おんJシャドバ部

VECナーフ1回目後(どうせまたなんかするやろ)

盤面で戦うデッキ、見せてやるよ！　盤面以外から打点を出さないとは言っていない。
新緑の加護をなんやかんやで使い回していくデッキ。他のカードもなんやかんや使いまわす。デッキ名のコンはコントロール!コンボ!コンシード!って感じ？
そのために右手(力)
せっかちなホモにはおすすめしにくい10ターン以上を想定したノンケなデッキ
基本的にはアグロやフェイスをメタった構築であり、これらのデッキは常に一定数はいるのでなんやかんや勝てる(勝ち越せるとは言っていない)
バウンスしたりドローしたりプレイ数したりで使うと楽しい(当社比)

時はVEC期、環境は黄金都市、ドロシーの疾走組、エイラ、リノエルフ。このデッキが得意とするアグロデッキはいない。しかし、同時に大の苦手とするスパルタクス、超越、庭園、AF等が少ないので、「意外とやれるんじゃね？」ということでマイナーチェンジをして魔窟へ挑む。

• 3枚確定枠〜取り敢えず入れとけ

自然の導き	バウンスその1。新緑の加護を戻すときは手札が溢れないように注意。また、貴重なドローでもある。
対空射撃	バウンスその2。言うまでもなく強い。というより、スペル除去は基本これに頼るしかない。
新緑の加護	このデッキのキーカード。ドローソースであり、戦線強化パーツであり、プレイ数稼ぎでもある。手札と場をよく見ないと邪魔になったり次のターンのプレイ数が足りなかったりするので出すタイミングは重要。
エルフの少女・リザ	かわいい(ノンケ)。聖弓の使い手・クルトや双刃の魔剣士、アリアの旋風等からフォロワーを守る。疾走フォロワーを処理に使わせてやろう。黄金都市が消えたことにより、除去がダメージによるものが相対的に多くなったので再び3枚の座に。
機械樹の番人	バウンスその3。2/2/2守護だけでも偉い。特に疾走溢れる現環境の守護は重要であり、ダンジョンフェアリーの上位互換で間違いない。
クリスタリア・エリン	回復＆守護という守りの女王。エンハンスで処理もできると非の打ち所がない。

• 2枚採用枠〜正直3枚入れたいけど枠が無い

フェアリーサークル	クリスタリアプリンセス・ティアの為のプレイ数稼ぎ、エンシェントエルフの強化、序盤の展開、オムニスの弾等、仕事は多い。
ダンジョンフェアリー	バウンスその4。機械樹の番人が出たことにより危うい地位だが、追加の2コスバウンスフォロワーとして頑張ってくれる。イラストアドは勝っている。
エンシェントエルフ	一生使えるエルフのレジェンド(ただし頭ワンダーランドは除く)。序盤に出して圧をかけてもよし、終盤に他のフォロワーを使いまわしてもよしと常に強い。遂に2枚になってしまったが、まだまだ現役である。これ以上減ることはない。と、思う。
大魔法の妖精・リラ	体力が多いフォロワーを楽に取れる。特にエイラ相手に持っていると安心できる。たまに新緑で育て、リザで守ることにより5/6、ダメージ無効、一回の交戦では死なないゴリラになることも。
高貴なる猫姉妹・シャムとシャマ	回復要員＋除去要員。このデッキは森荒らしへの報いの枠が取れなかったので(2コス以下が多くなりすぎる)基本はシャムさん。シャマも使うことはあり、イヴなどを無傷で残すことも可能。
天禀の射手・メーテラ	貴重な2面除去。ドローも強力。特に現環境、大型疾走の隣に小型疾走が出てくることが多いので、うまく処理できる。
猛毒の姫・リコリス	必殺による除去でミッドレンジ系に強く出れる。ドロシーには微妙(フォロワーが残りにくいのと、素の体力3が心もとないため)だが、エイラに対して強いので2枚。仮想敵が3つから2つになり、その1つに効くのなら入れてもいいでしょ理論。
クリスタリアプリンセス・ティア	中盤を支える守護・(実質)突進。使いまわすことで毎ターン盤面に触れつつ守護が立てれる。
ジャングルの守護者	基本は10ｐｐで出すフィニッシャー。5ｐｐで出すには若干頼りないが、守護なので腐ることはない。

• 1枚入り〜ピン挿しはオシャレ枠

ユグドラシル	ドレインでリーサルをずらすのはもちろんだが、森羅の怒りでリーサルが狙えたり、6ターン目進化、7ターン目万象の加護からのティア、8ターン目エリンのマナカーブが美しい。進化権の切れた終盤にリラと一緒に出して大型を処理したりもできる。
始祖の大狼・オムニス	バウンスその5。顔を詰めるというよりは、盤面処理用。もちろん止めになることも多々ある。
ホーネットクイーン・バビー	誰が言ったか分解候補レジェンド。しかし、活躍できるデッキなら彼女は輝けるのだ。このデッキが活躍できるとは言っていない。対エイラ用でほぼ間違いない。コストこそ重いが、領域を置かれたりソニアでない限りどんなクソデカでも2面処理できる。穴だらけでは？重いが使い回しも可能で、盤面を制圧しに行ける。
バハムート	新たなるニュートラル枠であり、懐かしき思い出。こちらも対エイラ用。バビーよりも重いが、領域は無視できる。また、エイラは確定除去が少なめ(たまにテミスくらい？)なので、生き残って帰ってきやすい。そのときは1体殴った後、回収して牽制してやろう。

森荒らしへの報い	エルフの基本除去。フェアリーの供給も嬉しい。今回は2コス以下の枠がいっぱいいっぱいだったので見送ることにした。
豊穣の闘士・アイリーネ	進化で2面除去ができ、守護が無傷で立つ優秀なカード。自動進化もある。ただ、真実の狂信者や、進化した体力3以上等、2面処理ができないケースも多い。自動進化も安定しないため、進化権枠はメーテラに譲ることにした。
愛の奇跡	エンハンスで処理をしながら守護を出せ、条件達成で強固な盤面を作れるパワースペル。素でも処理か守護と無駄がない。正直採用したかった。2プレイを考えるとティアが入れ替え候補だが、1コストの差、「使いまわす」というデッキの性質上あちらの方が使いやすいため、泣く泣く非採用に。
大自然の守護者	ジャングルとの入れ替え候補。コストが1軽く、より防御的。実際好みの問題かも。
リノセウス	害虫。このデッキを初めに作った時のコンセプトが「リノセウスなくてもエルフは戦えるんだよ！」だったので入っていない。実際、OTKできるほどプレイは稼げないが、そこそこは稼げる。なので追加の除去や、序盤に攻めることができた時の止めとして使える。しかし、本質はそこよりも、このデッキが苦手とする庭園、自傷に対する勝ちルートの方面が強い。それらも見たいのなら、サーチが無いことも考慮して3枚積みたい。

リストラ組。ありがとう、短い間だったけど忘れないよ。多分もう役目ないけど。

エルフの執事・ヴィスト	追加の守護。6コスト以上はそれほど多くはないが、素でも仕事はしてくれる。コストを下げることができれば、ティアの為のプレイ数稼ぎにも使える。黄金都市消滅に伴い、守護のみの価値が減ったので不採用に。
シヴァ	コントロール期待の新星。パンプは微妙だが、回復による延命と、バーンによる詰めが強い。自身が大型守護なのも偉い。でも、盤面に触れないのと、黄金都市消失により守護と若干の回復のみのバリューが下がったので非採用に。
フェアリービースト	帰ってきたリーサルさよなライオン。ピンではあるが使い回すことで2桁回復も夢じゃない。何度か書いたが、黄金都市陥没により回復のバリューが…。

正直、入れたいカードめっちゃあるし、3積みしたいカードもめっちゃある。でも枠が…

このデッキは、理想的な動きは存在するけど、所謂「ブン回り」はありません。どれだけ理想ムーブをしても、相手がブン回ればなす術無く負けます。つまり、相手がブン回らないようにpraying(お祈り)が大事です。
また、このデッキは強いデッキというよりは「隙間を狙うデッキ」です。勝てた、連勝できたとしても、「こちらのみ相手のデッキを知っている情報アドバンテージ」が存在することを忘れないように。エルフと対戦する時、相手は豪風リノか旧リノかアマツと想定してマリガンをし、行動をしてくれます。
後、「このデッキはネタみたいなもんだろ」と思い、ネタデッキ同士で戦おうとすると(相手のネタ度にもよるけど)8割負けます。

基本的には新緑の加護、2コスを探したい。ただ、現環境は2ターン目動けなくてもさほど問題ない対面が多いので無理をしてまで探さず、3コスで妥協してもいい。特にウィッチは虹の輝きの可能性もあるし。もちろん、アグロ濃厚であれば新緑を返してでも2コスを求めよう。後は後攻ならメーテラを確保していたい。

正直、相手や手札、盤面によって最適解が毎回違うし、自分でもよくわかってない。回数こなして慣れるしかない。そして教えて
これだけだとアレなので、いくつか助言を。ただし、この助言は絶対ではない。

• ウィッチ相手はリラを育ててゴリラを作る

体力が4あり、戦闘一回では一方的に倒していくリラちゃん。キマイラを採用していなければ、炎の握撃以外は簡単には取れない。進化して体力6にすれば尚更。このリラちゃんを新緑で育て、リザで守っていく。もちろん顔を殴るだけじゃなく、処理に使うのを躊躇わないように。

• メーテラを雑に切らない

このデッキで高い体力を取ることが可能なメーテラは、できるだけ温存したい。交戦時のドローは魅力だが、他に取れる手段があるならそちらを使おう。もちろん、手札が少なくて打点が出そうにないなら切ってもいいけど。

• 新緑2枚置きは考えることが多い

盤面が狭くなる2枚置き。そこまで並べるデッキじゃないので悪手ではない。しかし、同時に無くなるように置くと、バウンスが引けなかった時息切れをする。できれば手札にバウンスを確保している時だけにしたい。また、手札が燃えることもあるので、できればタイミングはずらしたい。使いまわすのは1枚でいいので、複数あれば戻すのは基本新しい方でいい。でも、やっぱり状況による。

• クラスによっては育っている、進化しているフォロワーでも戻す

新緑や進化によって攻撃力が上がっていたりしても、リザ、メーテラ、リラ等は戻す候補(メーテラとかは進化権次第)。簡単に処理される5/2より、処理されにくい2/2の方が強い場合が多々あるし、大型処理は貴重なので。

• チョイスは慎重に

シャムシャマ、ユグドラと2種類のチョイスがある。基本的にはシャムが多いが、シャマの方がいい場面も多い。相手がどのように動き、どこで撃つかを考えよう。ユグドラは手札が欲しいか、ティアがいるかなら万象の加護、それ以外なら森羅の怒りがいい…かな？

前提で述べたように、相手の回りに左右される。

有利なデッキはあまりなく、むしろ不利なデッキが多いこのデッキ。しかし、今環境でよく見るウィッチ、ビショに大きく不利はつかず、それなりに戦うことができる。アンリミで忘れられている盤面勝負、それを体験したいならぜひこのデッキを使って欲しい(できないことも多いけど)。
そして、このデッキは改造の余地があり、いろいろいじって欲しい。そしてなんかいいカードがあったら教えて欲しい。というより、何を抜けばいいのか教えて。