おんJシャドバ部

現状のローテエルフが運用できる2コスエルフフォロワーはこの通りです。

• フェアリーウィスパラー

展開の基本的なフォロワーですが、この子を入れると旋風への依存率が爆上げになること、またトップで引いた時にあまりにも弱いことから、枚数調整の末ゼロに。

• エルフガード

唯一の2/1/3。守護も偉いことは偉いですが、プレイ数を使ってやれることのパワーが低く不採用。

• メタルエルフメイジ

純軸ではクリフトの若干上位互換。小物除去は森荒らしと旋風があれば十分でした。ケツ1も基本は今の環境に逆風。

• デビルフラワー

対エイラ用。今の環境では極端に役割が狭く、わざわざこの人を入れるならアミュへの回答は他の除去と合わせた方がいいという結論に。だいたい展開しつつエイラを壊しても返しのクルトで壊滅するのが辛いなと感じました。

• シャングリラフェアリー

どうやって構築に入れたらいいんだ…
一応採用したことはあるものの、バフというよりは回復がメインのカードなのかなという感想。本体がスタッツアップすればまだ価値があるかも。

• 不殺の従者

ローテのカードプールで唯一ファンファーレが条件なしで相手の盤面に干渉する2コス。デバフは微々たるものの細かい取り合いには向き合いますが、結局後半にはパワー不足になり腐りがち。

• 氷晶の指揮者・リリィ

アグロデッキに入れたい1枚。ただしこのカードを本格的に軸として運用しようとすると、必然的にエイラ対面が厳しくなってくるので今回は軸として採用せず。

• 不殺の狂信者

2コスの中ではそれなりにパワーがある方。ただし効果がラスワなだけあって効果でマウントを取れる状況が限られることからボツに。

• 心読む少女・ミツェル

シンシアとの相性が良く、実質守護としての役割もありますが、この子を活かすには構築を大幅にミツェル寄りにせねば機能せず、加えて引けなかった時が悲惨なのでボツ。

• 白華の弓使い

汎用性が高く横展開の回答にもなりうる一方で、ランダム除去の安定のしにくさが気になった一枚。STRではどのデッキもカードパワーが比較的抑えめだったため白華のパワーも通用しましたが、今は打点が結局森荒らしと一緒であること、機能に進化権が必要なことから不採用。

• デュアルフェンサー・クリフト

ーー無双たる理由、見破れるか。
バスッ！0
進化時効果が顔に飛ばせる分悪くない選択なのかもしれませんが、純軸でクリフトに進化を切りたいか…？ というのが素直な気持ち。

• 清き泉のエルフプリンセスメイジ

ウィスプを手に入れる手段としては最もテンポロスが少なく、オムニスやシンシアのバリューを上げるには必須級のカード。他の2コス同様後半に引き込むと弱く、また後4、先5がエルプリ進化権を切るテンポロスが許される上限であると感じたことから、確実に早めに進化権を割きたいところ。

• 機械樹の番人

純軸では沼採用時に必須。コンボ次第では10t10点バーストを叩き出すため、復讐相手には有効なカードになります。

微有利
「機械に対し優位などそんなことはない」と先行上振れを語られたらどうしようもないですが、2コス→ミノムシクロー→鉄弓の動きは旋風で4tに捌ききって仕舞えばその後がリソース貧で続かなくなります。
リザを挟んでくれるなら奇跡などでこちらがテンポを取りやすい状況に持ち込みやすくなり、機械軸のオムニス投下も盤面0の状態なら9t、進化を切れるかどうかのエルプリが入ったとして8tからフルパワーですが、こちらは安定して8tからフルパワー、動きによっては7tから運用できるため先にマウントを取ることができ、更に連打で詰めることができます。先6シンシアへのケアは後5の旋風を用いた展開→後6シンシア進化により取り返しやすいです。
むしろ苦手な対面は進化軸。うかうかコンシードに持ち込むことができず、グリームニルで盤面を否定されやすいのが辛いですが、グリームニルの動きにはオムニスで強く返しつつ打点を出せるため、連投して諦めないことが重要。

有利
この対面は相手の一番強い展開に対し旋風で返し、そこを皮切りにオムニスを投げ続けるのがどの軸に対しても重要。
序盤、中盤の展開を白刃で無理やり取ってくることもあり途中までは拮抗した盤面勝負になりますが、セリア無きロイヤル、特に純ミッドレンジは中盤の展開に複数枚カードを要するようになり、リソースをいたずらに消費したくない相手にとって、継続した盤面展開は意外にも難しいところです。そこに旋風を差し込めればかなり有利に立ち回ることができます。

五分
先行を取った方が強いです。バーンとこちらの相性は先に顔を削り切れるかどうか、機械は安全にブックを置いてソニックを使いまわしつつ運良く疾走を引き込めるかどうか、ソロモンはこちらのシンシアより先か直後にライオを置けるかどうかです。
バーンに対してはギルネという回復手段が一応あることを念頭に、秘術型ならオリゴをロックして盤面を狭くするなど、なるべく相手に顔を殴らせず、弱い動きをさせることが重要。
機械はハマると先の画像のように泥試合と化すことを覚悟で、旋風、オムニス、メーテラ、シンシアでひたすら盤面に圧をかけていきます。こちらの展開に対しそう何度もなんども機械魔導ゴーレムを引いて除去ができるわけでもないので、この対面は諦めないことが重要。
ソロモンはライオを出してから本腰入れて動き出してくる前にギルネを置けるよう盤面を作り顔を削って、残りをオムニスで削りつつ除去するのが理想。全対面の中で最も攻撃的な動きをする対面になります。
後4テトラに対し侵食は良い解答例です。その後に進化を使った動きをすることは少ないので、先6エルプリ進化あくび→オムニスが通りやすくなります。

微不利
まずAoEによりギルネルートが通りにくいです。そこに加えこちら側の苦手な特大打点のゼウスが今は主流のため理不尽を押し付けられます。
財宝はスフィアになった瞬間を狙って侵食+ロックで一応凌げますが、そんな小手先の戦いをするくらいならしっかりとオムニス連打まで漕ぎ着けて顔を狙いつつ、スフィアになった瞬間にこちらがリーサルを取れる状況にするのが吉。特に小粒採用の目立つ財宝相手にシンシアが刺さりやすいため、そこを起点に相手盤面は下手に処理せず顔面を意識するのがいいと思います。

五分
回り方次第です、ハデス相手は早期に冥府まで繋げられてしまうと盤面で圧をかけるという寸法が取れなくなるため、どちらかといえば不利。
進化対面はティティを突破できるか否かにかかってきます、オムニスで綺麗に回答できることが多いので、そこから相手のフェリタイムまでに顔を削り切れるかどうか。
リアニは先行有利。後レイヴンにシンシアをぶつければ大抵の場合はggです。先レイヴンはそれが不可能なため、大抵は強い動きをされて終わり。冠に対し侵食を打つことができれば相手は他の手段を取らざるを得なくなりますが、結局はタルタロスが着地してくるため、やっぱりシンシアを置けるかどうかです。

微有利
デッキを練っている当初、純エルフはユリウスアザゼルハメサキュの3枚によって復讐に対し絶望的な相性だと思ってましたが、ギルネを入れて前寄りにし、オムニスを連打する構築にしたことで復讐に対し先にマウントを取れるようになりました。問題は機械。
機械対面はギルネに繋げるような盤面を否定されやすく、守護の少ないこちら側としてはスレイ連打で結論が出てしまう対面です。やれることは除去にめげずシンシアとオムニスで除去展開を繰り返し、相手がしびれを切らしてモノを雑に投げてきた瞬間にメーテラや侵食で突破→リーサルという状況に持っていくこと。相手がそんな都合よく解決札を持ってるわけがないという希望を胸に攻め続けることが大事です。旋風を用いた除去は5tまでにうまく切ること。それ以降の旋風を用いた除去と展開はスレイモノのカウンターを通しやすくなってしまいます。

五分
まさかの五分、実際相手のドローソースが限られている関係でコンシードに持ち込みやすい対面ではあること、ファッティに対するメーテラ、侵食、シンシア、ロックの回答があること、飛び道具がほぼ存在しないことから、堅実に処理に回り、顔を詰めていけるようになれば勝ち目はあります。ただしこちらの回答が用意できなかった場合は容赦なくこちら側の盤面を否定してくるため五分の結果に。実際戦績も14-4のうち4-2と、データを取り続ければ五分に近くなる状況でした。
旋風での回答はなるべく最後の最後まで渋ること。旋風は除去ソースとして最も打点が高いものですが、その後の展開が弱く、ヘクターやクルトを持たれていると不利な状況に持ち込まれやすいです。基本はオムニスで返しつつ圧をかけて、オムニス切れでどうしてもやばい場面になりそうならロックで一旦逃げつつリソース回復、次ターンで二連旋風を切り全除去していけるよう立ち回るのがコツ。

微有利
リーシェナさえなければ有利。
機械軸相手は回復リソースが乏しいため、リヒトが採用されていたとしてもオムニスや奇跡で押し切っていくことが可能です。女神にはアレークト以外はロックで封じ展開に繋げることも可能。マグナジャイアントはサーチにも使うため連投される状況の方が珍しく、シンシアを用いた展開も機械神採用型でなければ返されにくいです。マグナジャイアント自体もオムニスで簡単に返すことが可能。
リーシェナ特化はシンシア展開が通らない限りギルネが腐り、黒を置かれるとどうしようもなくなってしまうため苦手。相手に進化を吐かせるような強い動きをすること自体は可能なので、相手が回りきってないことを信じて強展開を続けていき、貪欲にリーサルを狙っていきます。一応エンシュがあれば有利対面にはなりますが、そうなれば相手もコンシード択からメイシアに繋げてくるためガン有利かと言われると微妙です。
AF軸は盤面を早い段階から否定されてしまうこともあり、シンシアの通りも良くなく微不利。ただアンリミと違いAFを埋め込む隙が大きく手段も乏しいために、相手もそうなんべんもこちらの展開を除去し切れるわけではないので、ハナから展開を諦めるのはNG。
相手も進化権を使い切ってしまう状況になれば途端にリーサルへの道が遠くなる、ということを頭に入れて、どうにか進化権を切らせるような動きを取っていきます。ちなみにダイン入りは不利。細かい展開もまとまった展開も1枚で回答されてしまいます。