おんJシャドバ部

そもそもBO3とは、本来1人のホモが2つのデッキを持ち寄って戦い、先に自分の持ちデッキ2つを勝たせた方が勝ち、という対戦形式です。それを踏まえて…
ペアBO3とは、2人のホモが各人1つデッキを持ち寄ってタッグを組み、先にペア2人が勝った方が勝ち抜け、という対戦方式です。

• 簡単な図説

上図のように、黒丸に囲まれた上のAペアとBペアが対戦するとします。
まず1回目に、緑線で結ばれたホモ同士(上図だとイッヌ同士、ネッコ同士)がBO1で戦います。この際、試合は2試合同時進行となります。
対戦が終わり、ここで例えばAペアのガイジーヌとヨシ！ネコが勝った場合、Aペアは勝ち抜けとなります。ここで試合は終わり。
もしAペアのヨシ！ネコとBペアのナヨナヨイッヌが勝った場合は試合結果がイーヴン(1-1)なので、2回目に敗北者のAペアガイジーヌ、Bペア宇宙猫のBO1となり、勝った方のペアが勝ち抜けになります。

形式としては普通のトーナメントと大差ありません。個人がペアになり、1回戦を終える時間が2倍に増えるというだけです。

トーナメント進行における悩みとして、

• ガチネタを混ぜるか
• ガチネタを分けるか

の二択があると思います。
筆者の個人的意見として…
混ぜる場合はおんJ大会特有のカオスを楽しむことができますが、特にネタ側のデッキが機能しにくいこと、トーナメント管理の情報量が単純に多くなること、ガチとネタで人数に差があることから、ペアによって地力が違うという難点があります。利点はいっぺんに進められること。
混ぜない場合は、ガチネタでトーナメントを2個用意するか対戦形式を分ける手間が増えます。そのかわり各人の持ち味を出しやすく、争いが起きにくそうなのがポイント。

まずもってですが、ガチ側はトーナメント形式をお勧めします。せっかくガチなんだから優勝は決めたいよなぁ？
その際に負けトナメ進行もオススメします。勝ちトナメと試合数が変わらないため同時進行が可能、何より「量」を戦いたいホモが多いガチにはうってつけのルールです。

じゃあネタ側はどうするのかというと……筆者は次の対戦形式にしました。

ネタ側は勝つことよりも「デッキの布教、見せ合い」の方が趣旨として強い傾向があると思うので、毎試合観戦が可能な紅白戦を採用しました。
各人1試合しかできないためデメリットは大きいものの、確実に感想戦を交えられるのが大きいです。

ガチトーナメントが決勝と敗北者決定戦含め4回と仮定して……
ガチ決勝で全試合終わりとして、ネタ→ガチ→ネタ…というように進んでいけば、ネタ側は紅白戦を4回、人数で言えば16人分試合を行うことができます。参加者人数にもよりますが、遂行するには十分余裕があるはず。
またガチトーナメントの前にやることで進行の確認を含めたデモンストレーションを行うこともできます。

紅白戦においてペアが奇数になった場合は…主催者の裁量で、いいんじゃない？

細かいところの臨機応変に対応していく機会が多いために、運営自体はそこそこ難しく、またスムーズに進められないと時間がかなりかかります。
ですが、事前の提示でいくらでもスムーズに進められるルールではあるため、うまくいけば3時間程度で終えられそうだなという印象を受けました。
ぜひ開催を検討している兄貴もこの駄文をコピペしたりして使ってください！ 何でもはしませんから！