おんJシャドバ部

【進化前】
一番星の下、神は無二たる啓示を与えた。
再三再四と繰り返す人の業に、裁きでなく赦しを与えよ。
彼女は頷き、天に己が五識を捧ぐと誓った。

【進化後】
この世は神が創りたもうた大きな双六。
彼女は七光背負いし小さな駒。
訪れる八災、試練、しかし瞬く導きの九曜星。
全てを越えた旅の果て、彼女は十全なる権能を得る。

鳳凰の庭園を利用すればカードのコストが1/2になるため、1つなら10コスト、2つなら5コスト、3つ揃えばなんと3コストにまで軽減される。
しかし鳳凰の庭園はドラゴンのカードであり、相手がドラゴンで庭園を積んでいるという前提でなければこれは使えないと思うかもしれない。
そこで財宝の地図を使うことで自分から鳳凰の庭園を出すことが可能になる。
この方法の欠点は2つあり、最速召喚を狙う場合デッキに3枚のみの積めない財宝の地図を2枚以上引き、かつ鳳凰の庭園を2回以上引き当てないといけないということと、そもそも庭園を2個以上出したら相手も大抵やりたい放題するのでこちらが死ぬ可能性が高いということだ。
しかしこのやり方だと召喚が困難なローテーションでも7tで召喚することが可能になる(5t庭園→6t庭園→7t開闢)
一考の価値はあるかもしれない。無い

天界の門はターン開始時にランダム1枚の手札のコストを-3、デッキに重複するカードがないハイランダーデッキの場合は-10する効果である。
ハイランダーデッキとして構築して、5T以降にPP5以上を余らせて天界の門を特殊召喚するか普通に置いて、開闢を自力で引いて、ターン開始時に開闢がコストダウンすれば10コス、二回以上コストダウンすればなんと0コスで開闢が出せる。
欠点は上記のような手間と、エルムドアから村正を盗む確率を思わせるような運ゲーを強いられること。
当たる確率は小数点以下だがまだ天門開闢のが当たる確率が高い。

魔術の王・ソロモンがファンファーレで持ってくる指輪のスペルブーストをX回以上貯めた後発動させると、コストX以下でコスト最大のフォロワーをデッキから手札に加え、そのコストを0にする。
つまり指輪のスペブが20以上のときに発動させれば開闢をサーチした上で0コスにしてくれる。当然サーチ即置きもできる。
問題はソロモンを置いた上で更に指輪のスペブを20も貯めなきゃいけないところ。普通に直接召喚したほうが楽じゃね？
とはいえ、スペブしまくることができるならあえて1-10コスト全部採用するという構築を縛られずに開闢を出すことができるようになったというのは大きいのではないだろうか。スペブてんこ盛り構成自体が偏った構成なのは否定しない。

ジンジャーを出したときに手札に加わるジンジャーの言霊を使うと1/1/1の開闢が出せる。
その開闢にウルズを撃てば20/20/20の開闢が場に出てくれる。
また、開闢を特攻させた後にエイルでリアニメイトするという手もあるが、20スペブも必要なので現実的ではない。

開闢がこのバトル中に破壊されてる状態で、新ウルズを自分のフォロワーに撃つことで開闢が出てくれる可能性がある。
問題は開闢が破壊されてるということはすでに場に出て殴り倒されてるという点と、新ウルズが出してくるのが自分の破壊されたフォロワーの中からランダムだというところ。正規で開闢出すほうが何百倍も簡単なのでは

魔海の女王は手札のニュートラルでないカード1枚（とニュートラル・カード1枚）のコストを-20するという効果であり、コスト20の開闢がちょうど0になるのでそのまま出すことができる。
欠点は魔界の女王のコストが10と重いことと、魔海の女王のデメリット効果で手札を捨ててしまうこと。

言霊遣い・ジンジャーは手札のフォロワーのコストを0にするという効果であり、これを利用することで開闢を出すという方法だ。
ジンジャーのデメリットであるファンファーレを失うというものも、このカードにはファンファーレが無いため問題はない。
コストを0にするため手札に開闢が3枚あれば全て1ターンの内に召喚することが出来る。事前に無貌の魔女で増やしていたならば盤面に開闢が4体並ぶという凄まじい状況になる。
欠点は出したターンは隙が大きいことなど。
しかしジンジャーとこのカードを引いてさえいれば9tに出すことができ、またジンジャーウィッチの天敵であるバハムートやテミスの審判といった全体除去に耐性がある為、出しさえすればほぼ確実にゲームを終わらせるフィニッシャーとして活躍できる。
さらに、上述の呪いの言霊・ジンジャーと組み合わせれば8T以前の降臨も可能。
また、闘技場の司会者・チャットを組み合わせれば守護を付与することも可能なため、このカードの隙をある程度誤魔化すことも可能である。その際はチャットより先にこのカードを出さないように注意。
現状この方法が一番このカードを活かせると思われる。

ジャイアントマッチのラストワードを利用する方法。
下準備は上記の言霊遣い・ジンジャーと同じだが、こちらは場に出るまでにタイムラグがあるためジンジャーを使った方がいい。

コストを1から10の間のランダムな数にする混沌の流儀を用いて踏み倒す、次元の超越と同時に投入してうまくコストが下がればOTKすら可能。
開闢の予言者入りのデッキの中では開闢出しの速度が現代でも通用するレベルだが、その代償に運だけ戦術かつ混沌の流儀が引けなければお話にならないのでロマン砲の域を出ない

3ドローして引いたカードを一時的に0コスにする。引いてさえしまえばいかなるカードも0コスになるため開闢！超越！除去！と揃えてしまえば並の相手は容易く吹き飛ぶこと請け負い、理論上は開闢！開闢！開闢！なんて芸当も可能
混沌と違い隙は少ないが、かと言って開闢やら具現化やら仕込んだ悠長なデッキがアンリミのガチデッキに通用する程甘い環境ではないしかと言って具現化開闢全力デッキをネタデッキと言い張るには少々動きが強烈過ぎるのでハイランダーに1枚ずつ仕込むのが妥当な落としどころか。超越？やめとけ

山札全てを1コスにするという時間差こそあるが強烈な踏み倒し。ドローをぶん回せば具現化よりも容易に3連開闢も目指せる
なお、肝心のライオを出す上で解放の絶尽は採用できず（開闢が引っかかる）、さりとて素出しはネタデッキだとしても悠長に過ぎるので上記のソロモンでライオを引っ張る構築にするのが最も運用しやすいか。ソロモン登場時といいやはり開闢はソロモンとライオの仲人

想像の具現化のフォロワー版。具現化よりドローが2枚多いので単純に開闢を引ける可能性が高くなる。問題はミデロに5種類のカードを融合して変身させないといけないこと。

このカードのモデルになったモーセだが、かの十戒を神から賜ったとされる人物だ。十戒とはシャドバでは絶傑のモデルになった｢嘘をつくな｣とか｢姦淫を避けるべし｣とかのあれである。

軽くそれを授かるまでの流れを説明しよう。

遠い昔のこと、具体的には古代エジプトをラメセス2世が統治していた新王国時代。この時ヘブライ人はファラオの奴隷として酷使されていた。ヘブライ人はその圧政に苦しみ、ある男は指導者となって、エジプトから脱出を試み、神から与えられし土地 パレスティナへの逃亡を実行した。それがモーセである。

……エジプトから逃げるヘブライ人。それを追うラメセス2世とその軍。そして軍はモーセたちを海岸にまで追い詰めた。万事休すか。しかしモーセは神に祈った。すると、行く手を阻む紅海が割れた。水が左右に分かれ、道のようになったのだ。ヘブライ人達はこれ幸いと海底を歩き、向こう岸まで逃げおおせ、最後の一人がたどり着いた瞬間、海は元に戻り、追ってきた王国の軍はみな海の藻屑と成り果てたという……



祈りで海が割れた？これマジ？*2
かなりインパクトの強い話なのでモーセの代名詞のようなエピソードである。



兎も角荒野を彷徨うヘブライ人。そしてある山の頂上にてモーセは神託を受け、その内容が神によって石版に記された。これが十戒。これを守る限りヘブライ人は神より守られた｢選ばれし民｣でいられるのだ──────これを、｢シナイの契約｣という。



ちなみにこれらのエピソードは全て旧約聖書の「出エジプト記(英語でEXODUS:エクソダス)」に書いてある。敬虔なホモは読んでみてもいいかもしれない。インターネット上で無料で読めるよ。