おんJシャドバ部

第1弾カードパック「クラシックカードパック」にて登場したブロンズのエルフ・フォロワー。

STD初期エルフのプレイ回数を稼ぐ・バウンスのためのカードだろう。
2/2/2とスタッツだけを見れば扱いやすい見た目をしているが、強制的に効果が発動するために適当に使うとデメリット付きファイターとなりかねない。
そのため使い辛いという評価を貰っていたが、それでもエボルヴ期までは4枚目以降の自然の導きとしてリノセウス特化のデッキに渋々採用された例が目撃されていた。
が、ROB以降は表舞台から姿を消してしまう。
最大の要因はミニゴブリンメイジ。リノセウスを引きたいはずのサーチに引っ掛かってしまうため、以降のリノセウスOTKの構築とは相性が悪く、名が挙がらなくなった。
その後も対空射撃、愛の妖精・ポーラといった競合相手が登場していて肩身が狭い思いをしていた。

それでもどうしても使いたいのであれば、リノセウスではなくベビーエルフ・メイなどテンポよく出せる1コストカードや、ターンを跨いで回収できる茨の森のようなアミュレットと組み合わせると良いだろう。



・・・だが、奴は弾けた
ROGにて豪風のリノセウスが流行したことで状況が一変。なんでもいいから豪リノをバウンスして使いまわすカードが必要になり、このカードにもお呼びがかかることとなった。
見境なくセルフバウンスを求めていただけにも見えるが、3年経って初めて環境上位クラスのスタメンを張ることができたのである。
現在はより高速だったり安定するデッキが登場して豪リノ軸自体が下火な上、ヒーリングフェアリーなどの上位互換も複数登場してお役御免となったが、定期的に上位互換カードが登場するセルフバウンス効果の基準や、驚異的な大出世をした印象や、イラスト・ボイスの可愛らしさで話題になることもある。