おんJシャドバ部

【進化前】
優れた存在に生まれついた。俺の理由、他にいるか？
世界は材料だ。僕が弄って、ようやく初めてマシになる。
『管理者』が寄こした環境も、利用してやるよ感謝しろ。
どうせお前らじゃ何も出来ない。従っとけよ、私にさぁ！

【進化後】
我を呼ビシは、突キ抜けし能の、暗き【愉悦】。
愉悦ノ反応、行キ着きし果てが為、器と選バン。
――愚かなりハ、ベルフォメット・アーデライト。
最適ヲ誤り、可能性を断ツ。自制効かヌ、暴走の愚者ヨ。

遮断の触手
コスト:4		フォロワー
クラス		ネメシス
レアリティ		レジェンド
タイプ		機械
パック		トークン
CV		-
イラストレーター		Budi
進化前
攻撃力	2	体力	4
守護 相手の能力で選択できない。 ラストワード 自分のリーダーを4回復。
進化後
攻撃力	4	体力	6
進化前と同じ能力。

---

蹂躙の触手
コスト:4		フォロワー
クラス		ネメシス
レアリティ		レジェンド
タイプ		機械
パック		トークン
CV		-
イラストレーター		Budi
進化前
攻撃力	4	体力	2
疾走 相手は、能力でこれを選択できるとき、これしか選択できない。 ラストワード ランダムな相手のフォロワー1体に2ダメージ。
進化後
攻撃力	6	体力	4
進化前と同じ能力。

殺戮の剣、再生す。

再生の殺戮・ティシポネー
コスト:9		フォロワー
クラス		ネメシス
レアリティ		レジェンド
タイプ		機械
パック		トークン
CV		小清水亜美
イラストレーター
進化前
攻撃力	7	体力	8
突進 1ターンに2回攻撃できる。 能力によって破壊されない。（攻撃か能力によるダメージでは破壊される） 攻撃時 「次に受けるダメージを0にする」を持つ。
進化後
攻撃力	9	体力	10
進化前と同じ能力。

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不鎮の杖、再誕す。

再誕の不鎮・アレークト
コスト:9		フォロワー
クラス		ネメシス
レアリティ		レジェンド
タイプ		機械
パック		トークン
CV		小清水亜美
イラストレーター
進化前
攻撃力	4	体力	7
守護 自分のターン終了時、自分の機械・フォロワーすべてを+2/+2する。カードを3枚引く。
進化後
攻撃力	6	体力	9
進化前と同じ能力。

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憤怒の砲、再燃す。

再燃の憤怒・メガイラ
コスト:9		フォロワー
クラス		ネメシス
レアリティ		レジェンド
タイプ		機械
パック		トークン
CV		小清水亜美
イラストレーター		タツヤキ
進化前
攻撃力	2	体力	11
潜伏 自分のターン終了時、自分のリーダーを6回復。自分のEPを1回復。 自分のターン開始時、相手のリーダーに5ダメージ。
進化後
攻撃力	4	体力	13
進化前と同じ能力。

機械兵やアイアロンの残骸から得た廃材から作られる触手たち。
遮断は選択不可守護というほぼ確実に攻撃を一手受けてくれる防御性能を持ち、更にラスワで4も回復する。
蹂躙は4点疾走に加え対象選択を強制させる能力があり、相手の選択肢を奪いやすい。
これらが廃材食わせて3pp払うだけで得られる。元は4コストだけど3コストで出る。

下す刃
追加フィニッシュ担当の4機目のエリネイス。疾走9打点。
単離しているのでベルおじと一緒に出たり遅れて出てきたりするけど、どっちの場合でも基本0コストで引っ付いてくる。
ファンファーレ1体破壊も、進化権無しだとティシポネーで2面しか取れないベルおじの着地に貢献する。
遅れてきたら遅れてきたで英雄と一緒にクソデカ打点フィニッシュをキメる。
あまりに強かったため4機目のみナーフを受けてしまった。が、相性の良いベルおじとはずっ友。
野望は強欲

おおまかな前予想通り「出せればゲームエンド」級のパワーはあったが、新弾が出た当初はベルおじ着地よりよっぽど速く試合を決めてくるあいつやそいつが環境で暴れ散らかしていた為、厳しい立ち位置に居座ざるを得なかった。 出せても負ける

風雪の時を経て、宿敵であったビショップとエルフのナーフにより環境のスピード全体が以前よりもデフレ化。
そうなれば当然、出せば勝ちなこの男の出番が無い訳がない。彼を主軸とした機械ネメシスがランクマにて次々と出現。本体の融合効果や戦慄の侵略で出てくる遮断の触手、その他スピネ本体で遅延しながら人形の皆さんで盤面処理も事欠かさず、9ｔ目にMAXベルおじで圧倒的盤面を形成してサヨナラ。おまけに4機目も人形軸や黒幕との相性から早期に走ってくるので、疾走を持つ蹂躙の触手も交えた疾走打点により9T目までなら絶対安全という保障すら奪う。
上記のコンセプトは、現環境にて盤面形成と速さに定評のある機械ネクロや連携自然ロイヤルでも崩すのはそう容易では無く、甘えた動きをしているとすぐにでも遮断による守護回復連打で遅延からベルおじコース直行となる。
総じて、ドロソやリーサルターンの遅さ等といった課題はあるものの、明確なコンセプトとそれなりの安定性から現在、進化ウィッチや前述の連携自然ロイ、機械ネクロ、ラティカエルフと同じtier1の一角を担っている。

ここまでの文章では出せば無敵のように書いてきたが、わずかではあるものの完璧に返すカードは環境に存在している。そうなった場合はラスボス眼鏡に任せよう。メガイラでEPを回復しているのでお膳立てまで整っている。ディズレスタンに関してはそのままグリームニル投げられたりして死ぬと思うが

その後、光耀の標・ミストリナ＆ベイリオンを用いてOTKしたりしなかったりする自然ロイヤル、人外魔境・クリストフによる処理不可能盤面や鎖杖のネクロマンサーを絡めた超打点をかますラスワネクロが流行。受け身の姿勢を基本とする機械Nmはこの2者に押され気味で、Tier1の座が少し怪しい状態となっている。
...だったのだが、ネメ使い達はラスワネクロの消滅にめっぽう弱いという弱点を突き、構築を従来の人形型から彼らをガン積みした上で更に相手の展開を抑制できる《運命の輪》・スロースを採用した妨害重視型に変え、それからしばらくたった今では対ラストワードネクロ戦は従来の不利〜微不利から五分〜微有利にまで持って行ったとされている(諸説あり)。また、デッキにおける山場の遅さから最も絶望的としていた撤退ロイヤルだが、こちらはロイヤル側の構築の都合上、ラミエルを取るのが非常に難しいというのが徐々に発覚し、更に現環境において序盤に大展開してくるデッキが減った都合上、体力の上限を増やしてotkに対して強くなる招来の大天使が着地しやすくなると共に採用し始められたことにより、当初かなり絶望的だった対撤退ロイとの戦いも現在ではプレイングと引き次第では十分に打ち勝てる可能性のあるものに変化した。しかし、こちらは母なる慈愛で触手による回復を消されたり、そもそもミストリオンの高スタッツを取るのに苦労したりと五分というにはまだまだきつい印象。時が経って撤退ロイ側のプレイングもかなり熟練したものとなっているのもそれに拍車をかける。
総じて、一時期は上述の両者とマナリアにより、tier1を危ぶまれていたネメシスだが、構築の再編成により現在では引き続きランクマで最もよく見掛けるリーダーとなっている。今回の件で、ネメの機械カード達は彼らだけでパワーを完結させている分、それ以外を環境のメタ次第でかなり自由に組み替えられるのが機械nmというデッキの大きな強みである事を実感できたと言えよう。

アンリミテッドでは、豊富な機械カードプールと天界の門を生かし、5tに手札のカードをすべてベルおじに融合させ、天界の門の効果を彼に確定させることで、6tに本体と取り巻きを降臨させることを主軸とした「天門ベルフォメット」が構築されている。

新しくデッキに入りそうなカードはニュートラルのマスターコックくらい。
究明の魔術師・イザベルなどで極大バーンを決めてくるウィッチ、次元の超克者・ユアンによって一気に安定感が高まった共鳴ネメシスのおかげで(せいで)全体的なキルターンが7ターン前後とかなり早まり、必然的に10t以降でないと勝利出来ない機械ネメシスは一気にシェアを落とすことに。
その2つに勝てる撤退ロイヤルや友魂の少女・ルナを採用し常闇の花嫁・セレス軸にシフトしていったラスワネクロなどの更なる台頭もあり、デッキの必須枠が少ないためフリースロットに積んだメタカード次第で勝ちの目も無いわけではないが、特にこれといった妨害することのできない共鳴ネメシス相手には絶望的な相性で、非常に厳しい状況に置かれていると言わざるを得ない。
新パックやナーフで環境が低速化すればまた出番もある、と信じたい。

ア前環境では、新戦力としてフドーとユピテルを迎え、進化を少し織り交ぜた形で復権。前環境でキツかったセレス、イザベル、ミストリオンが軒並みナーフされたのがかなり追い風で、RAGE GFでは8人中6人が持ち込むほどの活躍を見せた。
アではN金の導く鐘・ベルエンジェルに加え、新たなるコントロール札兼フィニッシャーのカラミティ・モードを獲得。今までマスターコックでしか上げられなかった体力上限を更にあげることが可能となり、コントロール性能に磨きがかかった。

が、しかし、暴れすぎたのかヘイトを溜めすぎたのか、DOCが終わると同時に四機目のエリネイスがナーフされてしまった。

追加カードで人形宴楽軸とAF軸の処理能力が増え、機械とのハイブリッド型のデッキが構築できた。
しかし人形・AFそれぞれに別途フィニッシュ手段があり、また取り回しのいいカラミティ・モードもあったため、遅いフィニッシャーのベルフォメット・機械軸はTier3あたり止まり。
とはいえ効果ダメージをシャットアウトする永久の盾・シオンや、AF・人形系の序盤の処理札などが大幅増したおかげで耐久力が高まり、加わったカードは良いものが多い。

ローテ落ちを直前にして世はついにコントロール時代になり、遅延の末に凶悪な盤面で蓋をするベルフォメットが活躍できる遅いゲームが大きく増えた。カードプールにも、序盤の制圧力が異常な共鳴軸や、ダメージカット、回復＋ドロー(あとたまに盤面除去と顔面削りも)をチョイスでこなす万能兵器神器鳴動が加わる。
コントロールの仮想敵としてアルティメットバハムートがおり、アルバハをどう対策するかを焦点にした試合が増えた。
しかしネメシスには単独でアルバハを対策できる強カードとしてカラミティ・モードと時空の掌握者があるため意外となんとかなり、またアルバハを強く使えるのはこちらも同じで、コスト詐欺をするカードこそ少ないものの、トークンやエンハンスなどでPPを綺麗に使い切りやすい機械ネメシスがアルバハをタッチする構築も登場する。
主流は共鳴特化などだが、ローテ落ち前の最後に一花咲かせる活躍に期待できるだろう。

強力とはいえ遅くて重いこのカードに活躍機会なんてあるわけない……

「――なんて言うかよ、ばぁか。」

さすがに地雷デッキの域を出ないものではあるが、天界の門のほかを機械タイプ・0コストのカードで埋め、5ターン目に手札の全機械をベルフォメット(極致の創造主または天地の侵略者・ベルフォメット)に融合、0コストカードを吐き手札を融合済みベルフォメット一枚にし、直接召喚された天界の門でコストダウンしたベルフォメットを6ターン目に早出しするデッキが考案された。
大会実績などには至っていないものの、ローテ落ち後もベルフォメットを使いたいとか、ローテの機械ネメシスは組んだけどアンリミにリソースを割けない低資産勢は組んでみてはいかがだろう。