おんJシャドバ部

第14弾カードパック「森羅咆哮」にて登場したレジェンドのヴァンパイア・フォロワー。

ナテラがあれば無料進化できる。
また、進化していればターン開始時に二枚ドローできるのでハンドアドを稼げるほか毎ターン渇望状態を満たすことが出来る。渇望の胎動！止まりはしない…。
手札が８枚以上なら７枚になるように捨てて捨てた枚数の二倍のダメージを与えられるが、強制発動な上、捨てられる手札はランダムなので、うっかり切り札が捨てられてしまうことも...(1敗)

回復・ドロー・無料進化による盤面干渉とコントロールに必要な要素を1枚で揃えている点は優秀で、自然軸の昆布では必須カードとなっている。(ただアクセラレートや結晶を持たない7コストと重いので2積みの構築も多い)

堕落の漆黒・アザゼルの効果と組み合わせるとそれはもうカッチカチになり、継戦力も高いので上手く回ればあの自然ビショップすら真正面から封殺してしまう防御力を誇る。ただ前述の通りセルフハンデスには注意。状況によっては手札が7枚以内に収まるよう調整しよう。

鈍重そうな見た目とは裏腹に金切り声のような甲高いボイスが特徴。何処から声出してんの……。

ヴァンパイアの自然カードは病気をモチーフにしていると思われる。
それは相対するヴァンパイアの機械カードが延命、医療に関わるカードが多いことからも伺える。
コウモリ、オオカミ、人は、いずれもとある病気に関わる生き物として知られている。
ある病気とは何か、それは狂犬病である。
日本では飼い犬に対して予防接種を義務付け違反すれば罰則を設けるなどして徹底的な対策をした結果根絶されているが、それは日本に限った話であり世界レベルで見れば未だに根強く残り続ける病である。
狂犬病を発症すると水を極端に恐れるようになり、精神を錯乱して狂暴になり、光を嫌うようになる。
そう、これはまさに吸血鬼の特徴であり、一説では吸血鬼のモチーフになったのは狂犬病の感染者であると言われている。
さすがに人から人へは基本的にうつることはないが・・・*1
ではこのカードのモチーフは何か。それはすなわち病原体そのものだろう。
ウィルスがレジェンドと聞くとなんかショボい感じはするが落ち着いてほしい。
自然はあるがままを望むとある通り、菌やウィルスによって病気になり死ぬのもまた自然の営みの一つである。
それを医療という名の技術で抗おうとするのはある意味自然ではない行為であり、自然サイドとしては看過できないのも当然である。
そう考えると定命を捻じ曲げ生き永らえる機械陣営との対立構造が何となく見えてくる気がしてくるし病原体がレジェンドと聞いてもそんなに違和感はないだろう。
え？クモは狂犬病を媒介しない？知らん、家に帰ってシャドバでもやってろ