おんJシャドバ部

第8弾カードパック「起源の光、終焉の闇」にて登場したシルバーのビショップ・アミュレット。

【聖獅子ビショップ】の必須カードの一つ。
これがあると、聖獅子の結晶の安定供給と、コスト不足の双方の欠点が改善されて聖獅子ビショップは大分回りやすくなる。
2ターンポン置きも悪くない。3ターン目に結晶→2コスと動けてテンポロスが解消できる。
「払ってから回復」なので、コスト計算のミスには要注意。
場に同時に置く枚数に悩むカード。2枚置くと結晶が実質0コストで使えるようになるのだが、場の圧迫感も半端ではない。流石に3枚は置きすぎだろう。自発的な除去手段がないので、非常に邪魔になる。

なお、これがあると1コスト余る局面が非常に多くなる。1コストカードは意識して多目に入れておくと吉。封じられた法典や天罰の神父、楽園の聖獣がおススメ。
登場以来聖獅子のメインエンジンとして大車輪の活躍をしてきたカードだ。

ローテ落ち後は聖獅子軸自体が使われなくなりこのカードも見かけなくなったが、「アルティメットコロシアム」で崇拝の実現が登場。これは「場にあるアミュレットを4つ出す」というスペル。
このスペルの登場によって、このアミュレットを計5つに増やしたあと、聖獅子の結晶をエンハンスでプレイすることでPPを全快でき、(時間内なら)永遠に聖獅子の結晶をプレイできるようになった。そうすることで墓地を30近くまで貯めた後アミュレットを消すカード(主に堕天)で1つこのアミュレットを消して冥府への道を出す、ということが可能となった。相手のスマホの処理スペック次第でタスクキルも狙える
ただ演出の関係で90秒で墓地を貯めきるのは結構な連打操作を必要とする。このコンボを使う時は演出軽量設定をオンにして、電波状態の良い場所でプレイするようにしよう。

上では冗談交じりに言及されているが、遂にこれを本格利用する、所謂処理落ちOTKが現れた。

上記のように、崇拝の実現を使いつつ、時間の許す限り結晶をプレイし続けることで、低スペックのスマホやPCは処理に必要以上に長い時間をかけてしまい、それらを使っている相手を強制的に切断負けに追い込める。さらに、パッと見では何をしようとしているかわからないため、何も知らない相手に対してはほぼ無敵である。

そのようなデッキに敗北する動画がTwitterで拡散され、2020/9/2のトレンドに「処理落ちOTK」が上がったほか、開催予定のJCGも対応に追われることになった。

このようなデッキに出会った時の対処法としては、

• 軽量設定をONにする
• PC版の場合、フレームレートを60fpsに設定する
• 自分のターンが回ってくる直前にアプリを落とし、すぐに起動し直す

などがある。

公式からのアナウンスは今のところないが
→9/4より聖獅子の神殿に使用制限がかかり、全フォーマットで使用不可能になった。
(「聖獅子の神殿」の使用制限について)

→2020/9/29のメンテナンスにて能力が変更、使用制限が解除される事になった。
処理落ちOTKはもちろん冥府への道と組み合わせる事も厳しくなったが、従来の聖獅子ビショップでは特に問題なく使えるだろう。
またこの処置は暫定的なもので、処理落ちの問題が解決すれば元の効果に戻す予定と明言されている。
こういった一時的な能力変更はシャドバでは初めてだったりする。


そうしてナーフされてから4年弱が経過したもののこのカードに関する措置はなされないままカードプールの更新が停止。
となればナーフ解除も最早無いものかと思われたがなんとタイムスリップローテーションで当時環境に移行した場合上限が撤廃されることが明らかになった。聖獅子冥府をしたい人はお早めに。
肝心の処理落ちOTKに関してはもちろん確認されていないが、これは当時からの端末のインフレに起因するものの可能性もある。

• 聖獅子の結晶
• 熾天使の剣