おんJシャドバ部

第11弾カードパック「次元歪曲」にて登場したレジェンドのロイヤル・フォロワー。

4/4突進に全体バフがついてるだけでそれなりに強いが、更にロイヤル初の直接召喚を持つ。条件は「バトル中に自分のフォロワー15体以上破壊」となかなかに厳しいが、一度満たしてしまえばこの重量級の突進が最大3回ターン開始時にノーコストで出てくるのは強力。フレーバーテキストの通り、拮抗した状況でも、均衡を破り一気に戦況をこちらへ傾けてくれるだろう。

ALTのローテロイヤルはほぼコントロール寄りになっていることもあり相性も良好。無理なく構築に入るだろう。既に述べた通り素で出しても結構強いので手札に来てしまってもさほど痛くない。

アクセラレートレイサムや希望セリア、オースレスナイトなどの1枚複数展開カードを活用すれば8T目あたりには15体破壊は達成できる。
低コストを多く積んでも、このカードのお陰で後半も強い動きをしやすい点が強力。

アーサー自体が1枚で5体展開できるので将軍の条件達成に貢献する上、さらに将軍発動後にアーサー展開⇒将軍攻撃で簡単に4体に+1/+1バフをかけられる。ただし、ロイヤルは8コストが渋滞している点に注意。

低いコストで頭数を稼げるので直接召喚に繋げやすくなる。条件を満たした後もバフのかかるフォロワーが増える、といつ組み合わせても強いのでこいつらに限らず細かいフォロワーをたくさん並べられるカードとは好相性。骨の貴公子と魔将軍・ヘクターのようなものである。

まさに相性抜群。広げたフォロワーにバフをかけつつ直接召喚へのカウントもかなり稼げる。ガウェイン→6T乙姫→7T炎獅子のムーブが強力。

このカード自体と言うより、このカードと相性が良い横に並べる動きとの相性が良い。友達の友達は友達サ。ただし7T以降はデッキからこのカードを引っ張ってしまう点には注意。

やっぱり「機能すれば」という条件付き。勿論素引きしてしまう可能性もあるが、素でも突進とバフを持つのでそれはまだマシ。

最大の問題が「遅すぎる」ということ。
8T目というとヴァンプはリーサルターンだし、ALTで実装された新サタンドラゴンはもうコキュートスカードをがんがん投げ始めている。マナリアもダメージブーストが完了して一気展開が始まるころ合い。
このため出遅れてしまうとペースを取り戻せずに大将軍活躍前に終わってしまう。
そもそも最近のシャドバが盤面勝負に付き合ってくれないというのも問題か……。
盤面勝負なら強いんだよ、盤面勝負なら……。

元々は騎士王・アーサーナーフでスッカスカになったロイヤルの7コストにお誂え向きといった風で登場し、レイサムよりコストが1低かった。
それを踏まえて、展開してから白翼の戦神・アイテールでバフしつつ、3Tに先陣の騎兵、7Tにレイサムを確定サーチするアグロ寄りのデッキがローテで大流行、緊急ナーフをされてしまった。それはまだいいのだが、その内容がドギツい物で、｢コスト上昇+スタッツ低下｣。そう原初の竜使い、魔海の女王などそうそうたるメンツにのみ許された2段階ナーフである。
ケツ4の方は実は気にならないのだが8コストになるのがとにかくキツい。
アイテールとのシナジーを切られるわ、7コストフォロワーがまたいなくなるわ、場持ちが悪くなるわの三拍子で痛い。3倍痛い。シャアかよ。

と、一応言うだけ言っておくが、全盛期の3割程の強さでOOT世界大会で活躍した原初もいるし、直接召喚される分には今まで通りの強さなのでので完全に死んだと明言するのは避けておくとしよう。
直接召喚自体は弄られていないので今後暴れることもあるのではと予想していた慧眼なホモもいたが、プロダクトマシーンを大量に展開するカードの追加によって機械ロイヤルが成立し復権した模様。
ただ手札に来た時の弱さが拭えないという点もありトップからは一歩引いた立場となっている。

なお理不尽ナーフのように書いていたが、後にローテロイヤルの勝率が57.5%とかいうとんでもないレベルだったことが発覚。ホモの目がリハク以下であることがいよいよ証明された。


時が経ち、このカードがスタン落ちする2020/3/30のメンテナンスにおいて、元の7/4/5に戻された。空中戦による理不尽のぶつけ合いにあふれたアンリミ環境で、もう一度進めるだろうか。