おんJシャドバ部

知恵の光3→ラビット1、エレノア1、★メドゥ1になりました。
今環境はエレノア(ウィンブラ)の立ち位置がかなり重要で、ドロソを増やして探しに行くよりキーカードを増やしてデッキバリューを高めたほうが強いという結論に達しました。
クラークに関しては現状で枠がないように思えるためまだ試していませんが、ラビットがもしかしたら交換先になるかも。

ネーミングセンスのかけらもないあの魔女(テンポ)ウィッチが、更に魔女要素を増して帰ってきた！
滅拳の魔女・マギサの登場を受けて、魔女と名のつくものを採用しまくったテンポウィッチ。
かつてのテンポウィッチがサタンドラゴンのような大型をメインにみる重めの構築であったのに対し、今回は細々とした展開に対する一つ上の質を求めた展開、というものを重視しています。
今回のデッキの特徴は4つ。

• 秘術を中心とした多面展開によるアグロ
• バーン、除去、圧縮、展開と多様な役割を持つスペル軸
• 展開にフィニッシュ力を与えるほか、ライブラリアウトも狙えるギルネリーゼ
• 豊富かつテンポロスや事故の少ないドローソース

ちなみにルートによってはリーサルターンは驚異の6。主流の重いスペルウィッチとの差別化はうまくできたんじゃないかなと思います。

知恵の光	圧縮札、今回スペブカードは☆メドゥだけなので1tから積極的に打ってもよし、いざとなれば1ppでカウントを進められるのもポイントが高いです。
未来視の魔女	魔女その1。サーチ先は知恵、一撃、真理の3枚で、どれも本デッキにおいてマナカーブから動きの薄さがわかる奇数ターンに効果的な札です。1/1に対し出しやすいのも強み。
天外の華・エレノア	ファンファーファ先は☆メドゥしかいませんが、進化時の処理スペルが優秀、そもそも3/3/3が優秀なので構築入り。☆メドゥに対しても一回でMAX展開まで持って行ってくれるのがエライです。
スウィート★メドゥーサ	魔女その2。多面展開のスペシャリスト。仮にスペブを進めすぎても本デッキの課題点になる大型除去への回答にもなるため使い勝手がいいです。エレノアとセットで2枚採用なのはテンポデッキにおいて死活問題の事故率を懸念して。

くず鉄の錬成?	0/2守護はアグロルートにおいて自陣のアタッカーを守る重要な役割を持ちます。マギサといっしょに4tで置くとそれなりの宇宙です。マリガンでキープしたいカードその1ですが、1tに出すよりも中型フォロワーを守る形で置いた方が強かったりします。
ラビットメイジ	静寂の実験室の方が使い勝手はいいです。返して？ ただし打点の高さ、2/3に相打ちできるポテンシャルはなかなかのもの。でもマギサとのコンボを考えるならくず鉄の方がはるかに優秀なので2枚。ちなみにハンドにくず鉄、ラビット、マギサとある場合は2枚目のマギサを引く可能性や、マギサの土印2枚消費でテンポを取ることを考慮して、くず鉄を1tで切らないようにします、つまりラビットのファンファーファ優先。
魔術の一撃	2コス3点というこれ以上ないスペックに加え、魔片を手に入れられるのがこのデッキにおいて重要です。
滅拳の魔女・マギサ	魔女その3。エチエチな見た目からは想像もできない展開力と、上振れすれば本体がフィニッシャーになるなど、内に秘めたるスペックはなかなかのもの。みんなも…活かそうね！

真理の発見	貴重なバーンスペルを生成してくれる上、マギサから出てくるクレイゴーレムと相性がいいのも良き。アグロプランにおいてまず一回は使います。
殺戮の魔女・ヴェスパー	魔女その4。レジェンダリーマジックミサイルとしての役割のほか、単身で取れる相手が多いこともあって、特に先行で輝きます。

ルーキーマジシャン・サミー	相手にアドを与えてしまうロスを考慮した上でも、2/2/2の1ドローはテンポウィッチにとって必須。ライブラリアウトにも微力ながら貢献します。
ブラックウィッチ・アンナ	魔女その5。ケツ1に対する向かい風は弱くない方ですが、多面除去を望める点とくず鉄との相性が良かったため採用。地味に進化後はラスワの打点が上がるため大型除去にも使えたりします、もったいないけど。
ラブリー★モニカ	魔女その6。複数展開・複数除去が弱いわけなく、このデッキは☆モニカを最大限まで活かしたデッキといってもいいほど役割が大きいです。進化権回復でギルネ本体の打点を伸ばせるのもポイント。

飢餓の絶傑・ギルネリーゼ	テンポ、およびミッドレンジデッキのお供、この人がいるおかげでこのデッキはリーサルを取る前提のデッキとして成り立っています。ウィッチにおけるギルネはライブラリアウトという搦め手を持ち出せるのが魅力的。

無貌の魔女	魔女その7。前回では進化権回復を用いて、狂信者を増やし12〜20点を取る役割がありました。今回のコンセプトは真理の術式を増やして次ターン15点バーンですが、サーチこそあるもののコンボ前提のトークンカードは手に入れにくく、前寄せテンポのため無貌が事故要素になりやすいのがちょっとキズ。でも空中戦は貴重なので、故に1枚です。たまに土増やしてマギサ走らせたりもします。

ちなみに今回採用を見送らせていただいたカードたち

ウィンドブラスト	除去スペルとして優秀ですが、このカードの価値を高めるためにはスペル中心でデッキを組む必要性があります。
運命の導き	ほぼウィンドブラストと同等の理由、テンポ向きではないです。
炎の握撃	大型に対する回答を用意しないと勝てない環境ではないです。このカードを入れたくなったら本デッキが環境で息できなくなってしまった、その指標になります。

エレノア、真理、☆メドゥ、ギルネの、コンボ前提かつ重めのカードは基本的に返します。

• 1コス

知恵、くず鉄はどちらかをキープ。
両方提示された場合は圧縮札で後半引いても腐りにくい知恵を返し、盤面形成を意識します。これはラビットを引いた場合でも同じ。

• 2コス

1枚はキープしたいですが、複数提示の場合は対面で考えます。
サミーはどの対面でも役割が持てます。その上ドローでハンドを薄くせず繋げることもできるためキープ優先度は高。
未来視は2コス単キープ非推奨です。フォロワーとしての役割よりサーチとしての役割が重いため、相手が1/1展開してきたら後出しで2t着地するか…って感じの運用で考えてください。
アンナは1/1複数展開を好むエルフやゥマ、機械に対してキープ。他のデッキに対してもキープして悪くないですが、マジミサを持っているウィッチやオクトリス意識でロイヤルにはあまり出したくないです。
ラビットはマギサとのコンボが繋がりそうな場合にキープ。その他はキープする理由が薄いですが、先行であれば他より1点ほど高く相手の顔を削れるため、1/1複数展開やケツ1回答のないクラスにはキープアリです。
一撃は後攻時キープ。また先行でもロイヤルなどケツ3フォロワーを出してくる相手には先後関係なくキープしたいところ。
ヴェスパーは2コス単キープ非推奨。先行キープするならドラゴンやゥマなど1コスに厄介なカードがある場合に、それ以外はマギサと繋がりそうな場合のみ、無理のない範囲でキープです。

• 3コスから先

基本的には☆モニカ以外返します、マギサはコンボが成立する場合にキープ。

コンボについては先述したので、気をつけることだけ。
とにかく有利交換されないことが最優先です。2コスフォロワーについては先に記述した通り、対面で置く・置きたくないがはっきりしてるので気をつけること。
序盤から中盤(6〜7t頃)にかけては展開と除去の両立を。無貌プランを通したい場合は12〜15点まで相手を削れてると◯。
終盤はギルネリーゼなりでフィニッシュします。正直流れに関しては簡単なので、対面でのマリガンを磨くことが大事です。

目指せこんな感じ！
またモーラのおかげで継戦力がかなりのものになってます。コンシードの立ち回りも可能ですが相手はよく選ぶこと。明確に蓋のない疾走・バーン非所持のデッキにはその線も一つ取っておくことを考えて立ち回ると勝利数を重ねやすいです。投稿者はリモチェキを2回凌いでチェキから何もでないところまで立ち回りA決行きました、心臓に悪いから勘弁してくれ……

• 対エルフ

微有利、フェアリーを並べてくるタイプには苦労しますが、進化エルフにはそこまで苦労しません。
ただアリアの旋風が弱点です、こればっかりは1発目を誘発させて、その直後に本命の展開をしてあげる…といった駆け引きが必要になってきます。

• 対ロイヤル

ちょっと盛って五分。そこそこの物量の展開には弱いデッキなので、実はアグロプランが通りやすい対面です。
後半になればなるほど相手が有利になるので、ギルネプランを念頭に、展開と除去をひたすら意識することが重要です。
このクラス相手に未来視キープは危険なのでやめておくこと。

• 対ウィッチ

主流のスペルは微有利。先行取られるとキツイですが、テンポを取りやすく、また相手も事故に悩むようなデッキなので負けよりも勝ちの方が断然多いです。
またライブラリアウトが狙いやすい相手です。潜伏に対する回答が少なく、ゴリゴリデッキを回し、開闢を出す相手には開闢ごと掘り返して差し上げましょう。

• 対ドラゴン

最近はフェイスドラが主流になってるみたいです、先行取られると不利、こちらが先行なら微有利、総合して微不利。
細々とした展開が強すぎてこちらの展開も処理も追いつかないことが多いですが、一度こちらがテンポをとって仕舞えば相手が返す手段はガルミくらいなので、縺れ込まない限りテンポを取り続けることができます。
サタンドラは五分。アグロが通りやすいのでさっさと決めれば楽に勝てますが、先手を取られてゴリゴリ加速されると除去が展開に追いつくのでキツイです。一応ですがライブラリアウトの対象内。

• 対ネクロ

不利。ホンマ…
除去もそうですが回復が強すぎです。また小物で回答できないセレスや小物を拒否するケルが刺さりまくります。
ですがアーカスの着地前に圧をかけることは得意なので、なるべくカスを拒否して盤面で対話させるように仕向けるのが勝ち筋。
また無貌ルートの方が通りやすい数少ない相手です。右手を信じて積極的に狙っていきたいところ。

• 対ヴァンプ

微有利。ウィッチ相手だからと除去を渋り展開とリソースにマリガンを割いたところを狩ることが多いです。
ヴィーラに対する直接の回答は少ないですが、3/2が多く、モニカやエレノアの進化後が5/5なことから翼をつけられなければそこまで苦労しません。
機械は全体的にちょっと苦手、複数展開がしつこいので、除去を優先しつつ貌を少しずつ削って無貌ルートを辿りたいところ。蝙蝠はアグロプランで押し切りやすいです。特に先行。

• 対ビショップ

微有利。主流になる獅子の苦手なアグロタイプで、潜伏バーンに対する回答がないことから打点は取りやすいですが狂信者はアホほど刺さります。ヘルスケアを怠らないように。

• 対ネメシス

不利。ネクロより不利です。ダインが厳しい。
AFは当たったら負けを認めましょうというくらい、展開力・除去力で負けます。頼みの綱はほぼ無貌のみ。
リーシェナも人形がまぁよく刺さる上、有利交換がしにくいので苦手。
純人形はバジリスさえ入ってなければ。
でも諦めなければどのデッキにも勝機はあります。一応。

みんなも、マギサさんを…すころうね！

(アミュレットとしてデッキに組み込める土印さえ増えればなぁ)

何だかんだア前に8クラス…書けちゃいました……
正直アで環境が変わるとは思えませんが(tier2以下にパーツが足りない等で未完成の構築が少ない)、強いて台頭する可能性があるとしたら、まず秘術ウィッチ、次いで進化軸のデッキだと感じたので、一ヶ月後何かの参考になればいいなぁ。