おんJシャドバ部

スペル軸に並ぶウィッチの看板として最初期から登場……したがぶっちゃけめちゃめちゃ弱かった。
理由としてはいくつかあるが、「印と秘術のバランスが難しく事故りやすい」「印のテンポロスが大きい」「そもそもの土の秘術のパワーが全然足りてない」といったところ。
主な戦術としてはノノの秘密研究室を使ってコントロールしつつ、サタンを置いてフィニッシュを狙うというもの。秘術デッキなのに秘術が添え物という悲しい感じだった。

みんな大好きスレのアイドル太陽の巫女・パメラが登場。これでも実装前は待望の秘術フィニッシャーとして期待されたのだが、実際は結構盤面を返されてしまったり、バフのタイミングがターン終了時であることなど欠点が多かった。
その他にも強化も貰ったが、相変わらずフィニッシャーが居ないのと当時トップメタの超越ウィッチに手も足も出ず、苦しい立ち位置だった。

秘術カードをサーチできるドワーフアルケミストの登場で安定性がかなり向上。また近畿おじこと禁忌の研究者も中盤を支えるカードとしてコントロール秘術デッキがようやく形になってきた期。しかし同期のドロシーウィッチが活躍した一方で相変わらず影が薄かった。そもそもコントロールデッキが低調だったため仕方ないともいえる。

秘術のコントロールからアグロへの転換期とも言える時代。幻惑の奇術師や天輪のゴーレムなどアグロ向きの秘術カードに加え待望のフィニッシャー魔導の巨兵が登場。今度こそ秘術の時代が来るかと思われたが、時は神々のドラネクバース。圧倒的回復性能を誇るドラゴンには手も足も出ずネクロにも力負けし、肝心の魔導の巨兵もバハや大鎌の竜騎で取ることができたため、非常に厳しい状況。

現在に至るまで秘術最強のパワカと一部では称される偉大なる魔術師・レヴィが登場。また秘術関係ないがオズの大魔女も相性が良く、奇術師で顔を詰め→レヴィで制圧し→オズからのバーンスペルでフィニッシュというアグロ秘術の勝利の方程式が完成した。
しかし時は大アリス時代。他に強力なアグロデッキが大量にあったので秘術に光が当たることはなかった。しかしそのパワーには一部のプレイヤーは気付き始めており、特に後半は大型連勝や大会での採用も見受けられるようになってきた。

土の印でありながら秘術効果で無料ドローが出来る星見の望遠鏡が登場しついに事故問題がほぼ解決。初期こそ原初やアグロロイヤルが暴れていたが、ナーフ後は右肩上がりに地位を上げ、3ヶ月目でついにTier1の地位に上り詰めた。
秘術使い達の苦節が報われた時であった。

同弾でローテ・アンリミが分離。以降は特筆ない限りはローテの解説。
分離に伴いSTD・DRKのカードが使えなくなったが、当時のアグロ秘術ウィッチにこれらの期のカードはほぼ採用されておらず、実質ノーダメージ。それでいて他のデッキが弱体化していったのでここで秘術ウィッチは全盛期を迎えた。
最初の1ヶ月に大暴れした結果、ついに奇術師がナーフを食らってしまい、それ以降ドロシーに地位を譲ったが終始トップデッキとして存在感を発揮していた。
同弾で登場した白銀剣のゴーレムと魔術の始祖・マナリアを使ったバーン特化型デッキも環境レベルではなかったが侮れない実力を持っていた。

ドワケミがローテ落ちしたのが地味に響きかなり地位を落とし、終始中堅下位くらいの立ち位置に。前期で使いすぎて飽きた人も多かったと思われる。
新規カードも少なく、真実の究明者・ファウストという昔懐かしさを感じるゴミレジェが代表格。

天輪、奇術師、その他色々落ちてアグロ秘術ウィッチが完全に崩壊。かといって今更コントロールに戻れるはずもなく、秘術ウィッチは環境から消えた。
カリおっさんやレジェンダリーマジミサのような小回りの利くカードが出たが、前弾に続き新たな基軸となる秘術カードは追加されず、「運営から見捨てられた」との声も聞かれるようになった。その為むしろスペル軸に出張するケースも多かった。
そのせいか(？)アンリミでは奇術師がナーフを解除されたが、ネクロが強すぎて特筆する程は活躍しなかった。

最後の頼みのレヴィがローテ落ちし、また苦しい状況となる。秘術メインではなく、スペル軸やマナリア軸に組み込まれる形となった。
しかしアディショナルでオリハルコンゴーレムが登場。これがかなり優秀で、印と秘術を1人で兼ねられるワンマンアーミーぶりで、魔術の始祖・マナリアと組み合わせてデッキとして形になるようにはなった。

前期に引き続き始祖マナリアと組んでオリゴを主軸としたバーンデッキに。サポートカードにも使いやすいものが出てきたので地位を上げ、Tier2程度の地位を確保した。安定性に欠ける面はあるが回れば相手を気にせず焼き殺せる高火力が魅力。バーンデッキタイプの秘術ウィッチが完成された時代だった。

滅拳の魔女・マギサが追加されたものの、長年バーン軸を支えてきたマナリアおばさんのローテ落ちによってオリゴバーン軸が崩壊。スペル軸、マナリア軸も振るわなかったのでウィッチ全体が環境底辺で転がることに。しかしアにて未知の求道者・クラークが登場。本体の秘術効果は空気だがアクセラがとにかく優秀で、スペブ軸と合体する形でオリゴバーンデッキが復活。中堅くらいの地位へ返り咲いた。

前弾に引き続きスペル軸への出張パーツとしての活躍が目立つが、純秘術も徐々にその力が認知し始められる。新戦力として老練の大魔術師・エラスムスと登場もさることながら魔女の大釜の再録が大きく、マギサのフルパワー発動条件を満たすことが容易になったので彼女を軸とした秘術ウィッチも増加傾向にある。
機械ウィッチなどの回復の薄いデッキに強く、かなり良い立ち位置に。

静寂の実験室の再録や、突進+ジャンクゴーレムを出す豪腕のゴーレム、アディショナルカードでは魔女の大釜を出したり進化時に相手を変身させたりできる秘蹟の魔女・メディアが収録された。また、土の秘術とは直接関係はないが、インパルスアルケミストのおかげで自分の場にあるアミュレットをコストを下げて手札に加えられるようになったので0コストの土の印を所持出来たりできる。森羅咆哮で追加されたカードはパワーこそ微妙だが小回りが利くカードが収録された。
しかし、環境デッキに回復が多く(特に自然ドラゴン)、細かいバーンが主体の秘術ウィッチ、というよりもウィッチ全体が斜陽で終始辛い状態。

「アルティメットコロシアム」で追加された土の秘術を持ったカードは0枚。土の印を持ったアミュレットも無し。1約4年のシャドバと秘術の歴史で初めて全く新規カードが無い新弾リリースを迎えることになった。*2
一方長らくローテ秘術をワンマンアーミーで支え続けたオリハルコンゴーレムがローテ落ち。デッキの軸となるカードが消失したため、秘術ウィッチも完全に環境から消え去ってしまった。
そこでアディショナルカードにて禁約の黒魔術師が追加。結晶により自身が土の印になることができたり、ファンファーレで闇喰らいの蝙蝠のように勝負を決めにいけたりとかなりのパワーを持ったカードであった。また、真理の魔鏡も追加された。相手のコスト2以下のフォロワーをこちらに出せたり、条件付きだが真理の術式を手札に加えたりできる。
UCLリリース当初こそ秘術関連カードの追加はなかったが、アディショナルで追加された2枚は秘術ウィッチの在り方を変えることになるだろう。

今期はシルバー枠が軒並み秘術にとって追い風となるカードばかりであった。タイプ:自然でありながら秘術と相性のいい大地の魔女、ファンファーレで土の魔片を加え進化時に土の秘術でAoEの2または4ダメージを与える境界の魔道士、ついに実装された0コストの土の印であるグラウンドサークルといった具合だ。
また、ブロンズ枠でエーテルゴーレムが登場。結晶として使えば2コストで3点飛ばせる。純粋な秘術ウィッチなら炎熱の術式の上位互換のような形で使えるだろう。
このように色々な補強を受け、活躍が期待されたのだが蓋を開けてみるとやっぱり機械自然環境には付いていけず終始メタゲーム外になってしまった。土の印の供給カードこそ多いものの、土を消費するカードがあまりにも少なかったためだと思われる。

前回に引き続き大量補強がなされた。オリゴの後継者ともいえるアダマンタイトゴーレムや画期的な軽量スペルエクステンドマジックなどシンプルにパワーが高いものに加え、秘術とは直接関係ないが《愚者》・リンクルやでたらめな接合といったカードも非常に相性が良い。
秘術を基本のムーブとしながらキャルとリンクルで体力最大値を詰めながら戦うタイプのデッキが環境の一角を占めている。また秘術ウィッチとは呼べないが【魔道具専門店ウィッチ】でも秘術関連のカードがたくさん積まれ、こちらもまたトップメタの地位にいる。久々の秘術活躍期と言えそうである。

土の秘術を支えてきた魔女の大釜が再びローテ落ち。追加カードも真実の究明者・ファウストのリメイク欲望の観察者・ファウストのみ。キーカードのローテ落ち＋追加カードはパワー不足のダブルパンチでは到底やっていけず土の秘術はまたしても姿を消すことに。

しかし、アンリミテッドにおいて、秘術カードが入った超越ウィッチ、通称秘術超越ウィッチが一定数現れるように。理由は秘術の強化ではなく、水晶の魔剣士というデッキを半分までドローしたら3コスト5スぺブになるという化け物フォロワーの存在。こいつが現れたことでスペルでドローして水晶打てば次元の超越が打てるという状態になった。
実験開始やマジックソードガールのような土補給スペル、エクステンドマジックや星見の望遠鏡、精神統一などの優秀なドロソ、さらには禁約の黒魔術師といったメタカード兼フィニッシャーまでもが従来のスペルと混合する形で採用された。
秘術の強化とは言えないかもしれないが、最近のアンリミ環境では一番秘術カードが活躍しているデッキといえるだろう。こいつだけ異常に出張してたけど

再録された静寂の実験室、豪腕のゴーレム、秘蹟の魔女・メディアなどが落ちたが、現在の秘術ウィッチには特に大きな影響はない。
またしても秘術関連の明確な追加カードはバイオレンスゴーレム1枚だけであり、秘術ウィッチの低迷は続きそうである。

2021/1/26のメンテナンスでアクセルヒーロー・マイザーのバフが決定。ラピッドファイアが1コストで使えるようになるので取り回しが良くなったため、ローテの秘術ウィッチにも採用されるようになった。

そして、秘術ウィッチの大エースである禁約の黒魔術師も今季限りでローテ落ちする。コントロールウィッチなど様々なデッキを渡り長く採用されていたカードではあるが、秘術デッキとしての大きな活躍は1期限りであった。次なる秘術の追加カードに期待したい。

フィニッシャー・リソース・コントロールを兼ね備えたパワカの禁約の黒魔術師、テンポをとることのできる優秀な土、真理の魔鏡が落ちてしまったこと、追加カードがたったの1枚&パワー不足(噛み合いの悪さ)であったことが起因し、tier3,4からも陥落、完全に姿を消した。アディショナルで強化は来るのだろうか…期待したい。
→アディショナルで来たカードはどちらも20枚以下軸だったため、秘術の立ち位置は相変わらず悪く、秘術界隈はお通夜状態である。

とうとう追加カードがなくなってしまった。アディショナル前で秘術関連のカードが1枚もないのはUCLぶりである。虚無。
つべで過去の秘術デッキの動画を漁るのもよし、アンリミフリマで土で遊ぶもよし、家族のためになることをするもよし。

ローテでナーフ、アンリミで大脱走、Pickで出禁が起きたりしているが、健全で犯罪歴のない土には影響なし。強いて言うならば、土ウィッチの新たなデッキタイプ【エイラウィッチ】が生まれることぐらいだろう。

アディショナルはそれぞれスペブ、進化軸の強化カードであった。1弾丸々秘術関連カードがなかったのはシャドバ秘術史において初めてである。
究明の魔術師・イザベルは汎用性こそ高いもののスペルブースト軸、アンブレラウィッチは進化軸用カードであり、これら2枚のカードでローテ秘術を復権させるほどのカードではなかった。
昨今の追加カードの数・質からして、ローテ秘術史はこれから空白が続くのであろう。
→などと書いてあるが普通に新カードが来た。リハク。

しかし、アディショナル後のアンリミテッドでは、イザベルのスペル種類数稼ぎと相性の比較的良い秘術アクセラ組(オリハルコンゴーレム、マジックソードガールなど)とイザベルを合わせたバーンウィッチができるなど、これまであまり焦点を置かれなかったアクセラレート持ちカードが注目されることになるかもしれない。

運営に見捨てられ、このまま見放されると思われていたのも束の間(1年)、新キーワード、スタックを提げて秘術カードが大量追加。
しかし、大量追加の代わりに優秀なFOHのパーツが落ちてしまう。面を作ることに優秀なアダマンタイトゴーレム、1/2/2の猫の奇術師、1コス4ダメ2ドローのエクステンドマジックなどなど。

これにより、旧時代の土の魔片からは心機一転し、新時代の秘術は大地の魔片を扱うことになるだろう。
アディショナル前環境では環境には出てこれていないが、新カードが追加されただけで儲けもんである。強いて言うならプールが影響し、土の供給が少なすぎることと、秘術専用のフィニッシャーがいないことと、リソース確保が厳しいことと、回復が少ないことだけである。

ローテのスペル軸では、ハリケーンゴーレムと氷塊のゴーレムだけ出張して入っているものもある。

10/28のナーフによって究明の魔術師・イザベルが大々的にナーフ。これにより、アンリミの秘術入りイザベル疾走ウィッチが斜陽になると予想される。

アディショナルで土の新規、スペリオルコントラクターが追加される。このカード自体は強いものの、秘術のプールが狭く、思うようにスペコンの本領を発揮できないのが現状。

…彼女が本領を発揮できるのはアンリミフォーマットである。土の供給・消費ともに潤沢なアンリミではこのスタック7消費達成はかなり容易。手札がよければ3、4ターン目に出すことも可能。
AFが減ったことも起因し、これによりアンリミ秘術ウィッチの立ち位置は大きく跳ね上がり、某withではTier1の地位まで上り詰めた。久々のアンリミ秘術ウィッチの活躍が見られそうだ。

今期も運営に見放されず、新たな新カードが追加された。ただしレジェンドは0。
無限スタックの強欲の魔女、3コス土の秘術3で6点のアシッドゴーレムなどの優秀な金カードを筆頭に数多くの新カードが追加された。
打点・土消費は増えたものの、回復や、土を使わずにドローできるカード(プレデターゴーレムやアシッドゴーレムに土を残しておきたいため)が増えなかったため、環境での立ち位置は厳しい。
アディは山を全て1コストにするライオ、高コストサーチの解放の絶尽、先置きリノセウス絶尽の崇拝者が追加されたが、どれも秘術ウィッチの直接的な強化とはならず。


アンリミでは苦手とする回復ビショップや超越ウィッチ、AFネメシスがまた数を戻してきたことや、自傷ヴァンパイアが減ったこと、スペコンやアシッドを弾けないと弱い、強いドロソがエクステのみのため盤面を空にされるとカードが引けない、といった弱点がバレてTier2落ち。
ただし回ったときのポテンシャルは高く、単純にアシッドとスペコンは壊れているため、追加カード次第ではまたTier1に登ってくる可能性は大。

新カードでようやくレジェンドが追加された。ファンファーレで分身する面形成カード極冠の幻想獣、土供給orAoEの魔力の充填など、明確な土強化カードは5種類。
これらの追加カードのおかげで消費供給共に強化された。
ただし、どのカードも進化権を要求するものが多く、進化権が切れると途端に動きが鈍くなってしまう。守護ビショップ、連携ロイヤルなど、苦手とするデッキが環境に蔓延しており、現状キツい。
しかし、JCGで優勝したこともあり、パワーがあるのは確かである。

アディショナルでアストラルシャーマン・ライリーが追加された。秘術ウィッチに貴重な回復役。

追加カードはたったの2種類だった。しかし、リメイクされたノノは優秀な融合効果と強力な本体効果を持ち、リメイクされたレヴィは秘術ウィッチの打点を底上げするもので、数が少ない分、一枚一枚のパワーが高いカードが追加された。

かなり良い立ち位置に居るが、コントロールエルフ(バハエルフ)や、守護ビショップ、回復ビショップ、共鳴ネメシスなど、回復や面展開の強いデッキは依然厳しい寄り。ただ、プレイや引き次第ではなんとかなるため、Tier1〜Tier2ぐらいの強さはある。

その後、能力調整によって共鳴ネメシス・フラグラ葬送進化ネクロマンサーで猛威を奮っていた双極の生命・フラム＝グラスがナーフされ、その下に追随していた秘術ウィッチは繰り上げでTier1の座に。RSPT22-23 2nd seasonにおいて、16人中14人が持ち込むなど、波が来ている。構築についてだが、ライリー、魔拳、一世、炸裂、プレデター、氷塊の採用枚数が人によって違う。

アディショナルではマナリアとスペブ用のカードのみで、秘術関連のカードはなし。

立ち位置についてだが、アディショナルの影響で三相の女神・バイヴカハで補強された連携進化ロイヤル、聖緑の輝き・カーバンクルにより地獄より舞い戻ってきたラティカエルフ、それに伴い数を増やしたハンドレスヴァンパイア(宴楽ヴァンパイア)など、苦手とする対面が増えたため、大会環境では大幅に数が減った。
ただしランクマッチでは地力の高さや上振れの強力さもあり、いまだ衰えず、といった印象。

またアンリミでは、ノノの登場で、手札に嵩張るTITを融合することができるようになった。ローザカシム制限後、環境に増えたハンドレスに比較的有利が取れるということでまた浮上してきており、強力なバーンダメージで勝つアシッド型と、早期にスタック7消費系カードを使うことに重きをおいたオリハルコン型が存在する。

総括すると、今まで日の目を見れなかった秘術ウィッチの立ち位置を一新した環境といえる。

カードプールの影響で2,3ヶ月の命になりがちな秘術では珍しく、次の弾で落ちるカードはない。来期の活躍も期待出来そうだがどうなるか。

追加カード0枚弾である。しかし、前期の活躍ぶりを見れば妥当か。

スペル、チェス、ユキシマ、セブンズなどが取り沙汰される中、全く構築の変化のない影の薄い秘術だが、持ち前のパワーでTier2周辺をウロウロしている。

人形ナーフ・他軸のアッパーによりAFネメシス・結晶ビショップ・テンポエルフが増加。比較的アグロ耐性の低いAFと結晶ビの増加に伴い、秘術(とハンドレス)が再び注目されつつある。

追加カード0枚で絶望に瀕していた秘術軸だが、アディショナルでアストロジカルソーサラーが追加。2コスでスタック数を減らさずに動けるほか、スタック消費7効果で極光のようなデバフを付与できる。

このカードの追加により、再び環境に復活。RAGEにおいても全員が持ち込んだ。

今季限りで顔面フィニッシャースペコン、面処理ジャンクプレデターなど、デッキの核となる優秀なスタック関連カードがローテ落ちしてしまうため、秘術ウィッチというデッキはローテから消える可能性が高い。

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一方アンリミでは、アストロジカルソーサラーがホズミエルフ、ハンドレスヴァンパイアに対してよく刺さるため、ハンドレスを超えてトップティアに上り詰めた。

優秀なフィニッシャーや繋ぎを失った秘術。1コス土結晶の群青の魔女と踏み倒しが可能なクリスタルウィッチが追加されたが、DOCの穴を埋めるには至らず、環境から消滅した。

そんな悲惨な状況のローテだったが、アンリミでは前期から続いてアンリミ最強格の一角を担っていた。
が、しかし、そのパワーと安定感ゆえかオリハルコンゴーレムがナーフされることに。アクセラレートが1から2に下方されたことにより、スタック7消費が遅くなるほか、使い勝手が悪くなった。

アディショナルでスタック関連カードのギガンティックサモンが追加されたが、スペコンに比べると使い勝手が悪く、これの追加のみで環境に復帰することはなかった。

また、アディショナル実装と同時に星見の望遠鏡が禁止カードになってしまった。そのため、アンリミ環境から消えてしまった。

強欲の魔女、アシッドゴーレム、ブルームウィッチなどの便利枠が落ちた。氷結の魔獣…???
新カードは2種。どちらもシルバー枠。昨今の新カードの特徴として、秘術効果を持つフォロワーが激減しており、クリスタルウィッチ関係で何か来そうな気もするが、妄想の域を出ない。

ローテでもアンリミでも見ることがなくなってしまった秘術ウィッチの運命やいかに。

未来の見えない秘術ウィッチだったが、アディショナルでエンペラーゴーレムが登場。ゴーレム軸という過去に類を見ない秘術ウィッチが誕生しそうである。

PVでチラ見せされていた巡りの大魔術師・レヴィ、スレのアイドル燦爛の巫女・パメラを筆頭に大量の秘術カードが追加された。計七枚。

どのカードも実戦レベルであり、かなり動きは硬いが、先攻でのノノレヴィの動きは強力。

アディショナルでセレブレイトゴーレムが追加。秘術の回復要素を担う存在となる。

前期に引き続き強化がされた。注目すべきはレジェンドカードの永生の大魔女。土版のグレモリーのようなもので、今までのような動きの硬さが改善するものと思われた。

実際、スタック7を消費した後の動きはかなり良くなり、レヴィ紅蓮ギガサモで7PP16点バーストができるようになったのだが、スタック7消費までの道のりが厳しく、環境で見ることは少ない。
ただし、パメラ全天など、決定打となりうるコンボは一応存在するため、如何にその動きを通せるかが重要となってきそうだ。

いまいち奮わなかった秘術だが、2023/10/5の能力調整で使い魔との契約がバフされた。スタック+効果から大地の魔片を出す効果となったため、初動で使える点やアストロジカルソーサラーの星見の望遠鏡をまとめられるようになった点が大きな強化点。

このバフにより環境で流行っている復讐狂乱ヴァンパイアに対してのみ強く出れるスペル秘術ウィッチが登場した。レヴィ紅蓮の9点にクラッシュレインや破式の執行者・シュマエルを合わせることで自傷で減った体力を一気に詰めることができる。しかし、環境から復讐狂乱ヴァンプが減ったため、元から弱かったこのデッキの立場もさらに悪くなってしまった。

そんな中、2023/10/24の能力調整でマルチプルウィザードとエンペラーゴーレムが上方修正された。マルチプルウィザードはコストが1になったことでデッキの回転率が上がり、永生などの機動が早くなった。
また、エンペラーは7コストから5コストと使いやすいコストになり、土の秘術2でガデゴを2体出す効果に変わった。先5で出すと並大抵のデッキでは取れず、そのままゲームが決まることも。

アストロジカルソーサラーが落ちたため、受け性能が下がってしまい、追加カードもほぼマナリアカードで支配され、明確な秘術カードは1枚のみ。無事凋落する。

その後、マナリアウィッチがナーフされ、マナリアの立ち位置が下がるにつれて、エンペラーゴーレムを主軸に熟練の教師・ジルやテリブルサモンでゴーレムカウントを稼ぎ、エイルでリアニメイトすることでバーストダメージを出すスペル秘術ウィッチが流行。蓋性能が高いが、受け性能が低く、先攻デッキなのは難点か。

アディショナルで本能の求道者・ファウストがリサージェントカードとして登場。毎ターン土を出すリーダー効果や、ドレイン、変身効果による強力な面処理能力を持つが、上記のエンペラーウィッチはペラゴを確定サーチしたい都合上、このカードが採用される可能性は低い。

かつては秘術のカードであったメディアもリサージェントカードとして追加されたが、スペル軸のカードになってしまった。