おんJシャドバ部

1971年9月より日清食品から発売されている即席麺。
知っての通り、沸騰したお湯を一定量注ぎ入れ、3分待つだけで美味しいラーメンが食べられる。
その手軽さ、美味しさから国内外問わず人気があり、2016年3月には世界累計販売食数が400億食を記録するなど発売以来大ヒットを続けている。

時は1966年(昭和41年)。安藤百福(日清食品の創業者)は国内で大ヒットを誇った「チキンラーメン」を国外に進出させるため、アメリカ・ロサンゼルスのスーパーマーケットに売り込もうとするが、アメリカには日本と違い丼も箸もない事に安藤は気付かされる事になる。(当時は袋タイプのものしか販売しておらず、食べるには丼と箸が必須だった為)
「国外進出は不可能か」と諦めかけた所に、一筋の光が差す。アメリカ人バイヤーの一人がチキンラーメンを手で砕き、紙コップの中に入れ、熱湯を注ぎ、フォークでチキンラーメン食べるという事を行ったのである。
安藤はこのバイヤーの行動からヒントを得、丼も箸も不要な、何時でも何処でも食べられる容器入りのインスタントラーメンの開発を思い立ち、発売に至った。
とはいえ、発売された当初は立ち食いは行儀が悪いということでそこまで売れていなかった。
転機となったのは1972年に発生した「あさま山荘事件」。
事件の詳細については各々調べてほしいが、この事件が大々的に報道され、この時に機動隊が食べていたのが何を隠そうカップヌードルであった。
というのも、当時の現場は弁当が凍るほど寒く、地元住民による炊き出しも行われていたが最前線の隊員にまでは届かなかった。
そのため、手軽に、温かい食事がとれるカップヌードルが支給され、最前線の隊員の士気向上に貢献した。
この報道がきっかけとなり、売り上げは爆発的に伸びたという。ラーメンだけに

因みに、カップヌードルの蓋に利用されているアルミ箔と紙製の蓋は、安藤がアメリカから帰国する際の機内食で出されたマカダミアナッツの密封パックで使われていたものをヒントにしており、現物は今も日清食品で丁重に保管されている。

詳しく知りたくなったホモは大阪と神奈川にある安藤百福発明記念館に行くと良いと思います。

スタンダードなしょうゆ味のスープに卵、謎肉(正式名称ダイスミンチ)、エビ、ネギが入ったもの。
偶に言われるしょうゆ味は、他との区別をつけるためにつけられた名前で、正式なものではない。
2017年に謎肉の正体が明かされている。

魚介の旨みが濃縮された白濁スープにイカ、カニ風カマボコ、卵、キャベツが入ったもの。
お湯の代わりにホットミルクで作ると美味しいらしい。筆者は牛乳苦手なんでやった事ないです

とろみのあるカレースープにジャガイモ、サイコロ状の肉、人参、ねぎが入ったもの。
この製品で使われているサイコロ状の肉と麺はスタンダードなカップヌードルで使われているものとは別物である。
ちなみに成分表を見れば一目瞭然だが、ピーナッツバターが使われているのでアレルギー持ちのホモは注意。
筆者も危うく知らずに買うところだった。(1敗)

ピリ辛なチリと甘酸っぱいトマトのスープにトマトキューブ、コーン、キャベツ、いんげん、鶏肉由来の「白い謎肉」が入ったもの。
筆者はこれが一番好き。タバスコや七味、ラー油との相性も○

麦、赤、白の3種の味噌を合わせたスープに豚ミンチ、キャベツ、コーン、人参、ねぎが入ったもの。
カップヌードルシリーズ中おむすびに合うランキング第1位の名に恥じぬレベルで米と合う。ていうかなんだそのランキング

濃厚な豚骨スープに味付豚ミンチ、きくらげ、ねぎ、赤唐辛子が入り、ラー油でピリッと辛くしたもの。
花椒が効いていて美味い。高菜を突っ込むと更に美味くなる。
なんだかんだこれも米と合う。デブ化が進みそう

ある。WGP2019開催記念に、日清がスポンサーについていたこともありコラボしていた。
限定ログボでスリーブも配布されたのだが、金ぴかで見栄えがいいからか結構愛用者が多いようだ。(主観)