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※注意! 今回の記事は解説長めでクッソ見づらいです。お慈悲〜!

サンプルデッキ


※このデッキはROG緊急ナーフ前のデッキです。

概要

 頭ワンドリならぬ頭グローリーと呼べるROG環境を一瞬にして血の色で染め上げた逆恨み復讐ヴァンパイア。7月1日時点でのメタレポートにて使用率42%、勝率56%と異様な数字を叩き出し、全シャドバプレイヤーに消えぬ怨恨を抱かせた――と同時に、その構築論には様々な意見が存在する。今回はデッキ紹介というよりも、「どのカードをどういう風に積むのか?」「それぞれのカードの役割は何か?」「ナーフはいつ来るのか?」という観点から記述する、参考文献となるような形の記事にしたい。
 もちろん筆者はシャドバの神でも何でもない故、見落としている点や勘違いしている所も多々あると思うので、相手に1T復讐決められた時のような穏やかな気持ちでの閲覧を推奨する。

構築論

必須枠

 頭グローリー筆頭。1/5という非常に取りにくいスタッツに処理しようとフォロワーを出せばガリガリバーンと回復でヘルス差を付けられるヤベー奴。しかも復讐時には無償進化、進化後はヘルスが上がらない代わりに5/5で相手フォロワーを上から踏んだ場合何故かヘルス全回復する。コレガゼツボウダァ……アザゼル後に展開しようとしてくる相手にとにかくぶっ刺さるので3Tで置くかどうかは意見が分かれるところ。特にミラーでは先3ユリウスを出すと後3ユリウスが返せないという事が多いので注意。序盤の削り合いにユリウスを使うのは少しバリューが落ちるのだ。  セクシーヴァンパイアを引けばそれだけで復讐状態。前環境はギリギリ許されてた感もあったが無事絶許カードになった。3T以外の打ち所はなかなか難しいので優先して切りたい。  登場時からいつか壊れると思っていたがとうとう壊れた。復讐状態でラウラが顔進化出来た場合大体勝ちであり、10T以降の蓋要素も地味に超強力。というか最悪復讐には入れなくてもラウラやらハメサキュやらで削りきることも多い。本体の疾走なくした方が良いと思うんですけど(凡推理)。  永続虚数が弱いわけがなかった。一見セクシーヴァンパイアと相性が悪そうで滅茶苦茶相性が良く、復讐時のファンファーレ6点があらゆる相手のケアを狂わせることが出来る。ただし対面によってはアザゼル進化が裏目になることも多く、安直にアザゼルに進化を切っていると削られてしまうので使いどころはよく考えなければならない。復讐はセクシーヴァンパイアを引くだけのデッキではないのだ。  ガチ採用される日が来るとは……ヨルムンガンドくんも草葉の陰で喜んでいることだろう。自傷が痛すぎるという弱点はセクシーヴァンパイアによって消え去り、実質7コストのバハムートである。ラウラで疾走を付与して進化を切れば期待値で約13点削れる上、相手の横展開を完全に否定できるのがどのタイミングで切っても強い。また対面によってはアザゼルに進化を切らなくともファンファーレの自傷で復讐に入る、復讐対面で進化を切ることでアザゼルバリアを貫通してリーサルを狙うなど、役割は非常に大きい。 バグ。  顔面含めた3点AOEを飛ばしつつファッティを立てられるこれ以上ないパワーカード。復讐に入りやすくなったことにより毒蛇の守護がアザゼルバリアと合わせてクッソ堅い盤面になりラウラで疾走させても良いととにかく強い。どの対面にしてもカラミティブリンガーと破滅のサキュバスの両方をケアすることは不可能なので存在するだけで相手に圧力をかけている。そら気も狂うわ

2コストフォロワー

 2と4の動きを内蔵したいわゆる便利枠。特にエンハンスが復讐対面でメドゥーサが出て来た時に毒蛇を楽に処理出来るという観点から採用されるが、復讐シナジーはない為上振れ力も落ちる。メドゥーサ警戒で後4で彼女を進化するのか? という点も結構怪しく後3にユリウスを出されると厳しいことを考慮するとそこまで強いとは言えない。エンハンス持ち故に哀切の悪鬼との相性が悪いのもある。
  • 双石の悪魔……重要度★【安定タイプ】【ドロー重視】
 とりあえず候補として入れてはみたが、流石に入れない方が良い筆頭。2Tに置けなければ基本的に置くタイミングを失い、蒼炎の魔石を置く暇はクッソシビア。ドローソースがないと不安という人はまずドローがテンポロスと隣り合わせであることを考慮して、それでも採用するかどうか選択しよう。2/2だったらまだ良かったかもしれない。  双石よりは使えるが進化を必要とするのが致命的。復讐ヴァンパイアは必須枠の中でも既にアザゼル、ラウラ、カラブリと進化権を使いたいフォロワーがいる為ヴィーラに回す進化権が基本的にない。メタ重視とは書いたが復讐対面にしてもカラブリ、バーンウィッチにしても握撃があるのでそれほどでもない。
  • 姦淫の従者……重要度★★【回復タイプ】【メタ重視】
 オーバースタッツの持ち主でトレードに強く回復効果も優秀だが、アザゼル後は自傷の1点がクソデカい上セクシーヴァンパイアを引けなかった時に回復が裏目になる可能性なども考慮するといまいち噛み合わない。どのみち進化ユリウスには上から踏まれるので攻撃4もそれほど活きないのだ。  回復とバーンはどの対面にしても有効に働き、エンハンスも復讐ヴァンパイアとの相性は悪くない。6Tのリベルテラウラ進化で一気に押し込めるのは強いしラウラの弾にもなる。枠が空くなら入れてもいいと言える性能は持っているので、リベルテちゃんが好きなら採用してみると良いだろう。  本体の守護持ちが強い上疾走で攻める復讐とバフは相性抜群。ただしバフタイプの弱点としてミラー、特にアザゼルに対し弱くなってしまうことと、バフ先の用意が求められるという問題がある。無論トレードに強くなるので何をバフしても悪くはないが、大切な2コスト枠で採用するか否かは意見が分かれるところ。横並べするようなカードの採用枚数によって評価が変わる。  本体が標準スタッツを持ちながら、復讐時ならトークンを加え進化でもトークンを手に入れられる為「2コストに進化を切らなければならない」状況でも活躍できるほぼ必須枠。手札を減らさないのはもちろんパンサーレオはバフ先にもなり、オウルキャットはユリウスや毒蛇等をあっさり取りつつ守護を立てられるので非常に優秀。
  • 犇めく悪鬼……重要度★★★★【バーンタイプ】【ミラー重視】
 オーバースタッツに自傷が付いてくるのは姦淫の従者と同様だが、復讐状態なら相手にバーンを飛ばすのが最大の違い。上振れでは相手の体力をガリガリ削ったり、自傷効果で復讐に入ったりと見た目以上に活躍する機会は多い。確かにやや苦手対面とされるバーンウィッチに対して自傷が痛い場面もありリスクはある。それを考慮しても復讐ミラーでアザゼルバリアを貫通するバーンソースは強力だ。  疾走先が用意できなくともバフを遺憾なく活用できるフォロワー。復讐時効果も付いている為上振れ力もあり、何と言ってもカラミティブリンガー及び破滅のサキュバスに対しての耐性が魅力である。またラストワードのバットは攻撃力参照の為、進化先にもなるのは万能といって差し支えないだろう。エイラビショップも漆黒の法典を積んでいるケースが少なく2T復讐で出すと延々相手のヘルスを削り続ける。こいつも大概おかしくないか?
  • 哀切の悪鬼……重要度★★★★★【万能タイプ】【上振れ重視】
 復讐時の効果に関してはトップクラスの性能を有している。0コストとして使えるのはもちろん、PPを使い切る動きを可能にしつつカラミティブリンガーや破滅のサキュバスといったフィニッシャーのコストを下げることが出来るのは頭グローリーと言われても仕方あるまい。金枠だったらこいつがナーフ喰らいそう。
総評
 2コストはマリガンの時点で確実にキープする為、極力強力なフォロワーだけを入れておきたいというのが筆者の考え。サンプルデッキで採用しているのはバロン、ナイトメア、哀切のみだが、これはミラーとそれ以外を同時に見るギリギリのラインと判断した結果。2コストを増やすのも間違ってはいないしどれかを2積みにして種類を増やして入れるのも悪くはない。ここは特に意見が分かれるところなのでじっくり考えると良いだろう。

有力枠

 セクシーヴァンパイアを早めに引く為にデッキ圧縮をする為の札。枠が空いているなら3投したいところだが必要なカードが増えてきたなら適宜減らしていくと良いだろう。アザゼル後は腐るので3は要らないという意見もある。筆者は夜の襲来が復讐対面で悪くなかったりやっぱり0コス1ドローは強いので抜く選択肢はないと思っているが。  セクシーヴァンパイアを引く為+細くなりがちなハンドの補充の為に採用する訳だが、積んでも2枚。なんならピンより上は危険と言って良い。どの対面にしてもドローによるテンポロスは序盤であるほど致命的で、セクシーヴァンパイアがラウラの4Tまでに引ける確率を考えると取引を使った場合と使わなかった場合では約6%程の差が出る(マリガンで引いてしまった可能性などを考慮すると正確ではないが)。それとテンポロスが釣り合っていると考えるなら入れても良いが、筆者はドローしなくても手札で回しきれるようにデッキを組んだ方が安定すると思う。  復讐ミラーで重要になってくるバーン札であり緊急時の除去としても使える。ただし自傷がとにかく痛い。アザゼル前なら無料という考え方もあるがアザゼルに進化すれば勝てるわけではないしそれこそアザゼル後体力が2で撃てませんなんてことも起きかねない。採用枚数は慎重に。  ランダム3点除去に2バフと非常に強力。バフ札はアザゼルに裏目と言ったが除去しつつメドゥーサやナイトメアをバフすることでトレードに強く出来るのはテンポの観点から言ってかなり強いので獄炎よりも優先したいと考える。というかこれがないとユリウスとか取れなくなる。  先4復讐ダークジェネラル疾走は宇宙。コストに対しての打点が高く上振れ力は高いがセクシーヴァンパイアで復讐には入れなかった場合や守護に弱いという下振れを作ってしまう要員にもなり得る。入れても2だろう。  ユリウスに対してメドゥーサを出した場合に直接召喚されるというのが強み。ただし進化ユリウスに対してはメドゥーサをバフしないと上から取ることは出来ず、そもそも5回復5点バーンとの交換なので得は別にしていない。先4でポン置きはまあそこそこ強いが裏目もあるので総じて一発ネタぐらいの印象。騙されて2積みとかしないように。  トークンを手札に加えられるのはハンドが細くなりがちな復讐ヴァンパイアとの相性が良く、アズイズチョイスは破滅のサキュバスやアザゼル、デビルソングチョイスはメドゥーサ警戒などに使えると高いカードパワーでまとまった性能を持っている。先7ハメサキュはトリルがいないと出来ない動きだ。  守護と必殺を作り、進化でメドゥシアナを加えると復讐ヴァンパイアの欲しい要素を持ちつつ、ミラーでは先5メドゥーサを綺麗に返す手段が少ないことから先攻時マリガンキープしても良いほどに強力。サンプルで2積みなのはマリガンでキープするからという意味なので3積みしても全く問題はない。もはやメドゥシアナバフ疾走はネタでも何でもないのだ。  トリルを介さずともAOEが飛ばせる。本体もハメサキュっぽいことが出来る。それだけ。一応採用しているパターンもあったので書いたが他のカード入れた方が良いと思う。
総評
 バフ札、バーン札、ドロー札からどれをどのぐらい選ぶかというのもかなり難しいライン。バフ札はミラーではそれほどでもないがそれ以外の対面に対しては強くバーンはミラーで強いが無視しがたいリスクがありドロー札はテンポロスを招いてしまいラウラ顔面進化といった強い動きが取れなくなってしまう可能性がある。環境に何がいるか? という状況によって評価は変動するので、絶対的な評価は下しづらい。
 採用している闇街、魅惑の一撃、トリル、メドゥーサはいずれも総合的な強さを重視しているので環境が偏っている今ではあまり賢い選択ではないかもしれないが個人的には納得できているので他の人の意見も参考にしたいところだ。
 その他のカードについてなにかあったら適宜追加していこうと思う。

プレイング等

マリガン
  • 先後共通キープ
2コストフォロワー、闇街、悪夢
  • 先攻キープ
メドゥーサ
  • 後攻キープ
トリル、魅惑の一撃

 まず前提として、復讐ヴァンパイアを使う上で一番気をつけたいのがマリガンでセクシーヴァンパイアを引かないということ。なので2コストフォロワーが見えた時点で他の札が多少悪くてもある程度動きが見えていれば全キープできるぐらいの余裕が欲しい。メドゥーサとトリルは2コストが見えてなくても重要なカードなので2コストを引けることを信じてキープしよう。
動きと相性
  • 対エルフ
 オムニスやマシンランスエルフをフィニッシャーとする機械エルフが仮想敵。相手は展開と除去、疾走とバーンに長けているのでアザゼル進化は控えた方が良い。例外は天異形エルフで、7プレイが見えたらアザゼルを合わせていこう。セクシーヴァンパイアで復讐に入ることが出来ればカラブリやハメサキュで盤面を逆転すれば相手も厳しくなる。
  • 対ロイヤル
 どのデッキタイプにしても復讐ケアからバーストで削りきるという手段が取れない以上、非常にやりやすい相手。最低限白刃ケアをしつつ展開して押し潰そう。
  • 対ウィッチ
 バーンウィッチが復讐に有利とは言うものの、アザゼル進化をしなければ復讐ケアをして10点以上一気に削るのは技量が問われる。復讐にこだわらずテンポを取りながらセクシーヴァンパイアを引くことを祈ろう。
  • 対ドラゴン
 杉玉? はいカラブリ。大型疾走? はいアザゼル。
  • 対ネクロ
 疾走がある以上ハデスネクロとの相性はこちらが有利。アグロ寄りにはユリウスがぶっ刺さりなので悪くはない。
  • 対ヴァンプ
 前環境のミッドロは先攻有利だったが、復讐ミラーはかなり難しい。まず念頭に置いておきたいのが「先にアザゼル進化を早まった方が負ける」ということ。基本的に序盤はトレードを行い、復讐ケアをしつつテンポを取り、復讐に入られたならラウラが疾走れない盤面を作りつつ、相手のアザゼル進化を誘って削りきるのがポイントになる。カラブリやハメサキュに対してはナイトメアが強く、ユリウスのバーンで削っていくのが強いので復讐を焦ってはいけない。特に今はミラー勝率が全体勝率にクッソ影響出るからね……。
  • 対ビショップ
 対ビショップに関してはカラミティブリンガーが生命線になる。エイラの着地自体を許さないのはかなり難しいのでクルトを誘って横展開しておくか、多少の上振れが欲しいところ。とにかくカラブリが命。
  • 対ネメシス
 この対面に関しては疾走が飛んでこないのでアザゼル進化してでも復讐に入ってラウラカラブリorハメサキュを狙っていきたい。復讐メタとしてシルヴァククルが入っている型に関しても復讐には入れずぐだるよりかは削りきりに行った方が良し。ベルフォメットはメガイラで6点顔に飛んでくることに注意。

終わりに

 まだグラマスにもたどり着いてないのに記事書くとか早漏かな? でも我慢できなかったのお兄さん許して……。
 ぶっちゃけどの構築が一番勝てるのかよく分かってないし環境変わるとデッキ変えないとだしなんならナーフ来るし(願望)環境トップのデッキの記事書いてもあんまり意味ないんじゃないかとか色々思いはしたものの、この記事を参考にして誰かのグラマスチャレンジの手助けが出来るなら本懐です。(グラマスの沼に)堕ちろ!

このページへのコメント

復讐ヴとエイラとトップメタへのデッキ群、復讐ヴ内でもミラーを見るか他デッキを見るかと歪にバランスが取れていた悪夢のような良環境
なお一部リーダーには人権がない模様

4
Posted by 名無し(ID:XfjSVnuxzw) 2019年09月17日(火) 14:37:21 返信

このバグデッキ懐かしいンゴねぇ
ナーフ前最終日だけチラっと使ったら短時間でMP1000増えて恐怖を覚えた

7
Posted by 名無し(ID:YBzHRu3Eow) 2019年08月11日(日) 12:33:18 返信

悪鬼をピュラにして、セクヴァンをライカンベルセルクにしたらまぁまぁ戦えた。だだ前みたいに1ターン復讐は出来ないけど…

1
Posted by 名無し(ID:HLrry4M1rw) 2019年07月11日(木) 21:48:00 返信数(1) 返信

それは出来てる方がおかしかったレベルだから・・・

8
Posted by 名無し(ID:j4e9Gjb7Dw) 2019年07月11日(木) 22:34:19

実質2枚の重要カードが削除喰らったのでかなり大幅な修正が必要になります。追記までしばしお待ちを。

3
Posted by  spine634 spine634 2019年07月10日(水) 14:31:38 返信

2コスト枠にピユラはどうでして?
1バフするだけでアザゼルユリウスメドゥーサ辺りに上から取られなくなる局面がわりと多いし、獄炎と違って2tめに出してすぐに活きるのは特にミラーで偉いかと

1
Posted by 名無し(ID:jgfYpcSVRQ) 2019年07月09日(火) 17:56:53 返信

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