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サンプルデッキ

概要

Fate杯の第1ラウンドを5勝で突破できたので、これを機に作成しました。
ランクマで見かけたことのない唯一の寝取りレジェ」と言われる真紅のローズクイーンをフィニッシャーにした自傷軸ゥマァンプ。見てそのまんまだな!
ローズクイーンと比較されるフィニッシャーとして「闇喰らいの蝙蝠」が挙げられるが、こいつとの差別化を図るとすれば大きく3つ。
  • 闇喰らいの蝙蝠のメタとして出てくるダメージ軽減系のカード効果に打点が影響されない
  • ローテゥマァンプにおいてたまに起こる自傷回数不足の影響を受けない、これかなり重要
  • 本体が守護持ち、バーンスペルが回復持ちと、比較的継戦に向いた効果
ここら辺の良いところを活かすためにデッキを考えていこう、ってな感じで方針が固まっていきました。

採用カードについて

自傷軸
まずメインとなるローズクイーンを引き立てる自傷軸のカードを厳選、ピックアップしたのは以下のカード。
  • 不穏なる闇の街
  • 姦淫の信者
  • 双石の悪魔
  • 狂恋の華鎧・ヴィーラ
  • 姦淫の従者
  • 血の取引
  • 鋭利な一裂き
  • 姦淫の翼
  • 姦淫の使徒・ヴァーナレク
  • フラウロス
  • 邪眼の悪魔
このうちローズクイーンとシナジーのある2コス以下(姦淫の翼までのカード)は3積み、残りの3枚はパワーこそありますがシナジーという点と、1試合に1枚切れば十分な点から断腸の思いで2枚ずつに。
特に自傷軸として目立った採用カードはないので、姦淫の翼だけ採用理由をば。
姦淫の翼ヴィーラ翼がかなり環境に刺さっていることもあって採用したいカード。先行信者を延命させることもできれば、ドレインで延命することもでき、時にはローズクイーンを出す前にバフ効果で押し切れたりもする。手札で腐っても薔薇に変えることができるので今のところは3積み。
残りの10枚でローズクイーン周りを固めていきます。
真紅のローズクイーンフィニッシャー。3枚は手札でダブることがままあったんで2枚で十分。最速出しであれば9tに3×4の12点が出て、2×4で8点回復することを念頭にプレイしていくことが重要。9tに薔薇を3枚使い、残りの3ppでヴァーナレクを除去疾走打点として運用することで延命しつつリーサルを狙えることも覚えておいたほうが特
ギルティブラッドメイデン・ブラー3積み。名前が長い。後述の麗しのサキュバスと合わせたバフ展開や、ソコソコのサイズの回復守護が"一枚で"出来る。ハンドを消費せず展開できるエンハンスを活用するのは薔薇ゥマァンプにとってかなり重要な事項
麗しのサキュバス2枚採用。2/2/2の標準スタッツと、4ppに1枚で3体展開できる柔軟性がウリ。ブラーと麗しは自傷に関係こそしていないものの、自傷抜きで打点が取れるカードとしてヒッジョーーに重要
姦淫の口付け3積み。1コス2点の処理スペル。3コストのカードがヴァーナレクしかいないんで3tに2コス+処理と動けるのはかなり重要。良い子のみんなは、回復効果を忘れて、リーサルを逃さないようにしようね!
ちなみに今回採用を見送らせていただいたカード
姦淫の使徒ドローソース、また相手に1点与えることができ、自身も自傷できるのはポイントが高い。だけどローズクイーンとのシナジーが薄かったので今回は採用せず
ここで「自傷に思いっきり寄せれば活躍するんじゃね…?」と思い作ったデッキがこちら。

闇蝙蝠でよくないか?
それはさておき、このデッキでFate杯のA決勝を4勝で終えました。自傷不足でローズクイーンが居なかったら負けていた試合があったのでローズクイーンを採用した意味はあったと思います、いいね?

プレイングについて

特筆すべき事項はブラーちゃんと麗しのサキュバスくらいで、それらの運用は先に述べたので残るとすれば邪眼ちゃんのタイミングくらいです。フラウロスを出すタイミング等々は蒼炎の自傷点が入ったターンに…とか、従来の自傷ゥマァンプと同じなので、わざわざ書くことはないかなと。べ、別にめんどくさかったわけじゃな
さて邪眼ちゃんですが、今回紹介したデッキで2枚採用になっています。故に邪眼ちゃんの進化を切るタイミングはよくよく見極めたほうがいいです。切りたいタイミングは相手が総力を挙げて展開してきた時なので、こちら側から、相手が「展開をしないと勝てない」と踏むような手を打って相手ターンに渡し、邪眼ちゃんを切る必要があります。具体的には姦淫ヴィーラが処理できない時、相手が次にギルネを着地させたいのに展開が追いついてない時…とか。あと2枚採用ということもありアクセラで使う機会が少ない場合もあるので、相手の心理状態として「邪眼が見えない」という不安感を煽るプレイングも一応あります。一応。

有利・不利

  • 対エルフ
コルワ軸は有利。展開が少なめなのと、リーサルを狙い始めるターンがこちらより遅いのが決定的。
アグロは死、ローズクイーンを着地させるかどうかで考えるより、邪眼ちゃんの切りどころ、フラウロスをいかに出すか、ヴァーナレクが除去されない状況を作り上げられるかがポイント。特にフラウロスは出した回数分自分が生存できるターンが延びると思った方がいいです。
  • 対ロイヤル
姦淫の信者を後攻から取ってくるホモ、体感は若干不利。オクトリスとかいうのがいるのでフラウロス進化は基本的にNG。姦淫ヴィーラを非常に上から取りにくいクラスなので、できるだけ狙っていこう。姦淫ヴィーラから相手側の択が分岐して、姦淫ヴィーラを無理やりとるか、現状は諦めて展開し次につなげるかどちらかにおおよそ分かれるので、後者であれば容赦なく邪眼進化でズタボロにしてやろう。
  • 対ウィッチ
マナリアは邪眼の具合にもよるけど微不利、秘術は五分。
全クラスの中で唯一熾天使の剣を普通に取り入れてるクラスということもあり、普通の構築相手なら姦淫ヴィーラはクッソ刺さるものの、うっかり処理されてしまうこともある。
マナリア相手は先行ならローズクイーンが安定して置けるけど、後攻はかなり運が絡んでくる。お祈り重要。
秘術相手は先に燃やし尽くされないように注意。ドレイン効果はかなり有用なので積極的に狙っていこう。
  • 対ドラゴン
時の運。有利とも不利とも言えない。
サタンをいつ出されるかにもよるし、サタンから何を引かれるかにもよるし、伊達ポセが出来るのかにもよる。
自傷軸の動きをこっち側がしていること、現状(アディショナル追加前のサタンドラゴン)の構築に大型疾走がいないこと、自傷軸自体はサタンドラゴンには比較的有利なことから、8tか9tまでに盤面で決着をつけたがる傾向があるんで、そこに邪眼がつけ込めるかどうかがポイント。
  • 対ネクロ
不利。
相手側の処理札が優秀なせいで、盤面をどかしつつ展開することがかなり難しい。その上ケルとか出してくるからタチが悪い。
でもローズクイーンの相性自体はわりかし"◯"、全クラスの中でリーサル手段がローズクイーンだった回数が1番多いんじゃないかと思う。理由は簡単で、ローズクイーンの大型守護が地味にフィニッシュ段階のネクロに刺さるから。
  • 対ヴァンプ
先行なら有利、後攻なら無理。闇蝙蝠を一度耐えられるポテンシャルはあるものの、流石に二度は我慢できない。悲しいかな……しかし自傷ミラーはプレイングの差が出てくる良マッチだと個人的には思ってるので、当たったら希少種同士仲良く挨拶してプレイングに磨きをかける気持ちで挑もう。
ちなみに麗しのサキュバスによる展開は地味に刺さる。
  • 対ビショ
ビショップ
無理。
全クラス中1番不利。唯一セラフラピスなら微有利はつくけど……
フラウロスが消される、どの軸も展開が強い、回復有り、バロンは選択できないと、とにかく天敵だらけ。
耐えに耐えてローズクイーンにかけるのが正攻法、このクラスはアミュレットとフォロワーによるうっかり盤面固定があることにはあるんで、それを狙って薔薇でチクチクやりつつ回復するのが良き。
  • 対ネメシス
ビショップの次に無理。消滅持ち、盤面強、処理強と三重苦揃った天敵。
グランプリで勝てた時はマキナを出されるターンの前にフラウロスを出して盤面確保、相手がそれでも折れずにマキナを出してくれたおかげでナレク連打に繋がったという試合。ローズクイーンは?
リーシェナにはそれなりに勝てる。リーサルターン自体はこちらの方が微妙に早いので、下手に展開して白黒のカウントを稼がれないよう、丁寧な盤面展開、自傷、ローズクイーン着地を決めていこう。

おまけ

色々書きましたが、重要なのは、この自傷軸ローズクイーンゥマァンプには自傷軸、そしてコンボデッキ特有の有利不利を覆す上振れがあることです。
不利対面でも諦めずやれることをやれば、うっかり勝てることもあります。
それを拾えるかどうかはマリガンから始まるプレイング次第じゃないかな…と。ちなみにこのデッキ姦淫ヴィーラに頼ってる面があるので先行有利というわけではないです。

おわりに

アディショナル追加されたら、復讐バフゥマァンプの記事も書こうかなと思います。多分。

このページへのコメント

ヴァンプ愛が伝わる記事。復讐バフゥマァンプも作ってくれよなーたのむよぉー。

0
Posted by 名無し(ID:TMP8ZHr0bQ) 2019年02月19日(火) 21:49:13 返信数(1) 返信

サンガツ! 嬉しいやで。

1
Posted by 名無し(ID:XB48g3rxgA) 2019年02月20日(水) 01:13:30

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