おんJシャドバ部

ハーベストデビル
コスト:2		フォロワー
クラス		ヴァンパイア
レアリティ		シルバー
タイプ		-
パック		リナセント・クロニクル
CV		高梨謙吾 影山灯
イラストレーター		SEMESI liiko
進化前
攻撃力	2	体力	1
ファンファーレ カードを1枚引く。
進化後
攻撃力	4	体力	3

第21弾カードパック「リナセント・クロニクル」にて登場したシルバーのヴァンパイア・フォロワー。笑い方が特徴的。

攻撃力と体力が入れ替わったレラジュ、もしくはドロー条件がなくなったレイニーデビルとシンプルな性能。
インフレを続けるシャドバにおいて7パック前のブロンズ…どころか17パック前のカード(ナーフ済み)とほぼ変わらない能力というのは物足りない。同弾ロイヤルのムササビの伝令兵との性能差も悲壮感を加速させる。

癖のないカードではあるが、登場弾のローテーションは、ドローが火力になる背徳の狂獣、渇望ギミックのパワーカードである魔獣の女帝・ネレイアが入れ替わりで落ち、代わりになるような渇望軸のカードは追加されていない状況である。また、コンボ等のキーカードを探すにもショーダウンデーモンなどのライバルが多いため、現状ボルテオヴァンパイアの穴埋めなどでしか使われていない。

とはいえ最低限の性能は持ち合わせており使用に堪えないほど弱すぎるという訳ではないので、渇望シナジーが再度重視されるようになれば採用もあり得るかもしれない。

エルフのカードですか？

ネクロのカードですか？

いつの時代のカードですか？

ハーベスト(Harvest)とは日本語では「収穫」のことである。
シャドバにおいては収穫祭とか豊穣の季節とか自然の恵み的なカードはエルフが担当していたが、こちらはフレーバーテキストを見ればわかるように「魂の収穫者」といった意味合いだ。
死神と競ってるようなので死神そのものではないらしいが。名前がデビルだし競合他社な悪魔なんだろう。やっぱネクロっぽいんだよなぁこいつ
英語圏において死神を指す言葉はReaper(シャドウリーパーやゴシックリーパーのリーパー)が一般的だが、たまーにHarvesterの語を使うこともある。
そもそものReaperも、もともとの意味は穀物等を刈り取る人・刈り取り機を指す言葉で、定番の大鎌も麦などの収穫に使う農具だったりする。命や魂を刈って収穫する死神、という考え方が欧米にはあるようだ。
そのため、例えば元祖TCGのMtGで名前にHarvestを含むカードを検索すると、原義通りの自然の恵みっぽい緑のカードと、死神っぽい黒のカードが両方見つかったりする。
ほかにもそのものずばり「Harvester」なんて死神の出るホラーゲームがあったり、DCG仲間のLibrary Of Ruinaにも収穫言いながら鎌でズバーしてくる殺人案山子がいたり、死神と収穫は密接な関係にあるのだ。