おんJシャドバ部

「運命相克編」および時空流転編に登場するキャラクター。CVは三木眞一郎。

レヴィールを牛耳る巨人《タイタン》の一人で、治安を司っている。
マイザーを含む保安官補らを束ねる存在であり、セリーナが身をおく教会にも関与しているようだが……？

言霊によって対象に命令を従わせる魔法を操る。
例えば、『黙れ』と命ずれば対象は喋ることができなくなる。平たく言えば絶対遵守のギアスである。
同じタイタンやアルザードなどの魔力が高い相手には通用しないが、レヴィールの市民程度であれば全員操ることができるとのこと。
また、この能力を用いてバフも可能で、『我が腕は鋼鉄』と言えば文字通り鉄拳をお見舞いすることができるし、『我が脚は疾風』と言えば高速移動も可能。『傷よ癒えよ』『魔力よ高まれ』で回復や味方強化までこなせる万能具合。
ナハト・ナハトによれば『死ね』という命令を下せば相手を殺すことも可能なようであり、無効にはなったものの、実際にドラークに対して『死ね』という命令をしていた。

ストーリー中盤、自分の立場と線引きし、個人としてマイザーの信念を尊重して彼の背中を押す。
一方で治安を司る立場の都合上、諸悪の根源であっても戦力で優位なアイシィレンドリングに与することが治安維持のために必要と、マイザーや闖入してきたドラークの前に立ちふさがる。

……やれやれ。
頑固ですねぇ。
知ってましたけど。
マイザー。
色々考えたんですが……
やっぱり、アナタに処分を下そうと思います。
しばらくの間、謹慎です。
謹慎期間中は、アナタから立場をはく奪します。
装備もそこに置いて行きなさい。

――そして、新しい装備を持って行きなさい。
謹慎中のアナタが何をしようと私は知らないし、
アナタが誰と戦おうと私たちは関係ありません。
ですから、ここから先はアナタ一人だ。

――私は巨人《タイタン》。
感情では動けない。
だからアナタの想いは、私の想いだ。
加速しろ、マイザー。
全てをご破算にしてしまえ・・・・・・・・・・・・。

……行ってらっしゃい。
アイシィレンドリング……
ナハト・ナハト……。
敵はどうしようもなく強大だ。
でも、アナタならと思ってしまうのは……
……ちょっと贔屓がすぎますかね。

ストーリー終盤ではフローゼスとバニーによって状況が一転。
アイシィレンドリングが弱まり、またなりふり構わない手を使ったことでより大きな害となったため、ナハト・ナハトとともにアイシィレンドリングを討つ方へ舵を切る。手のひら返しというよりは、最初から最後まで治安が優先というスタンスに則っての判断だろう。
別働するバニバロ、アルザードを除く残ったメンバー総がかりで、アイシィレンドリングとの決戦に臨む。

その後、平和を取り戻したレヴィールでは相変わらず治安維持を司っている模様。とはいえ大きな危険が過ぎ去り、マイザーともども日常の困りごと解決じみた仕事が主になったようだ。

• ピースキーパー・ヴィンセント