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最果ての骸
ソレは全ての知覚外に存在し、理外を揺蕩う
ソレは意志を持たず、その時を待つ
運悪く出会ってしまった時は・・・

デカは平凡な村人であった
狩りをし、馬の世話をして暮らしていた

-ある日、ソレと出会ってしまう迄は
ふと気が付けば周囲は至極色であり、手足すらも見えぬ霧の中であった

はて、俺はいつの間にここへ来たのか

自問するも答えは勿論返ってこない
然しデカには何か超常の現象が起こっていることだけは理解出来た
単なる遭難であればその場を動かない事が良いとされる、然れどもこのような事態にのんのんと座り込み助けを待とうともおそらく意味は無い
デカは腹を括ると、宛もなくフラフラと歩き出した

暫くすると、ぼう、と明かりが先に見えた
焚き火か、出口か
逸る心を押さえ付け、デカは転ばぬよう素早く光に近づき、はたと止まった

そこにそびえ立つのは身の毛もよだつような巨大な骸骨であった
眼底を竜胆色に光らせ、ぬぼぅと立ち尽くす化け物であった
そして周囲には・・・九つの髑髏が転がっていた
それは幼き頃、母に聞いた怪物にそっくりである
そう・・・正しくそれは

「最果ての骸・・・!」

刹那、骸はその巨体に見合わぬ速度でデカへと振り向くと五畳はあろうかという巨大な手でかの身体を強く握りしめた

「ぐうぅっ・・・」

肋骨が悲鳴をあげ、肺から息が絞り出されていく
けれどもデカは、痛みと恐怖の他に別の感情を感じていた

途方もないほどの、母親へ向けるような愛と、歪んだ性欲だ

その揺らめく瞳が彼を見つめた時から、頭がおかしくなるほどの『ソレ』に支配されていたのだ
握り締められ、命だろうか、生物としての根幹をなす何かを搾り取られながら彼は無意識に腰をカクカクを震えさせていた

大好き大好き大好き大好き気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちちいい!!!!!!!!!!!

幼子が母親へ向けるような安心しきった顔でデカは何にも当たらず、中空を彷徨う肉棒をダラダラと精液を垂れ流しながら振るい続けた
巨大な骨がその身に食い込もうとも彼は気に掛けず全身を善がり狂わせていく
潮を吹き散らし、白目を剥き泡を吹いてもその前後の運動は止まる様子を見せず、寧ろ加速して行った

は゛あ゛っ!!❤!!!❤あ゛っ゛゛!!!!!❤!お゛っ!!!!!!!あ゛い゛ぎ゛いいいいいッ!!!!❤❤❤❤

カスカスカスカスカスカスカスカスビグウッ!!!!!

最後に一際大きく身を震わせると、デカは全身を弛緩させる
その僅か後、彼の体はまるで砂のようにサラサラと解け、最後には髑髏のみが残された
『最果ての骸』は先程とは打って代わり、興味を失ったかのようにその骨をその場へ打ち捨て、またぬぼぅと立ち尽くすのであった・・・



エズ×エズ賛美日記の筆者さんは同じ人です。みんなも読んでみよう!

このページへのコメント

割と抜けるかも

0
Posted by 名無し(ID:rSfbBIG5Mw) 2020年03月01日(日) 01:04:03 返信

scpっぽみ

2
Posted by 名無し(ID:HKJ+hkzn5w) 2019年04月09日(火) 07:23:14 返信

んにゃぴ…んまあそう、よくわかんなかったです

3
Posted by 名無し(ID:1Tx1muQAGQ) 2019年04月09日(火) 07:14:35 返信

面白いと思ってやってるんでしょ(適当)

0
Posted by 名無し(ID:sG145OiESA) 2019年04月09日(火) 01:18:00 返信

怪文書乱発するほど今のシャドバ環境悪かったっけ?

0
Posted by 名無し(ID:SfWnsGYkag) 2019年04月09日(火) 01:12:32 返信

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