境アズヴォルトのカード一覧]]では[[深淵の大佐]]が追加され、ワールドブレイクを撃ったところで押し切られる事態すら発生するようになった。そんな暴れっぷりもあり、骸の王は1/26にてコスト軽減値が-8になるナーフを受ける。実装からナーフにかかった期間は2414日、約6年7か月というシャドバ史上最長記録の所持者となる。追い討ちで深淵の大佐の攻撃力が2下げられるナーフも受けるが、ハマれば3ターン目から大型を連打できるのは依然として脅威であり、アンリミの顔の一つとして幅を利かせている。

葬送軸も[[魂の岐路・ラカンドウラ]]などの追加により徐々に強化を受け、[[征伐の死帝]]や[[アンデッドパレード]]で大量のリッチを呼び出し、処理に回らせた相手を[[デスタイラント]]で轢くというプランで環境入り。AOAでは葬送パーツが増え、[[ケリドウェン>双魂の久遠・ケリドウェン]]の結晶効果で[[不浄の古霊]]を蘇生してバーンで相手を削っていく型も登場。様々な対面に対応できる万能デッキに仕上がり暴れまわったことで[[御宿の幽霊犬]]がコスト2にナーフを受ける。フォロワーの1コス葬送札が減ったことで事故率が上がってしまった…と思いきやORSで[[悪辣の残滓]]が追加。グレモリー中ならデスタイラント+[[デスサイズハウンド]]+ゴースト進化で20点出せるなど、再び環境上位に君臨した。亜種として[[ソウルテイカー・ララ]]による踏み倒しコンボを軸とした地雷構築も存在。RGWは[[デッドソウルテイカー]]を蘇生しラスワ蘇生付き大型守護で相手を踏みつぶす型だったが、AOAからは[[魔海の女王]]から[[アルティメットバハムート]]or[[カオティックエンジェル]]と[[屍術王・コルネリウス]]を踏み倒す超コスト詐欺OTKデッキへと変化している。

いずれのデッキも[[ネクロインパルス]]や[[デスタイラント]]による飛び道具を搭載しているケースが大半のため、単なるボード戦以上に警戒しなければならず、対策をより難しくさせている。


**ヴァンパイア
''&color(orange){&size(20){煉獄の魔剣…此処に…}}''
''&color(red){&size(20){嘘以外口にしないとも}}''
''&color(darkslateblue){&size(20){夜も闇も、全部従いなさい!}}''
''&color(#782069){&size(20){悪魔甲也、人乙也}}''
''&color(#ef007c){&size(20){パシらせていただきやすぅ!}}''

EOPにて登場した[[デモンズグリード・パラセリゼ]]率いるハンドレスヴァンプが大流行。[[不穏なる闇の街]]や[[眷属への贈り物]]といった0コススペルによるパラセリゼの早期着地と、[[アグヴ>鋭利な一裂き]]の[[バーン>紅のワルツ]]が合わさってアンリミもびっくりの速攻性を獲得。性質上、[[虹の輝き]]を搭載する超越に弱いという欠点はあるもののそれ以外をブチのめし環境を圧巻した。[[絢爛のセクシーヴァンパイア]]が脱獄してからは復讐に寄せて[[韋駄天のパシリ・マロン]]などをぶん投げる型が主流になりつつある。運が良ければ1ターン目から3点疾走がすっ飛んでくる%%クソ%%トンデモデッキとして名を馳せている。

一方の狂乱軸は大増殖したハンドレスに不利がついていたためすっかり下火に。[[かつての繁栄は>闘志の人狼]][[何処へやら>デモンディーヴァ]]、[[アンリミのアグロと言えば>夜天の吸血鬼]][[狂乱といった認識>姦淫の絶傑・ヴァーナレク]]もすっかり時代遅れになってしまった。しかしCDBで[[ドアマンバット]]がナーフを受けてハンドレスが減少。初期からゥマを支え続けた[[ゥマンピィちゃん2度目のリメイク>紅き血の女王・ヴァンピィ]]と、スキン化祝いと言わんばかりのナーフ解除を貰った[[夜天の吸血鬼]]を軸に、[[新たな狂乱>悪魔の笛吹き]][[スターターセット>バイオレントスクリーム]]を獲得して復権、再び環境デッキに躍り出る。その後は[[不穏なる闇の街]]が[[禁止カード]]に指定されるも[[新ナレク>愛絶の姦淫・ヴァーナレク]]の上方修正などもあり地位をキープ。更に[[ORS>オーダーシフトのカード一覧]]で[[眷属の飼育]]と[[シルバースナイプ]]を獲得しTier1に再臨。ハンドレスから環境トップの座を奪い返した。
一方の狂乱軸は大増殖したハンドレスに不利がついていたためすっかり下火に。[[かつての繁栄は>闘志の人狼]][[何処へやら>デモンディーヴァ]]、[[アンリミのアグロと言えば>夜天の吸血鬼]][[狂乱といった認識>姦淫の絶傑・ヴァーナレク]]もすっかり時代遅れになってしまった。しかしCDBで[[ドアマンバット]]がナーフを受けてハンドレスが減少。初期からゥマを支え続けた[[ゥマンピィちゃん2度目のリメイク>紅き血の女王・ヴァンピィ]]と、スキン化祝いと言わんばかりのナーフ解除を貰った[[夜天の吸血鬼]]を軸に、[[新たな狂乱>悪魔の笛吹き]][[スターターセット>バイオレントスクリーム]]を獲得して復権、Tier1へと躍り出る。その後は[[不穏なる闇の街]]が[[禁止カード]]に指定されるも[[新ナレク>愛絶の姦淫・ヴァーナレク]]の上方修正などもあり地位をキープ。更に[[ORS>オーダーシフトのカード一覧]]で[[眷属の飼育]]と[[シルバースナイプ]]を獲得しTier1に再臨。ハンドレスから環境トップの座を奪い返した。


**ビショップ
''&size(20){&color(royalblue){願いは燭台!祈りは灯火!}}''
''&color(#808080){&size(20){安息に包まれよ!}}''
''&size(20){&color(#f3f3fe,#ff6c00){聖神弓!}}''
''&size(20){&color(purple){ステネボイアに断罪を!}}''
''&size(20){&color(gold){休まる時はない}}''
''&size(20){&color(red){雑草魂で頑張ります!}}''
''&color(#3a32c3){&size(20){これが本当の私!}}''

VECにて実装された[[ムニャール登場]]を筆頭に速度が大幅に上昇した教会ビショップや、[[新サリッサ>闇穿つ煌き・サリッサ]]と次々と展開される守護で対アグロに強い守護ビショップなどが流行していたが、SORアの実装と時を同じくして状況が一変する。

''あの[[スカルフェイン]]''が&color(red){''能力修正によって大躍進を遂げたのである。''}

能力修正によってフェインは''手札に居るときにアミュレットをプレイする度にコストが下がる''ようになったため、初手で手札に抱えておけば[[大量>黄金の鐘]][[ドロー>天界への階段]]やら[[1コスで盤面を更地にする守護持ち>双砲の神罰・アンヴェルト]]やら[[1コスの魔王>邪教の神殿]]やらと滅茶苦茶な戦い方が可能に。さらにフェイン教団にボコボコにされながらも何とか退けてみせた相手を[[デカ乳スナイパー>パニッシュメントスナイパー]]が仕留める役割を担い、JCG16thでは16チーム中15チームがフェインビショを採用。文字通り環境をフェイン一色に染め上げた…が流石に暴れすぎたためナーフされた。残当。

その後は[[0コス回復>ルナールプリースト]]を手に入れた[[エイラ>清純なる祈り・エイラ]]や[[栄華の加護神・ヤテラントゥ]]が顔を出すものの環境変動とナーフにより失脚。[[ベレロフォン]]と豊富な回復札で受け続け、相手が止まったら[[聖神弓で射殺する>聖なる弓使い・クルト]]回復コントロール軸が主流となる。AOA期では[[新たな0コス回復>異端の指導者・ベルディリア]]と[[ベレロフォン確定サーチ>不退転の乙女・キーラ]]を手に入れてさらに強化。環境上位の一角として存在感を示している。

更にHOR環境では「ユカリセイバー」こと【コンシードビショップ】が大会優勝をかっさらうなどの実績を上げ、突如として環境に出現。アンリミビショの象徴的存在である[[安息の領域]]の他にも、[[聖なる守り手・ユカリ]]、[[ホリセ>ホーリーセイバー]]、[[悠久の絶望]]、[[オーキッドの試験場]]などの豊富な耐久カードでひたすら遅延し、[[アルバハ>アルティメットバハムート]]や[[ギルネ>干絶の飢餓・ギルネリーゼ]]で決めるというアンリミでは非常に珍しい徹底的な耐久デッキとして存在感を増している。

RSLでは長い長い懲役を終え[[監獄>>アズヴォルト]]から出所した[[黄金都市]]を軸とするカウントダウンデッキが注目された。回れば5ターン目開始時に破壊されたアミュレットの数が7に届くことで[[楽園の双翼・ガルラ]]から[[ウヌエル>>翼天の執行者・ウヌエル]]と[[烈風の大鎌]]を出し[[雷導の神鳥]]+[[ムニャカス>>ムニャール登場]]でOTKをしたり、安息と遂に脱獄した[[ヤテラントゥ>>栄華の加護神・ヤテラントゥ]]で相手を詰ませたりと破茶滅茶な動きが可能となった。


**ネメシス
''&size(20){&color(violet){覇瞳天星!}}''
''&size(20){&color(plum){水銀よ}}''
''&size(20){&color(#0075c8){逃がさないで}}''
''&size(20){&color(lightskyblue){フォーンwwwフォーンwww}}''
''&color(#782069){&size(20){決めたから!}}&size(20){&color(#ffa8ce){行きましょう!}}''
''&color(#ffaa00){&size(20){ワン!ワンワン!}}''
''&color(#0075c8,#ffffff){&size(20){役目の外に見つけた幸せ}}''

カードプール自体が少ない事と黎明期特有のヤベー奴が存在しなかった事で環境の底を這いずり回っていたが、STR産の[[機構の解放]]を皮切りに[[シオン>マーキュリーイージス・シオン]]のアッパー調整、WUPにて[[アーティファクトの同調]]の取得。そしてFOHで[[アーティファクトスキャン]]が加わり遂に覚醒。元々高かった処理能力と展開能力に磨きがかかり、3t目4t目に連続して出陣した王ゼウスを押し潰しながら中型スタッツを盤面限界まで並ばせつつ手札回収という凄まじいムーブが可能に。また、[[ミュニエ>浄化の輝き・ミュニエ]]を筆頭とするメタカードで相手の勝ち筋を潰す手段も多く、WUPからFOH環境にかけてTierGodと形容されるまでに躍進した。その後は手札要求の高さと作業量の多さにTier2に甘んじたものの、DOVにて[[終末の番人・スピネ]]、[[ジェネシスアーティファクト]]の登場により再び環境トップへ。しかしあまりにも暴れすぎたため最重要カードである[[加速装置]]が制限カード入り、神の座から降ろされてしまうこととなった。

''だがやつはハジけた''(n回目)
RGWにて[[メカニカルドッグ]]が登場。起きた惨劇はメカニカルドッグの記事の『全盛期のメカニカルドッグ最強伝説』を参照。同弾で登場した[[勇気の少年・カシム]]のバーン連打を対策できるカードが非常に少なかったのもあり、ミラーマッチが一番のメタというネメシス一強環境を築いていた。過去の悪行もあってか、加速装置に続いて[[機構の解放]]も2022年7月6日で制限に。アンリミプレイヤーはようやく終わったAF天下に胸を撫で下ろしたのだった…

''それでもやつはハジけた''(n+1回目)
機構の解放を制限された中でカシムを軸をした共鳴ネメが出現。共鳴誘発用カードよる高い安定感から繰り出される回復&バーン&除去、さらには[[ダメカ>神器鳴動]]と[[マグナゼロ]]によるOTKまで搭載。そんな化物が許されるはずもなく、2022年7月26日にてカシムとローザがそれぞれ制限に。前代未聞の1ヶ月以内の二重制限という鉄槌が下され、シャドバ史に名を刻んだ。

環境をキメ尽くしたカシムの一週間から3ヶ月後、CDBにて[[人造の代弁者・ヴァーミディア]]が追加される。AFフォロワーでは初の葬送ができるカードであり、構築を歪めることなく高コストのAFを破壊できるようになる。また、1枚で3枚のアーティファクトを場に出し破壊できるということであり、従来とは比べ物にならない速度でAF6種類破壊が達成可能になった。早期から使えるキャノンアーティファクトや大型フォロワーすら0コストになるスキャンのコスト踏み倒しは強力であり、何度目か分からないtier1を獲得。ローテの影響もあり、[[ジェネシスアーティファクト]]がナーフされたがそれでもなお環境に残り続けた。解放さえ引ければ勝てるというのもあるだろうがそれ以外のパワカによる自力の高さも侮れないということだろう…

''そしてやつはハジけた''(n+2回目)
HORにて1コストのスペルをデッキから持ってこれる[[ゲートリベレーター・ラズリ]]が登場。解放をサーチ可能になっただけでも革命的だったが、1コスの[[レディアント>レディアントアーティファクト]]をデッキに埋めるというこれまたおかしい能力を持っていることで後攻4ターン目以降では高頻度でレディアントOTKが成功するようになった。それどころか自壊を駆使してレディアントを5枚叩きつけるOTKやカシムや[[グリームニル>虚無ノ哭風・グリームニル]]を用いることでダメージカットを貫通するOTK、果ては加速装置を素引きすることで最速3ターン目でのOTKまで可能。ラズリ自身がタイプAFを持っており、同弾の[[遺物の同調]]で6枚積みとなった[[スピネのアーティファクト]]などから簡単に引っ張りだせることも安定感に繋がりぶっちぎりのTier1となった。

当然この大暴れを超えた大暴れが見逃されるはずもなく、&color(red){7/11付で機構の解放が遂に禁止カードに指定。}長らくデッキを支えてきた最強カードを失ったAFだが、それでもなお、[[ギガスファクトリー]]による無限リソースを活かし環境に食らいついている。

また、長らくAF以外のデッキが見向きもされていなかったネメシスだが、[[混沌の終幕・シン]]を中心に据えた進化ネメシスや、[[ライルの人形>無謬の偶像・ライル]]にバフをかけてOTKを狙うものなど、機構の解放の禁止指定後はAF以外の開発もされるようになった。[[RSL>リサージェント・レジェンズのカード一覧]]では[[デスティニーセイント・イオ]]の追加と[[エターナル・ドグマ>神器鳴動]]の釈放によりまさかの[[カラミティ>カラミティ・モード]]軸のコンネメまで現れるなど日々開拓が行われている。これらの新顔が環境に顔を出すことができるのか注目である。

[END]

上記のデッキ達により「アンリミは6ターン目以降は来ない」と言われるが、ダメージカットや回復札は豊富に存在する為、耐久しようと思えば10ターンを拝むのは意外にも難しくはない。特に低コストの顔面バリアとメンコ、回復が揃っているゥマ・ネメシス・ビショップはコンシードデッキとしても環境に顔を見せている。%%はい超越%%


*余談
シャドバにおけるアンリミのように全てのパックのカードが使用できるレギュレーションは、遊戯王やデュエマだとメインとされるレギュだったりする。両方とも老舗のためシャドバ以上にカードプールが広く、調整も難航しているようだ。なお、世界初のTCGである[[MtG>Magic: the Gathering]]もシャドバと同じくローテーション制度が定められているが、「エターナル」と呼ばれる過去全パックを使えるレギュも存在する。ちゃんとバランス調整されてる…と言いたいが勿論こちらも世紀末だ。

補足となるが、この手のフォーマットはデッキ価格が凄まじい金額になるケースが多い。理由として、黎明期に発行されたカードは調整不足により[[凄まじいカードパワー>収穫祭]]を[[発揮する>根源への回帰]]事が度々発生する。しかし個人が所持するカードを回収、ナーフ後のカードと交換することなど不可能なため、紙のカードゲームでは「ナーフします」と発表することは容易なことでは無い。さらに新規タイトルで購入してくれるユーザー数が未知数なため黎明期のカードは発行数が少ないという事情も加わり、『入手困難な超パワーカード』が生まれることが原因となっている。(例:[[パワー9>禁止カード]])

一方シャドバはDCGのため、過去のカードもエーテルさえ払えば気軽に購入できる。また、前書のようにブロンズシルバーでも十分に強力なカードが多々あるためカード資産が少ない初心者も安心して楽しむことが出来る。%%(勝てるとは言ってない。)%%ワイも最初は「ローテ飽きたけどアンリミはちょっとなぁ…」と思ってたけど今はアンリミにどっぷりだから部員の皆も食わず嫌いせずにやってみて、どうぞ。


//この下の記載は10割更新者の文句だからお目汚ししてたら消していただいて構わない
*余談2
RGW〜HOR期の[[カシム>勇気の少年・カシム]][[ローザ>解放の少女・ローザ]]関連デッキなど、一部ローテ内に存在するカードの枚数規制こそあれど基本的にはローテのデッキの上位互換を組める&color(silver){それが強いかは別}フォーマットだったが、[[リサージェントカード]]実装によりこれらのカードが絡むデッキは必ずしも上位互換とならなくなった。

%%なーにがアンリミテッドだよリミテッドに改名しろ((それは[[Open6]]))%%


*他のフォーマット
-[[ローテーション]]
-[[クロスオーバー]]
-[[マイローテーション]]
-[[Legacy Decks Cup]]

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