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サンプルデッキ
低価格モデル (生成10,350)

「リノセウスOTK」について…お話します


「リノセウスOTK」というのはですね……例えば…!
0コストのカードを…連発して…リノセウスを投げると…気持ちがいい、ですとか…
あるいはぁ…出したリノセウスを戻してぇ…また出すと…気持ちがいい。
というようなことを…「リノセウスOTK」というんです。

リノセウスにより大ダメージを叩き出し、1ターンで相手の体力20点全てを削り切る事を勝ち筋に据えたデッキ。
序盤に耐久の為の準備を整え、中盤に耐久を行いつつ必要パーツを回収。終盤に勝負を決めるという流れがメインとなる。
なお、基本的にコスト2以下のフォロワーはリノセウスのみとなる。理由は後述。

リノセウスOTKの強み

  • 決まった時の爽快感
1ターンで20点を削るため大ダメージ時のバァン!(顔面崩壊)をドバーっと連続で拝む機会が多く、その爽快感が非常に気持ちいいんじゃ
  • エルフの特色を生かしている
現状でプレイ数が影響するフィニッシャーはリノセウスとビートルウォーリアー位なので、基本に立ち返りプレイ数2桁を叩き出し気持ちよくなりたい人にはうってつけのデッキである。
  • 他のデッキに比べ、比較的安く作れる。
主要パーツがリノセウスを始めゴールド〜ブロンズで揃っているため、やろうと思えばレジェンド無しでも実戦レベルの構築が可能。
肝心のレジェンドも構築で販売していたり1枚だけで良かったりと、初心者の資産に優しいデッキとなっている。

リノセウスOTKの弱み

  • リノ算がややこしい
リノセウスOTKにとって打点の計算(所謂「リノ算」)に手間取ってしまうことが多い。
本記事にて比較的やりやすい(筆者談)リノ算の暗算方法も解説するので安心してほしい。
  • パーツが揃わない
右手鍛えて、どうぞ。
…と言う前に、構築をある程度絞ることである程度必要パーツを揃えることが可能。
それでも揃わない?右手鍛えて、どうぞ。
  • 速攻デッキや大型の大量展開、守護やダメージ軽減効果に弱い
リノセウスに限らずOTK全般に付きまとう問題。
除去や回復が中盤に集中しているため序盤に切り崩してくるアグロ系に強く出にくく、除去が追い付かない大型フォロワーの大量展開にもさほど有利ではない。
リノセウスの効果はプレイしたターン中のみで尚且つ体力は据え置きなため守護で止まる。
虚数物体のようなダメージ軽減効果だといくらリノセウスの打点を上げても上限に引っかかってしまうため、出された時点で詰みと言っても過言ではない。

デッキを組もう

自己紹介が遅れました、甲虫王者専属調教師のアリアと申します。
ここではデッキを組むにあたって役割ごとにカードを確認しつつ、
実際にデッキを組んでいきたいと思います。

主なカード

  • リノセウス
    デッキの要となるカード。
    まずはこのカードが無ければ話にならないので3枚積もう。
  • バウンス枠
    フェアリーウィスプやリノセウスを使いまわすためのカード。
    採用候補は以下の3種。
    • 自然の導き
      1枚ドローするバウンス。
      特に条件なく使用できるため汎用性が最も高い
      3枚必須。
    • 対空射撃
      相手1体に3点ダメージを与えるバウンス。
      使用に条件が付くものの、軽い守護を潰しつつバウンス出来る。
      こちらも3枚必須。
    • 妖精のいたずら
      序盤に大型フォロワーを出してくるデッキへの対策となるバウンス。
      採用は好み。
  • 0コスト枠
    プレイ数を稼ぐために必要なカード。
    候補は以下の4種。
    • 歴戦の傭兵・フィーナ
      進化時に「ミニゴブリンメイジ」を手札に加えコストを0にする。
      ミニゴブが0コスになるのが非常に強力なので3枚積もう。
    • 導きの妖精姫・アリア
      私はファンファーレと進化時に、コスト0の「フェアリーウィスプ」を1枚手札に加える効果があります。
      ウィスプさんは手札に戻してもコスト0のままで、プレイ数が2を超えると消滅して場を埋めないのでプレイ数を増やすのに最適なカードなんですよ♪
      生成コストの重いレジェンドなのですが、制限カードなので1枚だけあれば良いのもポイントです。
      「時空転生」パックに封入されているほか、「起源の光、終焉の闇」パックでも特別にスキン付きカードとして入っています。
      私のエンブレムやスキンが欲しいお方は是非パックを開封してみてください♪
    • 妖精花
      ファンファーレで1枚ドローカウントダウン2、またはバウンス時に「フェアリーウィスプ」を1枚手札に加える。
      意外と手札焼けの原因になるので2枚程度でもいいかもしれない。
    • エルフプリンセスメイジ
      進化時に「フェアリー」2体を手札に加え、双方のコストを0にする。
      バウンスすると1コスに戻る上に消滅もしないので、採用するかどうかは好み。

  • サーチ枠
    リノセウスを確実に手札に加える為に必要なカード。
    候補は以下の2種。合わせて3枚は積みたい。
    • ミニゴブリンメイジ
      「2コスト以下のフォロワーを手札に加える」サーチ持ち。
      彼女にリノセウスを見つけて貰う為に2コス以下のフォロワーをリノセウスのみにする必要がある。
    • バッタの指揮者
      「攻撃力が出した時のプレイ数と一致するフォロワーを手札に加える」サーチ持ち。
      1枚目にプレイすることでリノセウスが、3枚目にプレイすることでアリアを手札に加えることが出来る。
      彼なら2コスフォロワーをサーチ先に含めない事も可能だが、結局フィーナから出るミニゴブのサーチに引っかかってしまう。
  • 除去枠
    OTK出来るターンに繋げる為に必要なカード。
    相手のフォロワーを除去し再展開にリソースを吐かせ延命を図る。
    候補は以下の3種。
    • 森荒らしへの報い
      相手に2ダメージを与える軽い単体除去。
      採用するかは好み。
    • 森の意志
      手札の枚数だけランダム1点ダメージを与えるスペル。
      カシオペアと選択で合わせて3〜5枚は積みたい。
    • カシオペア
      手札の枚数だけランダム1点ダメージを与えるフォロワー。
      森の意志と選択で合わせて3〜5枚は積みたい。
  • 耐久枠
    OTK出来るターンに繋げる為に必要なカード。
    回復や守護により相手のリソースを除去や打点の強化に吐かせ延命する。
    候補は以下の4種。
    • エンシェントエルフ
      ファンファーレで自身のフォロワーすべてをバウンスし、その数だけバフがかかる守護。
      フェアリーウィスプと組み合わせる事で強力な盾となる。
      また、構築済みデッキ第一弾に柄違いのプレミアが封入されているため、リアルマネーに余裕があるなら買って揃えることが出来る。
      2〜3枚は欲しい。
    • クリスタリア・エリン
      守護とリーダー3点回復、エンハンスで進化権回復が可能なカード。
      3枚は積みたい。
    • フェアリービースト
      手札の枚数だけリーダーを回復する。
      アグロやフェイスに刺さりやすい。
      採用するかは好み。
    • エルフクイーン
      墓場の数だけ回復した後に墓場を0にする。
      能力とコストの都合上採用は好みで1枚、多くても2枚が限度。
  • その他カード
    序盤を支える低コストのスペルやアミュレットなど。
    候補は以下の4種類。
    • フェアリーサークル
      フェアリー2枚を生成する。
      序盤の繋ぎから場を埋めないプレイ数稼ぎとして優秀。
      だいたい3枚積む。
    • 炎精の森
      カウントダウン2かバウンスでランダム1点ダメージ、毎ターン終了時フェアリーを1枚生成。
      フェアリーサークルが引けなかった時の保険として使える。
      採用は好み。
    • エンジェルスナイプ
      任意に1点ダメージ。
      相手の顔面にも飛ばせるため、プレイ数を稼ぎつつ相手の体力を削ったりできる。
      採用は好み。
    • 妖精の調べ
      フェアリー2枚を生成し、2枚以上プレイ時に自陣フォロワー全員にバフ。
      序盤の盤面をフェアリーと共に支えてくれるため3枚は欲しい。

サンプルデッキでは「サーチ枠」にバッタの指揮者さん、「コスト0枠」に私とフィーナさんと妖精花、
「除去枠」に森荒らしの報いと森の意志、「耐久枠」にフェアリービーストさんとエリンギ、
「その他」にサークルとエンスナを採用しています。
基本を抑えつつシンプルに設計したので、このデッキを叩き台として自分好みのデッキに調教
…こほん、カスタマイズしてください♪

実戦で使ってみよう


ここからはサンプルデッキ使用時の大まかな理想ムーブです。
実際は相手やデッキによって細かく変える必要がありますが、まずはこのムーブを狙えるようになりましょう!

マリガンの方針


基本的に1、2、3とマナカーブ通りを目指してマリガンします。
  • 1コス帯
    バウンス枠が2枚以上固まってる場合は導きを優先し1枚キープ、フェアリーサークルも1枚を残してキープ、エンジェルスナイプは全て返します。
    フェアリーサークル以外はすべて後半に使うカードであり、バウンス枠はサーチ手段がないためです。
  • 2コス帯
    リノセウスは1枚残しでキープ、森荒らしと妖精花は1〜2枚キープが目安です。
    相手がロイヤルやヴァンパイアなどフェイス、アグロの可能性が高い場合はテンポロスになり得る妖精花もすべて返した方が良いでしょう。
    逆にウィッチやビショップ相手ではフォロワーが出にくく、腐りやすい森荒らしを全て返します。
  • 4コス以上
    先行であればすべて返します。
    後攻であればアリアを引けているならキープします。
  • 3コス帯
    サーチ枠であるバッタの指揮者しか居ないため、他2枚の内どちらかがキープ条件を満たしているならキープします。
    キープ条件を満たしていなければ3枚全て返してしまいましょう。

デュエル開始


こちらも基本はマナカーブ通りにプレイします。
  • だいたいの流れ
1〜3ターン間はフェアリーの展開を目標に、
4〜5ターンはバッタの指揮者やフィーナ、妖精花の設置などOTKの準備、
6ターン以降はリノ算しつつOTK出来るチャンスが来るまで耐えます。
  • プレイ中の手札管理
コンボに必要なパーツを揃えていくのですが、必要以上の量を集めても余らせたりするので以下の枚数を目安に揃えていくと良いでしょう。
    • リノセウス、0コスミニゴブ:合計1〜3枚
    • ウィスプ:1〜2枚
    • バウンス枠:合計2〜3枚
特にバウンス枠はウィスプを使いまわす2枚とリノセウスを出し入れする1枚、合計3枚で十分(4枚目以降を使うPPの余裕はほぼない)ので、対空射撃から優先して切っていって問題ありません。
  • 気を付ける事
注意すべきは手札の枚数管理です。
ドローやサーチ、生成といった効果が多いため、なんとなくでプレイしていると手札が焼けます。うわアッチィなこれ(焼けていくリノセウス)
    • エンジェルスナイプ、森の意志、フェアリービースト、エリンギならば手札が増えないので、
      1〜5Tまでは8枚程度になるようにし、6T以降はこれらを駆使して手札を焼かないように遅延します。
    • 最悪の場合、サークルや調べで出るフェアリーの片方を焼き、もう片方をプレイする事で8枚以下に調整できます。
    • なおここで最も厄介なのが妖精花の仕様で、
      導きでバウンスした場合は「妖精花→導きのドロー→ウィスプ」、カウント終了時は「ウィスプ→ターン開始時のドロー」となるため、
      「ウィスプ目的でバウンスしたらウィスプ焼けた」「8枚ギリギリで調整できたと思ったらウィスプが割り込んできてリノセウスが燃えた」等の事態が発生しリタイア案件になります。(筆者経験済)

(ぶっちゃけカードをそろえながら遅延するだけなので、手札管理以外に助言できることは特に)ないです。

リノ算について

リノセウスOTKの魅せ場、リノ算です!
これさえマスター出来れば、今日から立派なエルフマスターですよ!

リノ算と言ってもやる事はシンプルです。
  1. 低コストカードで何回プレイ出来るか考える。
  2. その後、リノセウスを何回投げれるか考える。
  3. 上記を合わせてプレイ順を決めたら、何プレイ目にリノセウスが出るかを数える。
  4. リノセウスを出したプレイ数(+エンジェルスナイプでのダメージ)を足した合計が打点となる。
  • 低コストカードを多くプレイする際は、「出したウィスプをバウンスして再使用」を基本とします。
    ウィスプを使用しない場合は下記のリノセウスプレイ用のPPを残す程度にプレイし、リノセウスにバウンスを使用するようにしましょう。
  • リノセウスをプレイする際は、「リノセウスをそのまま連続して出す」を基本とします。
    ウィスプを使用しなかった場合「リノセウス+バウンス+リノセウス(5PP)」を基本に、「+バウンス+リノセウス(3PP)」もしくは「+リノセウス(+2PP)」を加えて打点を上げます。

では実際の画像と共に解説していきます。
妖精姫とみる実際のリノ算

※相手の盤面が大変なことになっていますが、このターンでリーサルなので問題ありません。
  • 手札をみると1コス以下が、0コスミニゴブ1枚、ウィスプ1枚、バウンス2枚、エンスナ1枚になっています。
    ミニゴブがリノセウスを見つけてくるので、これらを中心にリノ算を開始します。
  • 0コスから使っていきます。
    ウィスプとミニゴブをプレイ。
    2プレイです。
  • 対空射撃でウィスプを回収して再度プレイ、その後エンスナをプレイ。
    エンスナで1点削れます。
    この時点で残りPP6でリノセウスをバウンス込みで2回投げられます。
    ここで5プレイ。
  • 6プレイ目にリノセウスを出したので6点、バウンス使用で7プレイ達成。
    次は8プレイ目なので…

※PP余ってたので新しく引いた導きを使いピッタリーサルを逃してしまうプレミ
  • リノセウスが8点、進化込みで10点になります。
    ※画像では追加で1回余計なプレイをしているので9プレイ目で11点になっています。

最後に

Q,他のデッキへの有利不利とか具体的に書いてないけど、そこら辺どうなんや?

A,特定のデッキタイプと言うより、特定のカードで詰むことの方が多いです。
なのであまりデッキタイプ別の相性は言及しません。
強いて言えばアグロが怖いです。


Q,解説が内容が分かりにくいンゴ…

A,残念ながら筆者の全力がこれです。


Q,なんで敬語なんや?

A,アリアにしゃべって貰おうとしたらこうなりました(筆者談)


Q,なんでデッキの記事なのにアリアがしゃべってるんや?

A,おに感化されました。
何故私なのかと言いますと、リノセウスデッキに縁があり*1
リーダースキンとして登場しているからですね。

このページへのコメント

深き森の番人 可憐なる少女の腕より放たれし漆黒の羽音におののけぇ!
行けぇ!
フェアリー!導き!フェアリー!導き!
リノセウス!リノセウス!リノセウスぅ!

相手は死ぬ!

1
Posted by 名無し(ID:LwCLjPD6rg) 2020年02月17日(月) 12:24:38 返信

やりますねぇ!

5
Posted by 名無し(ID:0WD7WKNLMg) 2019年01月02日(水) 14:06:38 返信

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