184:↓名無しさん:19/11/28(木)14:23:12 ID:uD.my.L2 ×
(前編)
ジュッ…ジュッ……チュウッ……
ほの明るく静かな森に、淫らな音が響く。
大樹のてっぺんと月が重なる時を目安に、俺とラティカはこの森の外れで毎晩想いをぶつけ合っていた。
俺は今、膝枕の状態で必死に彼女のおっぱいを吸っている。彼女はされるがままでいながら右手で俺の頭を撫でて、左手で俺の陰茎を慰めている。
「んー、そろそろ出そう?」
ラティカが尋ねる。俺はそれを肯定するつもりで、空いている手でもう片方のおっぱいを掴んだ。
「じゃぎゅーってしたげるから、いつでも出しなよ」
彼女は陰茎を擦るのを止めて、代わりに優しく握った。そうして俺はまた射精してしまった。
「草。いっぱい出過ぎでしょ」
そうは言いつつも、ラティカは最初のうちはあまり乗り気ではなかった授乳手コキを今では嫌がらずにやってくれるようになっていた。彼女が微笑みながら俺の頭を撫でる。
「それじゃ、次はあーしがやりたいことやる番だから」
そう言って彼女は俺を草の上に寝かせ、ゆっくりと手で誘導しながら、自らの中に俺の怒張を迎え入れていった。
全部入り終わると同時に、彼女は前に倒れながら顔を近づける。
「ほら、口あけてー」
言われるがままにすると、すぐさま彼女の唇が覆いかぶさり、隙を逃さずに舌を絡ませてくる。
ブチュ……チュウゥ…ジュルル…チューーー………
こういう激しいキスが彼女は好みなのだ。しかもそれと同時に激しく腰を動かし、ぎゅうぎゅうに締め付けて射精を促してくる。
お互いの唾を混ぜ合う。舌を交わらせ、求め合う。そうしているだけで締め付けは段々とキツくなっていき、とうとう射精しそうになってきた。
そうなると俺は両手で彼女の腰を下に抑える。すると彼女も理解して、今度は腰をグリグリと捻り始める。これが毎日セックスしているうちにできた俺たちの無言の合図。
「んっ……ンンーーーーーっっ………」
上下の口を塞いだまま、俺は射精した。彼女の中に全てぶちまけ、じわじわと広げていく。そうしてもまだ彼女は離してくれず、全部出し終わるまで抱きついてキスしたままでいるのもまたいつものことだ。
やっと唇を離した。口と口の間に透明な橋が架かり、妖しく光る。お互いに息も絶え絶えになって、だけどまたキスをして、いつもならそれで終わりなはずだった。
「そこで何をしていますの?」
219:↓名無しさん:19/11/28(木)14:25:53 ID:uD.or.L2 ×
(後編)
ハッと顔を向けると、そこに立っていたのは顔を赤らめた森の姫だった。普段は決してこんな夜更けに出歩くような方ではないのだが、何故ここにいるのだろう。
「何って、セックスしてたんだけど。見て分かるっしょ?」
「あらそうでしたの。それは失礼しましたわ」
そう言って少し笑ってから、ミストリナはこっちを見た。
「って、そんなことは最初からずっと見てましたから分かってますのよ。というか、貴方達がここで毎晩身体を重ねていることは把握していましたから」
「草。ミストリナって結構ムッツリなところあったんだね」
「それで、覗いているうちに私も気持ちよくなりたくなってしまいましたの」
ミストリナは屈んで、萎んだ俺の陰茎を素手で触った。
「既にひと仕事終えてお疲れというのなら、もう大丈夫ですわ。私の持つ癒しの力でいくらでも元気にできますもの」
確かに姫が言う通り、俺の陰茎は途端に元気になっていった。それどころか前より性欲が高まった気さえする。
姫は自分でスカートをたくし上げ、履いてない下着を追い越して局部を露わにしながら言った。
「私の方ならこの通り、いつでも大丈夫ですから」
姫のお望み通り、バックで激しく突きまくる。
俺は上半身を完全に姫の背中と密着させながら、姫の二つの乳房を本能のままに揉みしだいていた。夢のように柔らかだ。
「はっ……あっ……ああっ………はあぁっ……」
余程気持ちいいのか、姫は声にもならない嬌声を上げ続けていて、その度に俺も出したくなるのを必死に我慢して腰を振っていた。
そこに面白くなさそうな顔をしたラティカが近づいてくる。
「ちょっと、あーしにも空いてる口貸してよ」
そう言ってまた飽きもせず俺の唇を塞いだ。どうにもこれは彼女の性癖なようで、溶けそうなほどに舌を絡ませてくる。
ただでさえ締め付けられ、揉みしだき、二つの仕事だけで限界に近かった俺は、唇を奪われて呆気なく射精してしまった。
「はああぁっ………あぁーーーっ……」
腰を打ちつけて奥まで流し込むと、姫は心の底から気持ちよさそうな声を上げた。俺も唇を奪われていなければ情けない鳴き声を上げていたに違いない。
「じゃ、ミストリナが1回ヤったんだから次はあーしがもう1回ね」
そう言ってラティカは俺をまた草の上に押し倒し、騎乗位の姿勢になる。スムーズに入り、休みなく俺の陰茎は締め付けられてしまった。
しかも彼女の腰を振るスピードがいつもより速く、何か恨みがこもっているような気がする。
乱暴な上下運動を受け入れたままでいると、服がはだけたままの姫がこちらにやってきた。
「私の方も世話していただかないと困りますのよ。ほら、あーんして♡」
そう言うと豊満な胸を俺の顔に押し当ててきた。俺は必死に姫の乳首を吸いまくる。
「貴方がおっぱいを吸うのが大好きなのは知っていますのよ。ほら、もう片方もちゃんと触ってくださること?」
「ちょっと、今はあーしの番なはずなんだけど?」
空いた手で姫のおっぱいを揉み始めると、更にラティカが腰を振る速度が上がる。気持ちよすぎて訳が分からないまま、俺はまたラティカの中に思いっきり射精した。
「ふああぁっ………はあああぁぁっ……」
彼女はふにゃふにゃな喘ぎ声を上げて絶頂した。だが、すぐさまミストリナが口付けしてこう言う。
「まさか、もう終わりだなんて言いませんわよね?萎んだのなら癒して差し上げますから、まだまだ相手していただきますわよ?」
完
ん?
続きもあります。
ラティカとは数年来の仲だ。
道に迷って泣いていた幼い俺を、どこからともなく現れて助けてくれて、それ以来よく面倒を見てもらっていた。
昔から腕っぷしが強くて、駆けっこでも腕相撲でも一度も勝てなかったけど、そんな俺を馬鹿にせずに仲良くしてくれて、むしろ俺の細い腕をよく羨ましそうにしていた。
そんなこんなで数年ほど親友として過ごしてきた俺たちだが、思えばどこかでお互いを無意識に異性として認識していたのかもしれない。
それは、いつものように二人で森を散歩していた時だった。
山菜やキノコを拾い集めているうちに二人揃って道に迷ってしまったのだが、どうも後ろについてきているラティカの様子が変だ。何となくいつもよりモジモジしていて、視線を感じる。
それだけではない。俺も何だか体温が高くなっているのを感じたし、何故かは分からないが勃起が止まらなかった。後から二人とも知ったことだが、俺たちが迷い込んだこの場所は昔から媚薬の原料になるような植物が自生していたらしく、そんな場所をひたすらさまよった結果二人揃って無意識に発情状態に陥っていたらしい。
ラティカの方を見ると彼女も顔が赤くなっていたので、変な病でも拾ったのかと思って不安になりとりあえず近くの木陰で休憩しようと提案した。
当然のことなのだが、彼女の額に触ってみると確かにかなり温かい。そしてよく見ると鼻息も荒いようだ。お互いにお互いの顔をボーッと見つめる。
先に動いたのは彼女の方だった。こうした方が楽になるからと、俺の体を抱きしめてきたのだ。
薄い布越しに二人の身体が触れ合う。押し付けられて潰れる胸、そしてお互いに主張しあいながら重なる局部が、俺たちの鼓動を加速させた。
とうとう我慢ならなくなったらしく、彼女が強引に俺の唇を奪った。
親友だと思っていた相手に口を塞がれるというあまりに突飛な事態に俺は混乱したが、すっかり本能に突き動かされているラティカは何も言わずに俺の口内を貪る。
そのうち俺も抑えきれなくなり、服の上から彼女の両の胸を揉み始める。もちろんその間も彼女は夢中で俺とキスしたままで、永遠とも思われるくらいの時間がその状態のまま過ぎていった。
「ね、……ヤろうよ。…多分もう、あーし我慢できないから」
息も絶え絶えになった彼女が言う。流石にそれは首を横に振ろうとした俺だったが、服がはだけ、すっかり発情しきった彼女を前に断れるわけもなかった。
丁寧に誘導されながら、できるだけ負担がかからないようにとゆっくり入れていく。
すっかり濡れ切っていたにも関わらず彼女は苦しそうだったが、止めようとすると嫌がるので、結局時間をかけて最後まで入れ切った。
あまりに窮屈すぎて動かすどころでは無かったが、今まで感じたことのない快楽に二人とも浸りきっていた。
彼女に抱き寄せられて、また口を塞がれる。それとともに、俺もあっけなく中に射精してしまった。
「…そんなにあーしのおっぱいすこなの?」
彼女が微笑みながら尋ねる。事を済ませた俺が、露わになった彼女の胸をひたすら触っていたからだ。
ああ、すこだよ。と返事する。まだお互いに顔は赤くなりっぱなしだったが、幸せな時間が過ぎていた。
彼女が最後に、少し照れながら言った。
「ね、明日もまたここに来ようよ」
すっかり外が寒い季節になってきた。
あいにく馬鹿な俺たちは毎日森の外れで青姦ばかりしていたものだから、案の定ラティカは体調を崩して寝込んでしまった。
だから俺は、彼女の世話をするために久しぶりに彼女の家へと赴いた、はずなのだが。
ベッドの上に、少し顔を赤くしたラティカが横たわっている。俺はそれを愛おしく、かつ哀れんで思う気持ちで一杯になり、思わず彼女の頭を撫でた。
と、それに気づいたラティカが目を開ける。
「…ねぇ、ちょっと添い寝してくんね?……そっちの方が、楽になるかもだから」
意味は分からないがそれで楽になると言うのなら仕方がない。俺は言われた通りに彼女と同じ布団に潜り、温もりに触れた。やはり熱っぽいようで、いつもよりかなり暖かい。
「……ね、キスしてよ。……風邪ってさ、伝染したら治るって言うし」
普通なら断るべき頼みだが、潤んだ目のラティカに言われて断れる者はいない。つくづく俺も甘いなと自戒しながら、軽く一瞬だけ唇を重ねた。
「それだけ?…」
今度は彼女から唇を奪われる。いつもの如く舌を入れて絡ませ合うキスをしたいようだが、それに体調不良による荒げた吐息も相まって酷く興奮する。狭い布団の中で体が密着していたラティカに、勃起したのがバレるまでそう時間はかからなかった。
唇を離し、服越しに俺の陰茎を握って微笑む。健康なはずの俺の方に悪寒が走った。
結局こうなってしまう。俺はラティカの寝巻きの上半身部分を必要最低限だけ捲り上げ、無抵抗な彼女の胸にむしゃぶりついていた。
「…どう?いつもよりすこ?…」
すこだよ、と答えてまた吸い始める。実際、汗が混じっていつもより興奮するのには違いない。
彼女も俺の下着の中に手を入れて擦っている。すると、風邪で弱っているからか彼女の局部が既にかなり濡れていることに気づいた。
お返しにと俺も彼女の下着の中に手を入れて触ると、彼女は身体をくねらせ、不調な身体で最大限に感じていた。というか今の一回で絶頂してしまったようにも見える。
彼女は最早喋ることすら辛そうだったが、それでも物欲しそうな、恨めしそうな目で俺を見つめる。その顔が紅潮しているのは風邪によるものか興奮によるものか俺には分からなかった。
できるだけ楽な体位にしようと思い、お互いに横たわりながら抱きつきあって合体する。
少し動くだけで淫らな音が鳴り、布団を汚した。
彼女に負担がかからぬようにと少しずつゆっくり動く。とそこに、抱きついているラティカが息を荒げながら耳打ちしてきた。
「ねぇ、…もっと激しくしてよ……」
そんなことできるか、と気遣うつもりで返事したが、逆にそれが彼女を逆撫でしたらしい。
「じゃもういいよ…あーしが動くから……」
有無を言わさず彼女は体位を入れ替え、おもむろに腰を振り始める。興奮と熱でものすごい色気に溢れていた。
「…へへ……どうよ、そろそろ観念して気持ちよくなろう?……」
目の前の光景に負け、気づけば俺は肯定していた。今度は俺の方から体位を入れ替え、激しく奥まで突き立てる。
奥まで届くたびに彼女が悲鳴のような喘ぎ声を上げる。普段は根っこにある負けず嫌いな性格ゆえか自分優位で事を運ぶのが多いラティカだが、今は主導権を握られているからか快感はありつつもどこか悔しげにも見えた。
俺の方から唇を奪う。すっかり蕩けてしまっている彼女の口内をむしゃぶりつくし、唾液を交換する。それと同時に彼女は脚で俺の腰を下から抑えつけて、確実に中に出させようと固めていた。
今まででも一番多い量を彼女に注ぎ込む。最後まで出し終えるまで、彼女は無抵抗で全てを受け入れていた。
お互いに赤くなった顔でまたキスして、疲れて倒れ込む。
翌日、その家に風邪引きが一人増えたのは言うまでもない。
俺は今、ミストリナと接吻しながら、おっぱいを触り、陰茎を触られている。
元はと言えば姫から来て欲しいとの知らせを受けて何事かと思いやってきたのに、それがこうである。
どうにも姫は性欲が強い方であるらしく、以前ラティカとの情事に乱入してきてからというもの色々と溜まっていたらしい。
それで俺を呼ぶというのもおかしな話なのだが、まあ気に入られているというのは悪い気分ではない。ただ今まで毎晩欠かさずラティカと交わっていたから、今夜だけ裏切ることになることだけが少し後ろめたかった。
そんな俺の思考回路を嘲るかの如く、姫は一途に快楽を求めているようだ。顔が近く、お互いの吐息が重なる。
強めに胸を揉むたびに陰茎を慰める手は激しくなり、射精を促してくる。普段ラティカの大きな手で不器用に手コキされるばかりだから、華奢な手で触られるのが一周回って新鮮で気持ちいい。
だが俺はその無言の欲求を断ろうと口を離し、目を合わせた。姫の輝く目が、次は何をするのかと待ちわびているようで可愛らしい。
「この日のために、私もちゃんと学んできましたのよ?」
姫の胸に俺の怒張が挟まる。そして弾むように上下し始め、優しい摩擦が起こる。
ラティカと比べて、ミストリナのおっぱいは少しだけ小ぶりだが、ふわふわで柔らかい。触ったりパイズリしたりするには極上と言えるだろう。
先の愛撫で既に寸止めを喰らっていた俺の怒張からは、あわてんぼうな先走り汁が滴り始めていた。それを見た姫が微笑む。
「あら、そろそろ出そうですのね。大丈夫ですわよ」
姫が先を咥えた。それと同時に摩擦は大きくなり、容赦なく搾り取ろうとしてくる。抗えるはずもなく、俺は姫の口の中に精液を流し込んだ。
「…あまり褒められた味ではありませんわね…」
姫が白濁を吐き出す。それを見た俺がまた勃起してしまったのは、癒しの力によるものなのかは定かではなかった。
姫は、ベットに腰かける俺にさらに反対向きに座り、腰を重ねた。だがすぐには激しく動かない。
「ほら、好きなだけ私のおっぱいを吸っていただいて構いませんわよ?」
その言葉を聞いた瞬間、全ての理性が吹き飛んだ。俺は目の前のおっぱいに全力で吸い付き、その身体を抱き締めた。
チュウウウゥゥ……ブチュウゥゥ……チューーー………
「よしよし、おっぱいを吸うのが上手ですのね〜」
姫は俺の身体を抱き返しながら頭を撫で、ゆっくりと腰を捻る。激しく求めこそしなけれど、みっちりと締め付けて搾り尽くそうとしてくる姫の内部に、俺は必死に胸に吸い付いて抵抗しようとしていた。
が、姫が俺の耳に一言囁く。
「今日は貴方がすっからかんになるまで、全部出していただきますからね?」
その言葉で、俺は射精してしまった。胸に顔を埋めて、固く抱きしめる。姫もそれを全て受け入れるかのように、腰を下に向けて押し付けていた。
今度は姫のお気に入りであるバックの体制に入る。姫が挿入されるのを待ちわびて、四つん這いになりお尻をこちらに向けているこの状況が、現実味は無いのに酷く俺を興奮させた。
「ちょっと、焦らさないでくださいませんこと?」
そんなに楽しみなのだろうか、とまた一つ姫のことが愛らしく思えたのと共に、お望み通り俺は、一気に奥まで挿入した。
「はあああぁぁぁぁ…………っ……」
姫が心から嬉しそうな声を上げる。そして俺は前かがみの姿勢になり、胸を両手で掴みながら獣のように激しく姫を貪り始めた。
姫のおっぱいは本当に柔らかく、手に触れるごとに形を変えて反発してくる。まるで手に吸い付いているかのようで、いつまでも飽きない。
一度突くたびに姫が大きな喘ぎ声を上げる。俺もその声で興奮し、一層激しく腰を振る。やがて快楽に負けてしまったのか姫は膝をベッドに着け、俺の欲求にされるがままに犯されていた。
奥まで突くたびに、一際甲高い声を上げる。すっかり快感に浸ってしまった姫は最早へなへなとベッドにへばりついていたが、そんなことはお構いなしに俺はただ身体を求め続けた。
そろそろ限界だと告げる。すると姫は声にもならない声で一言、良いとだけ返した。そしてそれを好意的に解釈した俺は、姫の、最奥まで届くように射精した。
「はっ………あああぁぁっ………♡」
最後の一滴まで、奥の奥にまで出し切った。
俺も姫の身体の上に倒れ込み、二人で吐息を重ねる。ただそれでも癒しの力の効果か身体の熱は収まることはなく、姫と目を合わせ、その後も朝まで身体を重ね続けた。
そういえば途中、窓の外に銀色の耳が見えたような気がしたが、あれは気のせいだったのだろうか。
ずいぶん突拍子もない話だが、昨日俺は身体が幼い頃に逆戻りしてしまった。
山菜を採っていたついでに拾ったキノコが原因らしく、しかも解毒に必要な薬草がかなり希少だとのことで、それが手に入るまではやむなく不便な生活を強いられることになる。
ちなみにこれらの情報はベイリオン様から教わった。流石は王の息子というか、その博識には舌を巻く。
ともかく今は別症状が起こらないためにも安静にしておくしか無いということで、一応健康面には影響は無さそうなものの身の周りの世話役としてラティカが面倒を見てくれることになった、のだが。
当のラティカはというと、この状況を面白がっているようにしか見えない。
背が縮んだせいで高い所にある物が取れない時は両腕で持ち上げてくれたり、一緒に散歩しようとして歩幅が小さすぎて歩く速度に追いつけない時は肩車してくれたりと、確かに手助けはしているが露骨に子供扱いしてくる。
ことあるごとに頭を撫でてニヤニヤしたり、勝手に一緒に風呂に入ってきて年相応に小さくなった俺の股間を見て爆笑したりと小馬鹿にされているような気さえする。
そんな感じで厄介な毒にかかってからというもの俺の生活から平穏は消え去り、落ち着かないまま夜になった。
相対的に広くなったシングルベッドの、空いた半分にラティカが添い寝してくる。
いつもならここから情事に発展してそこから二回戦ほどまで続くのが鉄板なのだが、今日の彼女は俺の顔を覗き込んでニヤつくばかりで全く手を出そうとしない。
そんなにこの状況が面白いのだろうか。しかし俺だって頭の中まで幼くなったわけではない。軽めのキスをして、それとなくアピールしてみる。
彼女はまた俺の頭を撫でながら囁いた。
「ミストリナと浮気しちゃうような悪いコとは、ヤったげないよ」
なるほど、つまり彼女は元々俺と姫の蜜月に焼餅を焼いていて、その矢先に意地悪をするキッカケが舞い込んできて喜び勇んで幼い俺を可愛がっているのだ。
背徳感と悔しさとで半々だった俺だったが、彼女は続けてこう言う。
「あーしの言う通りにしてくれるんだったら、ヤったげてもいいけどな〜?どうしよっかな〜?」
今ので前者は吹き飛んだ。
彼女のスカートの中に顔を入れさせられ、局部を舐めている。
汗と雌の臭いが混じり合って俺の顔を覆い、激しく勃起させた。
「ほら、もっとあーしを気持ちよくさせなきゃダメでしょ?」
こんなにびしょびしょに濡らしておいてよく言えたものだ。小さくなった舌で一生懸命に嘗め回す。
あまりに濡れているので顔を離し指を入れてみると、幼くなったのもあって難なく入る。だが指が短すぎていつもに比べて大した快感は得られないらしく、今度は彼女の方が俺を押し倒してきた。
あまりに簡単に倒されると、次は俺の陰茎を咥えられる。
小さくなったおかげで最後まで綺麗に口に含まれ、彼女の舌に絡められる。音を立ててしゃぶりついて、夢中で味わっているかのようだ。
それが終われば今度は、唇を手前から奥へ、また奥から手前へと往復させながら吸いついてくる。
あまりに容赦のないフェラに、もう限界だと訴えると意外にも彼女はすぐさま口を離した。何をするのかと思えば、今度ははだけた肩紐を外して、露出させた胸で俺の陰茎を挟み込む。
「多分これさ、あーしの方が向いてると思うんだよね」
どうやら自分以外の女と寝られたことがよほど悔しいらしい。側面から自分の胸を圧し、形を変えて俺の陰茎をしつこく刺激する。
やがて俺は彼女の胸の中に射精してしまった。出し切るまで挟み込んで、離してくれない。
頑張って正常位での挿入を試みる。だがやはりというか俺の陰茎も幼くなっているため、彼女にとっては全く刺激が足りないらしい。
「草。やっぱり小さいんだね」
余裕そうなラティカだったが、一方で俺の方は刺激が強すぎて我慢するのが精一杯だ。
なんとか小さい腰を動かしながら、ちょうど目の前にあるいつもより大きく見える胸にしゃぶりつく。
「よーしいいコでちゅね〜。ママのおっぱいたくさん吸いましょうねぇ〜」
必死の抵抗を主導権を渡すことなく受け止めているつもりなようだが、正直これはこれで酷く興奮する。
夢中になって彼女に甘え、胸に吸いついた。
しばらく頑張って腰を振っていたが、じれったくなったのか彼女が急に体位を上にして、自分から腰を上下し始める。
こうなっては俺は情けない声を上げることしか出来ない。それを見た彼女は笑う。
「あーしのことが一番好きって言ってくれたら、許してあげる」
彼女の欲望を瞬時に見抜いた俺は、彼女の顔を抱き寄せて、好きだ、好きだと耳元で連呼した。そのたびに締め付けがきつくなる。
やがて、今まで見たこともないくらい嬉しそうな表情で彼女は絶頂し、俺も同時に射精した。
胸に顔をうずめて倒れこみ、彼女がまた頭を撫でる。ちょっとだけ、この身体のままでもいいかもしれないと思った。
「今回のところは許したげる。まあ、相手はミストリナだし」
ほっと安心しかけたとき、彼女は続けた。
「でも、今後はあーしとしか許さないから。おっけー?」
当然、と答えを返した。改めて俺は、彼女だけを一途に愛していたいと強く思った。
それから程なくして、手に入った薬草によって俺の体は元に戻った。ずっと大きすぎた服がいきなり丁度いいサイズになるのには少し困惑したが、まあ元に戻れて何よりだ。
ただ、戻ったことをラティカに伝えると少し残念そうな顔をされて、俺もなんだか少しだけ寂しくなった。
少し前の厄介事が収まって数日、なぜかラティカは用もないのに俺の家に居候し続けて、半ば同棲している状態になっていた。
まあ彼女は腕が大きくて細かい作業が苦手だったから毎日の料理も適当に済ませていたようだし、それに毎晩わざわざ家を出なくても逢えるので、互いにとっても割と便利で充実した日々を送っている。
そんなある日の夕方、突然ミストリナが家にやってきた。特に断る理由もないので俺は快く姫を家に迎え入れたのだが、その横でラティカは何やら物足りなさそうにしている。その意味は俺にも分かっていた。
20分ほど前。彼女が失くした、本当に見つからない、見つけてくれたら何でもするとまで言っていた首輪のようなアクセサリーを俺があっさり発見したところから始まる。
彼女の言葉に甘えて、俺は彼女の背後から服の中に手を突っ込み、豊満なおっぱいを堪能していた。
「毎日触っててさ、よく飽きないよねー。」
半ば呆れ気味な彼女だったが、それでも数分ずっと揉んでいると、次第に足が崩れていき、吐息が荒くなる。
「ねぇ、おっぱいだけじゃなくてさ…他のとこも触ってよ…」
可愛くおねだりしてくるが、何でもすると言われたのは俺の方だ。彼女の要望を敢えて叶えずに、そのまま揉み続ける。
本当に、ラティカの胸は毎日触っていても足りないくらいに柔らかい。それに最近は触られすぎてやや敏感になっているようでもあり、今もしつこく愛撫しているだけでこの興奮っぷりだ。
とうとう我慢できなくなった彼女は、自分で秘部を触り始めた。何かと剛腕で知られる彼女だが、自慰をする際は太い指でぐちゃぐちゃにしているらしく、その光景が目下に広がっていることにまた興奮する。
「はぁ……そんなに勃起してるんだったら…正直になったら…いいじゃん…」
顔を赤くしながら彼女が訴える。知らず知らずのうちに、俺も彼女のお尻のあたりに勃起したそれを押し当てていたらしい。
だがそれでも俺は頑なに胸だけを触り続ける。そして程なくしてから、彼女の身体が大きく震えた。
恨めしそうに後ろを振り向く彼女があまりにも可愛くて、思わずキスをした。いつも通り口の中まで柔らかい。
そのとき、突然ドアが開くとともに、どこかで聞いたような声が聞こえてきた。どうやら二人ともお互いのことに夢中すぎて来客に気づかなかったらしいが、それで勝手に入ってくる姫も姫だ。
慌てて床を拭いて服を着せた。それで今に至るというわけだ。
何の用かと聞いたが、たまたま通りがかったから遊びに来ただけらしい。相変わらずマイペースな人だ。
まあそろそろ時間的にも夕食を作ろうとしていたので、ちょうどいいから一緒に食べることになった。
台所に向かうと、後ろでラティカとミストリナが何やら話していた。まあ久しぶりに会っていたような気がするし、友達どうし水入らずの会話というのも必要なのだろう。
ミストリナは俺の料理を本当に美味しそうに食べる。姫なのだから普段から豪勢な食事をしていそうなのに、ここまで喜ばれるとこっちまで嬉しくなる。
しばしの間和やかに雑談していたが、暫くすると酒でも飲んでいたのかラティカが眠りこくってしまったので、少しだけ席を離れて彼女をベッドに運んだ。
彼女を何とかベッドに寝かせて戻ろうとした時、後ろから服を掴まれた。
なんだ寝てなかったのか、と思って振り返ると、本当に酒に酔ったみたいに顔が赤くなっている。
呼吸が荒げている彼女はそのまま怪力で俺をベッドの方まで引き寄せて、強引に口づけした。
瞬く間に勃起した俺の調子を服の上から確認した彼女は、自分のスカートをたくし上げてアピールしてきた。
だが、今はドアの向こうにミストリナがいる。流石に駄目だろと諭そうとするが、どうにも様子がおかしく、話が通じない。
こっちをまっすぐ見つめながらズボンを脱がせ、無理やり俺の腰を掴んで一気に奥まで挿入させた。
よほど興奮しているのか締め付けが凄い。とりあえず声が漏れて姫にバレると危ないので唇を塞ぐが、彼女はもう腰を浮かせて感じまくっていて、上下の口で絡みついてくる。
さっさと事を済ませようと、さらに胸も揉む。彼女はこのされるがままの状況を悦んで受け入れて、ぎゅうぎゅうに締め付けてきた。
中に射精する。出し切ってから今回はすぐに口を離し、軽く処理して戻ろうとしたその時。
部屋のドアが開いた。
「あら…中々戻ってこないと思ったら、こんなことになってらしたのね」
いまいち本当に驚いているのか分からないが、ともかく気まずい状況にあるのは確かだ。何か言い訳しようと思考を巡らせていたが、どうやら姫がこの状況を理解する方が早かったらしい。
「なるほど…確かに、春先になったしラティカにも発情期が来たんですのね」
後半に聞きなれない言葉が出てきた。思わず聞き返す。
「そうですわ。毎年春に差し掛かったくらいの季節になると発情期が訪れて、いつもより興奮が高まってしまいますの。ラティカも、そして…私も。」
嫌な予感がしたが、姫の顔を見上げると既に少し赤い。
「ついでですし、私も発散させていただいて宜しいかしら?ラティカもまだ物足りないようですし」
背後からラティカが起き上がる。どうやらもう俺に逃げ場は無いようだ。
俺はベッドの上に寝かされ、垂直に起き上がった陰茎を二人が舐めている。
まさかこんな日が来るとは思ってもみなかったが、二人の協力で俺は既に限界寸前にまで到達していて、我慢するのに必死だった。
だがそのまま出させはしない。今度は硬くなった陰茎をラティカが胸で挟み始め、さらに姫の胸が俺の口も塞ぐ。
しばらく姫の胸に吸い付いて我慢していた俺だが、それも長くは持たずすぐに射精してしまった。ラティカの胸の間が汚れる。だが、本能に支配されきった二人がこれで満足するはずもなかった。
姫が俺の上に馬乗りになって合体する。すぐさま上下運動を始めて搾りとろうとしてきて、全く容赦が無い。
自ら腰を浮かせては落として気持ちよくなれる所に打ち付け、必死で快感を得ている。
とそこに、ラティカが俺の顔の上に股間を擦り付けてきた。彼女も気持ちよくさせようと俺は舌を入れる。
口で彼女を味わい、下半身では姫と交わり、三人はそれぞれ声を上げてこの状況を悦んでいた。
腕を伸ばしてラティカの胸を掴む。力強く握るたびに愛液が溢れだし、それがまた俺の陰茎を硬くさせ姫の締め付けに反発する。
俺の限界を察したらしい姫は縦の運動をやめ、代わりに腰を下に押し付けてグリグリし始める。強制的に中出しさせようとする癖みたいなものだ。
その誘いに乗って、思う存分中に射精する。タイミングよくラティカも同時に絶頂したらしく、身体を震わせていた。
だが、それでもまだ終わらない。
ラティカが仰向けになって、自らの局部を広げて見せつける。望み通り俺は挿入し、一気に一番奥まで塞ぎ切った。
入れただけで既に射精しそうなくらい気持ちいいのだが、この興奮しきった二人を満足させない限り解放されないことを俺は察していたので、望み通り絶頂させてやろうと腰を激しく動かす。
声を上げて悦ぶ彼女だったが、そこに姫が俺の背中に胸を押し付けてきた。
前に手招きして、姫の口を覆い、両手で胸を揉みしだく。それでまた俺の陰茎はガチガチになって、腰を少し動かしただけで彼女が悶えていた。
口づけをやめて、姫のおっぱいにしゃぶりつく。姫の胸は柔らかくて本当に飽きない。姫の方も俺を抱き寄せて、胸に顔をうずめさせてきた。
三人の情けない声と水音だけが漏れる。
ちゅーちゅーと胸に吸い付きながら、ついに射精してしまった。腰をしっかり押し当てて最後まで中に出す。彼女は恍惚な表情をしながらそれを全て飲み込んだ。
結局それからも俺は解放されることなどなく、朝になるまで搾られ続けた。もはや何回射精したのか思い出せないほどに溺れ、愛した。
そして多分これからも、この二人には愛され続けるのだろう。そんなことを俺は、疲れ果てて眠る直前に、ふと感じたのだった。
本当に完
このページへのコメント
これほんと好き
定期的に見返して抜いてるわ
ワイディ様とキャベツさんがいないやん!
たまに現れるおんjエロ文豪はなんなん?
普通に抜けちゃったんだけど
4話の締めはあるあるなんだけどやっぱ洒落ててすこなんだ…
3話やった
エッッッッッッッッ!!!