おんJシャドバ部

入籍しました。

STRにてネクロに加入したレジェンドフォロワー、永遠の花嫁・セレスを軸に、ファッ腐こと屍竜・ファフニールを始めとした、重めのフォロワーをフィニッシャーに据えたデッキ。
ALT期では無理のあったファッ腐ガン積みという狂気の沙汰も、セレスのお陰で許容範囲内になりました。というか今環境は盤面を更地にしつつ置けるファッティのファフニールやタルタロスが物凄く活躍しやすい環境です、メタ要素をてんこ盛りにしつつあぁ＾〜 はようウンチを焦がしまくりたいぜ。という欲望をブチまけられるデッキになりました。
今回のデッキの特徴は4つ。

• ゴーストやレディグレイ、セレスによる強アグロ耐性
• コスト軽減による7tファッ腐着地の外連味
• リアニメイト軸を副軸に添えたコンシードの立ち回り
• 凶暴化とフェリを用いた柔軟なフィニッシュ

リアニメイトはファフニールとの相性が良い他、ミノリアニが環境に程よく刺さり、構築上も無理がないので採用。コントロールっぽいマナカーブですが、高コストフォロワーのアクセラレートにより事故はそこまで多くないです。

今回のデッキではセレスを主体とした軸とレイヴンを主体とした軸に分かれています。それぞれの軸ごとにカードを紹介。

心眼の双葬女・レディ・グレイ	今回のデッキは2/2/2が多いためリアニ後の盤面はなかなか強いです。死の夢の少女を是非とも生き返らせたいところ。
ゴーストライター	レディグレイと一緒に置いてあげたいフォロワー、2/2/2で最低限の役割があり、後攻では細かな処理に貢献、エンハンスはコストぴったり10で凶暴化フェリを噛ませられるいい塩梅であり、7tに出して処理としても使える万能フォロワー。
死の夢の少女	ラスワでゴースト版パペットルームである深淵の夢を生み出します。3コスカードの採用が少ないこともあって、先後関わらず2tに出しておきたいカード。
悪意の憑依	有能処理スペル。2コスフォロワーの採用が多いので、2tに打つのではなく3t以降に効果的な処理ができるよう意識してあげると良さげ。
永遠の花嫁・セレス	プレミア3枚…作っ…ちゃっ……タァ！結婚したい。かわいい。美しい。本体能力のいやらしさは健在のまま、ファンファーファで手に入れられる永遠の誓いが強力、ファッ腐を7tに着地させられるようになった本デッキの立役者です。今回2コスフォロワーを多めに採用してるのは誓いとの相性を考慮しているため。
屍竜・ファフニール	メインアタッカー。ウンチだの重いだの言われますが、セレスのおかげにより早期着地、早期決戦が可能に。墓地の溜まりやすいこのデッキでは圧倒的ウンチで盤面を更地にし、処理されなければフェリで24点パンチ、進化で30点、凶暴化で42点！ たまらねぇぜ。

常闇の梟	記事製作者ワイはこの子がローテ落ちしたものだとばっかり思ってました。貴重な3t目のムーブでもあり、ネクロマンサーフォロワーのサーチはあって困らないものです。今回は葬送先が多いため3積み。
魂の抜き取り	こういうのが欲しかった、有能葬送札。キャントリまでつきテンポロスを感じさせないデザインが非常にグッド。4点という打点もかなり優秀。
冥河の案内人	このデッキではほぼ唯一となる確定除去札。ファッティか細々とした展開かの二択を迫られる環境においてこの一枚でファッティ対策を済ますことができ、かつ葬送でリアニメイト軸の動きを確保できるのはポイント高。要はミラーを見ての採用です。
死と闇のレイヴン	リアニメイト軸の大黒柱。ミノを葬送できており、かつミノリアニが効果的な相手の場合は冠。そうでない場合は凶暴化を取って置くとリーサルが見えてきます。

大鎧のミノタウロス	アクセラは墓地肥やしに最適で、本体能力は対処法がないと詰みになるこのデッキの裏主人公。細かいのが多い本環境だと役割は大きいです。が、過信はしすぎないこと。
マシンエンジェル	リアニメイト軸の新入りフォロワー。アクセラレートは大鎧のミノタウロス以上に使いやすく同じだけの墓地を肥やせる他、本体は8/6/6守護なのでミノタウロスが葬送できなかった場合に冠から出せる守護フォロワーになります。
昏く淀む者・タルタロス	メインアタッカーその2。ファッ腐を7tで出さなかった場合、大抵は墓地が溜まってるので8t着地が可能です。9tにウンチを焦がして、10tにパパパッとフェリって、終わり！ でもいいし、進化権や凶暴化を握れている場合はファッ腐の代わりに擬似AoEを務めることもできるので、ファッ腐を出すことなく詰みへと持っていけたりします。

幽想の少女・フェリ	ファッ腐やタルタロス、ミノといった大型フォロワーに加え、ゴースト生成の機会が多いので凶暴化ゴーストのリーサルも容易に可能です。最初から最後までデキる女。ただしハンド消費はなかなか激しいデッキなので、永遠の誓いでコストが下がった2コスフォロワーは無駄起きせずフェリのために取っておくのも手です。

ちなみに今回採用を見送らせていただいたカード達

ソウルコンバージョン	今回のデッキはソルコンを打つ対象がゴーストくらいで、そのゴーストも結構除去でカツカツなので見送り。グールについてもほぼ同じような理由です。ドローソースを絞る代わりに高コストの採用枚数を増やしています。
グレモリー	ドローソースとしての役割と、誓いで盤面展開した後の進化顔面という従来のミッドレンジムーヴを取り入れたい場合に。今回はミッドレンジムーヴがそこまで決まらないことに気がつき、またドローソースもサーチやキャントリで十分間に合うことから控えにしました。
冥界の番犬・ケルベロス	パワーは健在ですが、いかんせん環境に合わなくなってしまったためにベンチ入り。対ロイヤルにおいてトランプルという仮想敵が生まれた以上、セレスの方が役割を持てます。

マリガンはとにかく2コスやマシンエンジェルを手札に加えられるよう意識して。2コス以外のカードはセレス以外基本的にコンボを前提としたカードになってくるので、無理をしてキープする必要はありません。2〜4の動きをしっかり確保し、セレスに繋げるのが第一です。
2コスが2枚キープできているならセレスキープはアリ。また梟や抜き取りはリアニメイト先のマシンエンジェルかミノタウロスが引けており、かつ2コスがある場合にキープ。
2コスのキープ優先度は 死の夢>マシエン レディグレイ ライター>フェリ の順。後攻なら憑依がマシエンの位置に入ります。ロイヤル相手は従者がいるため2/2/2スタッツを優先的にキープ。

序盤は2コス展開を用いて盤面のコントロールを行います。リアニメイトが狙えるようなら3〜4tで葬りつつ、5tにセレスが着地できるような盤面を作っていきます。ここでのポイントはセレスを引けた場合、悪意の憑依といった処理に使える2コスを無闇に使いすぎないこと。このデッキは特大打点でリーサルを狙う擬似OTKの一面を持っているので、序盤から顔面を狙う必要はそこまでありません。盤面で解決できることは盤面で解決していきましょう。また永遠の誓いはネクロマンサーカードのみ対象なのでNカードのコストは下がりません。故に前半は無理のない範疇でNカードを優先して切っていきたいところです。搭載してるNカードは墓地の肥やし具合がたまらないのもポイント。
5tからはセレスが置けるならセレスを置き、ファフニールの着地を目指します。7tファフニールが大変に圧をかけられる動きなので、6tの永遠の誓いは多少の無理を押しても打っておきたいです。悪意の憑依は永遠の誓いのテンポロスを取り返せるカードなので、序盤、盤面で解決できるなら顔には行かずフォロワーを処理して、なるべく蓄えておくのがポイント。
セレスが置けない場合は大抵レイヴンを用いたリアニメイトの動きかタルタロスでの攻めになるので、引き続き盤面をコントロール。8tまでに進化を1は残しておいて、タルタロスからメンコを始めていくのが定石になります。

• 対エルフ

機械を用いないテンポ型のエルフは有利。アグロ対策がよく刺さり、進化権が無いとファフニールへの回答がないためセレスムーヴを意識するのが大事。
機械軸、進化軸は構築が練り切られていない気もしますが現状だと微有利。やはり大型への回答がないということが大きいです。ですがキルターンがほぼ同速のためグダると先行勝負になります、その点を考えてひたすら盤面に圧をかけていきたいところ。

• 対ロイヤル

ファフニールを置けるかどうかの勝負。対ロイヤルでは純軸機械軸両方で炎獅子の可能性があるので、墓地に気をつけなければいけません。
15体目を破壊するタイミングは割とこちらで選べます、故に調整はしっかりしていきたいところ。例えば相手に7t目を渡す時、「盤面に3体残るが炎獅子が出てこない」と「盤面に2体残るが炎獅子が出てくる」場合、ファフニールやタルタロスを連打して処理できるかどうかを考えてコントロールすれば、炎獅子3連続を凌げたりもします。レイサム出てたら負けだったとか言わない。今のところは先行7tファッ腐や後攻7tファッ腐進化起きに対する回答が貧弱なことから微有利。

• 対ウィッチ

マナリアですら確定除去を積みにくい構築を握らされているため、盤面を意識した型にはファッ腐はよく刺さります。有利。
スペル軸に関しては気をつけていきたいところ。握撃ウィンブラが飛んできて自慢のファッティが崩されてしまうことが多いので、狙うはタルタロスによるフィニッシュです。しかしタルタロス自体が若干安定しないこと、ライオに対し後出ししなければならないことから微不利。

• 対ドラゴン

大型に対して吐息という回答があるため安心ができるわけではありませんが、ポセ宗などの大型せこ展開に対しファッ腐で回答できるのは相手にとっても圧です。その後にサタンを置く場合炎爪を合わせて進化を切って、それでようやく相打ちになるため隙は確実に生まれます。
しかし盤面は否定されやすいです。凶暴化ゴーストのリーサル手段はこのクラスにかなり有効なので、レイヴンのチョイスは凶暴化ほぼ一択。微不利。

• 対ネクロ

ミッドレンジ、コントロール共にミラーを意識したカードを採用しているため強く出ることができます。ファッ腐を3積みしているバカ知将はなかなかいないため、リソース勝負に持ち込まれてもこちらに勝機があります。アーカスに関してはセレスやミノリアニを置いてあげると泣いて喜んでくれます。有利。

• 対ヴァンプ

闇蝙蝠はかなり厳しめ。小粒を活かしたデッキではないためゥマァーナレクが天敵と化し、キルターンもこちらより上。不利です。
機械軸は有利。大型やセレスに対する有利な回答がほぼ無いと言っても過言ではないためセレスムーヴがよく刺さります。ただし爆速でモノを出されて顔を詰められてしまうと流石に厳しい。ま、そんな上振れなかなか起こらないんですけどね…

• 対ビショップ

結局聖獅子がメインデッキに落ち着いているみたいです。聖獅子に対しては微不利。無限リソースが厳しい他、大型に対しレジェファイという回答があることも大きいです。しかし微ということもあって負け一方ではなく、上手くハマったミノリアニやファッ腐最速着地などは先述のレジェファイが無いと解決しづらいもの。故にこちらも上振れを狙ってプレイしていくのが重要です。
機械軸はブレが激しいため何とも言えませんが、後攻6チェキに対しては先行7ファフで解らせることが可能なため、何が何でもファッ腐を出すことを意識して。もしラピスが流行るようならメタとして沈黙シリーズを入れることをお勧めします、投稿者がイチオシするのはゴーストとの相性が良く、かつリアニメイト軸のフィニッシュ時に守護をどかす役割を持てる沈黙の詩。冥河を1枚詩に変えるだけでも安心感はあると思います。

• 対ネメシス

大型への対処はリーシェナであれば本体がその役割を努めますが、それ以外の軸では手薄、かつセレスが鬼のように刺さるため有利。リーシェナに関してはリアニメイト軸の例に漏れず不利です。ここを見たいなら前環境のリアニメイトネクロマンサーで紹介したリリエルを採用し、ミノリアニの着地を目指すのがおすすめ。

こちら、(悪意の憑依をプライス換算して)50,000エーテルになります。
高すぎィ！
どうも今環境は総額がとんでもないことになっている気が…おかげさまでエーテルが残り1800になりました。マギサどこ……ここ……？

今回のデッキはこれまで今環境で初投稿したネメシスやゥマァンプと違い、環境を見て作ったデッキになります。故に環境が進めばポンコツファッ腐くんになる可能性も十分にあるゾ。
でも今環境のファッ腐の刺さり具合はなかなかのものなんで、持ってる諸兄はセレスも作って、糞まみれ、やろう！