おんJシャドバ部

第16弾カードパック「ナテラ崩壊」にて登場したレジェンドのエルフ・フォロワー。

他の機械をプレイしていたら疾走を持ち、攻撃時に自分の場の機械の数だけ顔と盤面にAoEを飛ばせるという、マシンクローエルフと竜砲のドラゴニュートが合わさったような効果を持つ。そのため打点は本体疾走4点+AOE5点で9点（進化込み11点）。
これまでフィニッシャー不在であったエルフの機械カードに追加された強力なフィニッシャー。

ターン中に他の機械・カードをプレイするという条件も機械ミノムシと組み合わせることで楽に満たせ、6Tにこれら2枚だけで2点AOE&顔6点をお見舞いすることができる。鉄扇のエルフのコストダウンが絡めば5T起動も可能で序盤からガンガン攻めていけばフィニッシュが見える。
そしてさらに強力だったのが鋼鉄と大地の神とのコンボ。あちらのコストダウンによる機械フォロワーの大量展開とこのカードの盤面参照AOEが化学反応を起こし、最速6Tにダミアン2体を含む機械フォロワーで盤面を埋め尽くして進化込み20点のOTKコンボが可能だったのである。デュアルフェンサー・クリフトの存在から多少の守護は無意味。

WUP期、神を使ったコンボはどのクラスも強力だったが本気を出すのが6〜7T目であったため、5Tダミアンや6Tマックスダミアンといった化け物上振れムーブの前になすすべなく沈んでいた。このカードと神を主軸に据えた機械エルフはローテ環境初日から大暴れし、Twitterのトレンドにも「機械エルフ」というワードが上がった。今後の活躍も期待されるカードである。








案の定

正式実装から3日（プレローテ含むと7日）で爆速ナーフされてしまった。三日天下とはよく言ったものだﾆｭｰﾄw
このカードを軸とした機械エルフはあのβ復讐を抜き歴代トップ勝率だったことが発覚。残当。
同時に鉄扇のエルフもナーフされた。


コストが重くなったのは非常に痛く、ミノムシとのコンボも大したことのない性能になってしまい、神とのコンボも真紅の抗戦者・モノで同じような大打点が出せ、魔獣の女帝・ネレイアによる性圧力も併せ持つ機械ヴァンプに遅れを取るようになってしまった。
続くFOH期では有用な機械・カードがローテ落ち。特に上記機械ミノムシが落ちたのが痛く、最速疾走ターンはどうあがいても8Tとなってしまった。

ローテ落ちから一か月後、鉄扇のエルフと共に待望のナーフ解除。
上記の極悪ムーブも復活である。

2020年6月17日からのルムマキャンペーンにて復活した際も怪物揃いのレガシーデッキ達を吹き飛ばす圧倒的なパワーを見せつけていたことから、魔境アンリミでの機械エルフ復権が期待される。

前代未聞の爆速のナーフであったが、運営がここまで早く動いた理由として

・プレリリース時点から内々の集計でヤバい勝率を出していたので、最初からマークされていた。
・アニメ化を控えていたのでこれ以上マイナスイメージを増やしたくなかった。
・外出自粛でプレイヤー数が増えていたので不満の声が多かった。

などが考えられている。普通に勝率が高すぎただけだと思うんですけど

ちなみに、このナーフの発表日がエイプリルフールだったため、多くの人がウソだと勘違いしたとか。

声を担当しているのはジェームズ・マカヴォイの吹き替えなどでも有名な内田夕夜氏。非常に渋くカッコいい声である。