おんJシャドバ部

むほほ、ぼくのカードのコラが完成したぞ。これでシャドバの世界のあんなママやこんなママに甘え放題だ。でゅふふ。

無駄とはなんだ、無駄とは。やはりぼくの美的センスは大衆には理解されないか、やれやれ。
…ふむ、そうだな。折角だから作り方を解説してあげよう。

というわけでこの記事ではコラ画像の作り方を学んでいくぞ！まずは簡単なカード画像のコラからだ！
ただしこれは決してオリカ作成を推奨するものではない。あくまで初めてのコラ画像作成にはカードコラが丁度いい難易度だからだ。
スレには絶対にオリカを貼るな！誓いの刃との約束だ！！
何？画像編集なんてした事がないから不安だって？
大丈夫だ、俺がいる！だからもう恐れるな！

ではまずは環境構築からしていくとしよう。道具は大事だからな。

編集ソフトだが、大きく分けて「無料ソフト*1」と「有料ソフト」が存在する。
当然ながら有料ソフトの方が機能が豊富だな。端的に換言すれば、金は力だ。

昔はGIMPというソフトを使っていたのだが、ここ最近はPhotoshopを使っているね。ぼくももうすっかりAdobeの奴隷さ。さもありなん。
GIMPの使い方などすっかり忘れてしまったからこの記事ではPhotoshopを前提にして説明を続けるとしよう。なに、基本はどのソフトでも同じさ。強いて言えばレイヤー機能が使えれば何でもいい。

何を言っとるんだね君は。ぼくは君達と同じ奨学金を求める身、無駄遣いをしている余裕などないのだよ。これは研究のために必要な経費というやつさ。

ちなみにPhotoshopの他に「Lightroom」というソフトがセットになったプランを選ぶと何故か価格が980円/月に下がるぞ！

さて、ソフト選びが終わったら次は素材収集だ。これがコラ画像作成で最も重要な作業と言ってもいい。
今回必要なのは「カードイラスト」「カードの枠」「コスト、スタッツの部分」「カード名のフォント」だ。

まあ別ゲーのカードイラスト等を使用するのであれば自分でスクリーンショットを撮るのもいいだろう。手段は問わんさ。
カードの枠についてだが、ここで公開してくれている方がいるのでありがたく使わせていただこう。コストやスタッツ部分についても同様だ。

ああ重要だとも。これを見たまえ。

これじゃせっかくコラの出来が良くても台無しじゃあないか、というわけでフォントは重要だ。
ちなみにシャドバではモリサワのフォントが使用されているようだが、生憎ぼくは絶対フォント感*2などは持ち合わせていないのでね。具体的にどのフォントを使っているのかは特定出来なかった。手持ちのフォントの中で一番それっぽ物を使用したが、回答を知っている者がいれば是非ご教授願いたいものだ。

ちなみにセリフコラなどでは元のセリフと違うフォントを使うとクソコラ感が増すぞ！

さて、では実際に作っていくとしよう。まずは新規画像の作成だ。

画像サイズは横536*縦698が丁度いい。カラーモードはRGB、ビットの深さやその他の設定についてはあまり気にしなくても問題ない。

ではこの真っ白なキャンバスにカードの枠を追加しよう。

枠を追加し、大きさと位置の調整まで終えた段階だ。細かな位置の調整は十字キーを使うと良い。1px単位での調整が可能だ。ではここにカードイラストを追加しよう。

そうだ、荒い。解像度の低い物を無理やり引き伸ばして使ったからな。しかしそういう時に便利なwaifu2xというツールが存在する。くだらん理系共もたまには役に立つ物を作るのだな。

適当に大きさを弄り位置を調整した物がこれだ。最終的に微調整するとして、次はこの画像のレイヤーを枠よりも下に持っていこう。

いや、そうではない。レイヤーとは画像を層状に管理するシステムの事だ。
右下にレイヤーという欄があるだろう？そこの画像のアイコンをドラッグ&ドロップする事によって、どの画像がより上に表示されるかを変更する事ができる。そして先程保存したカードの枠は透過PNG、つまり枠の部分以外が透明な画像だからカードイラストよりも上に表示すれば非常に簡単にカードコラを作成する事が出来るというわけだ。

これでイラストよりも上に枠が表示されるようになった。次は左のアイコンの一覧から「長方形選択ツール」を選択し─

このように枠にイラストが収まるように選択する。そうしたら今度は上のメニューから「選択範囲」→「選択とマスク」をクリックしたまえ。

ここでOKをクリックだ。この辺の操作はGIMP等のソフトでは変わってくるだろうが、要するに余計な部分を取り除ければ何でもいい。

うむ。さて、次はコストとスタッツだ。

ｷｭｰ

これも先程保存した素材からコスト、攻撃力、体力の部分を切り取って配置すればいい。これまでの操作の応用で可能だろう。

うむ、いいじゃあないか。ぼくの知性あふれる魅力が伝わってくるというものだ。

最後にカード名だ。さっきも言った通り、ここで微妙なフォントを使うとせっかくのコラが台無しになってしまう。使うフォントは慎重に選ぼう。

ふぉんとうに。

今回はモリサワ製の「TBUD明朝 M」というフォントを使用させていただいた。これが一番近いと感じたのでね。

カード名は欄のなるべく真ん中に配置すると見栄えが良い。細かい調整をして完成だ。

というわけでだ。コラ画像作成は諸君らが思っているより遥に簡単だという事が分かっていただけたと思うのだがね。たまにはランクマッチから逃げてクソコラ作りなどもいい気分転換になるものだよ。

うむ、ママサレンはいつもの格好も素晴らしいが水着になるとさらに魅力が増すな。特に二つの立派なお山が、こう…

え、人探し程度でなにしてんの？

そんな事。

あー、うん。これは確かにぼくの失態だな。いきなり有料ソフトを前提とした解説をするべきではなかった。反省しよう。

そうだな…ここはこの前話したGIMPを使った作り方を解説しようじゃあないか。
そして今回作るのはこれだ。

失礼な。ママサレンの水着姿の良さが分からないとは。もののあわれを知りたまえ。

さて、まずはインストールしなければ始まらない。公式サイトにアクセスしDOWNLOADのリンクをクリックだ。

ダウンロードリンクが2つあるが、まあ右側でいいだろう。常日頃からLinuxを使うような人でないとTorrentの環境なんて整っていないだろうし、そもそも200MB程なら通常のダウンロードで十分だ。

ダウンロードが終わったらインストーラーを実行し、手順通りに進めていけば問題ないだろう。このソフトはMcAfeeが付いてきたり、ブラウザのホームがBingになったりはしないので安心して良い。

インストールが終わったらさっそく起動だ。初回起動は少々時間がかかるが、まあ仕方ない。

さて、起動が完了したわけだが…これは。ぼくが以前使っていた時とはUIが様変わりしているな。

昔はもっと安っぽいというか、いかにもフリーソフトという感じだったんだが…まあいい。本質的な部分が変わっていなければ問題ない。UIなど所詮はソフトウェアの纏う服にすぎんのだからな。

では新規画像の作成だ。解像度は前回と同じ、他の設定はデフォルトで問題ない。

枠の画像を入れて位置の調整、背景の非表示までやるとこうなる。

さて、ここでママサレンの画像を追加しレイヤーを枠よりも下にもっていく。

ここで大きさを調整するために「ツール」→「変形ツール」→「拡大・縮小」とクリックするのだが…

まあ、非常にやりにくいのだが無料で使わせてもらっている以上あまりわがままは言えない。文句を言っても仕方ないので枠に収まるように調整してくれたまえ。

大きさ、位置の調整をしてこうなった。次は左上のアイコン群から「矩形選択」をクリックだ。そのままママサレンが枠に収まるように選択し─

「レイヤー」→「選択範囲で切り抜き」だ。

さて、コストとスタッツ部分に関してもPhotoshopでやる場合とほぼ同じだ。必要な部分を切り抜き、位置を調整すれば良い。
カード名も同じなのだが、今回は既存のカードのイラストを変更するという物だ。つまり、すでにカード名のテキストが存在する。なのでそれを拝借してきてしまえば良い。

いや、もっと楽な方法があるぞチエル君。どばすぽのカード詳細ページから拝借すれば良い。
いつからだったかカード画像をカード名が別々の画像になったため、カード名のみを保存する事が出来るようになったのだよ。

ママサレンのページを開き、カード名を右クリックし「名前を付けて保存」だ。そして保存した画像をGIMPへ入れる。

これも大きさと位置を調整し、完成だ。うむ、やはり素晴らしい。

いやまあ、この程度の編集であればGIMPでも問題無いのだが、より高度なコラ画像を作ろうとするとやはりソフトの性能差が露骨に現れるのだよ。スキンコラとか。

そういう事だ。簡単なコラ画像であればGIMPでも十分だし、たまにはグランプリから逃げてクソコラ作りでもどうかね。

コメントで有識者より情報を頂いたのだが、シャドバで使用されているフォントは「解ミン 月」というらしい。モリサワのサイトで書体見本を確認出来るので、実際のカードと比較してみよう。

ただ肝心のフォントが判明しても、フォントというのは非常に高価だ。一番安価な「Select Pack 1 PC用」であっても税込で20,900円もする。流石のぼくもこれには手が出ないので今回は見送りだ。
余程の事情がなければフォントは無理して買う必要もないだろう。フリーフォントなども充実しているからね。

フリーフォントに限らずだが、有志の方々が無償で配布している物は予告なしに配布終了となってしまう場合もあるから見つけたらすぐにダウンロードしておくといいぞ！みんな大好きドカベンフォントは一時期非公開だったからな！！ちなみに今は復活しているぞ！しかし時代はコブラフォントだ！！

これもコメント欄での指摘なのだが、
「フォントは既存のカードから1文字ずつ引っ張ってくるので解決できんの？」
との事だ。

この方式を取ればフォントを買わずに再現する事が可能だ。ただこの方式、察しの通り非常に面倒な上に現状カード名に使われていない文字や記号は使用不可だ。そこだけ注意すべきだな。

その疑問は最もだ、クロエ君。だがどばすぽの仕様的に問題はないのだよ。

ふむ、では明らかに名前の短いカードと明らかに名前の長いカードを1種類ずつ。比較してみるとしよう。まずがこれだ。

毒蛇だ。カード名は恐らくシャドバで最も短い2文字。他にも色々いるけど今回はこれを使う。

そして比較するのは彼女だ。

エレメントシャーマン・ライリーだ。彼女も中々に素晴らしいお山のママ…なんだね、文句あるのかね。

そしていつものようにこの2枚のカードのカード名部分をどばすぽからダウンロードだ。やり方は前回説明したし割愛させてもらうぞ。
保存したらエクスプローラー上で画像を右クリックしてプロパティをクリック、詳細タブへ移動してくれたまえ。

前者が毒蛇、後者がライリーの物だ。比べてみて何か気づく事はないかね？

そうなのだよ。どうやらどばすぽではフォントサイズを統一してカード名部分の画像を生成し、CSS*3でそのサイズを弄って表示しているようなのだ。

ページ上やゲーム上で明らかにフォントサイズが違って見えてもどばすぽから保存してしまえば関係ないって事さ。
ぼくはこの辺りの認識を誤っていてね、画像サイズも見た目通りになっていると思っていたのさ。だからこれまでこの方式の言及を避けてきた。しかし実際には違っていたので紹介させていただいた。

そういう事だ。
しかし、ここまで読んだ諸君なら説明無しでも作れるだろうから具体的な作り方は省略だ。こう見えてぼくも忙しいのだよ。

他人の予定をバラすんじゃあないよ、チエル君。