シャドウバースの「キーワード能力」の一種。フォロワーが場に出たターンにすぐ相手のフォロワー・リーダーに攻撃できるというもの。最初期から存在し、ベータ版では「急襲」という名だった。
シャドバのフォロワーにはいわゆる召喚酔いがあり、出したターンは原則行動が出来ない。
しかし疾走を持つフォロワーはその制約を無視して自在に動けるので総じて非常に強力。
攻撃的クラスであるロイヤル、次いでヴァンパイアやドラゴンの得意分野である。
各クラスごとの所見はこんな感じ
- エルフ・・・特殊な要件を満たすことで疾走を得るカードが多い
- ロイヤル・・疾走は得意分野。疾走パーツを大量に詰め込んだアグロが環境をとったこともある。
- ウィッチ・・基本的に苦手。ただし例外的にメチャクチャ強いやつもいたりする。
- ドラゴン・・ロイヤルやヴァンパイアに次いで得意。下級フォロワーの疾走〜超大型疾走までできる。ただし下級疾走は覚醒要件が多く、序盤から攻め込めるわけではない。
- ネクロ・・・トークンカード「ゴースト」による疾走は強力だが、得意というわけではない。ただしネクロマンスによる疾走という他クラスとは違う強みがあり、アグロとしても十分強い
- ヴァンプ・・復讐要件を満たすことで疾走するカード多数存在する。また自傷で疾走などもあり相手より先にライフを削り取るスーサイドデッキも存在。
- ビショ・・・詠唱アミュレットから出てくるカードは疾走することもあるが、基本的には苦手であり素で持つカードは少ない。また疾走の多くは体力のほうが大きいという特徴を持つが、その分頂きの教会が強力。
- ネメシス・・やはり疾走は苦手。ただし数少ない疾走は粛清の英雄・メイシア、造られし獣人・サフィラ、音速の機構・ララミア、マキシマムメタルゴリラ、魔弾の射手・エッセル、復讐の人形遣い・ノア、アブソリュート・トレランスといったフィニッシャークラスであるため、印象深い。
基本的には
突進の上位互換。疾走であってもフォロワーに攻撃することも可能だからである。
ただし唯一、
極光の天使の影響下でのみ、疾走が突進より下位になりえる。
手札から出して直接打点となるので「飛び道具」、疾走が多い環境は「空中戦」と揶揄されることもある。
分かっていてもケアすることが難しく、攻撃力分が飛んでくるので比較的大打点になりやすい。
現在に至るまで疾走持ちフォロワーは環境デッキに採用・または中核を成し、シャドバ民たちに快感と
過剰なストレスを与えてきた。
しかしその能力の派手さ、わかりやすさから人気な能力でもある。
攻撃が好きなタイプのプレイヤーにとって、これほど楽しい能力はないだろう。
レヴィオンセイバー・アルベールなどはその代表例である。
主な疾走フォロワー・または疾走に関連するカードたち
エルフの切り札なゴキブリ。コンボ数に応じてモリモリ打点が上がる。
リメイクされたゴキブリ。場に出た数に応じてモリモリ打点が上がる。
6ターン目にOTKしてくるカマキリ。あまりに強すぎたためナーフ。
疾走するついてに盤面と顔に機械フォロワーの数分のダメージを与える。あんまりにもつんよすぎたため3日でナーフ。
ロイヤルを代表する最軽量疾走。疾走を語る上で彼の存在は外せない。遅せえ!
疾走=正義と知らしめた人。進化&エンハンスで10点パンチ。
コスト1のフォロワーすべてに疾走を付与する能力とナイトを大量にだす能力がある。スタッツのでかさと合わせ、ローテにいた間は本人自体はライフを削る能力が無いのに「蓋」とさえ言われた。
自分のフォロワーをバフしたうえで疾走も付与できる。ゼルガネイアやカゲミツを疾走させて大ダメージを出す。
場にフォロワーが出るたびにバフされる疾走札。バフと疾走の相性は最高で、生き残れば次のターン勝ちといっても過言ではない。
ウィッチを代表する疾走。攻撃力もさることながら体力が高く除去しきれないことが多々発生した。
ウィッチには珍しい・・・というか当時は唯一の疾走フィニッシャー。
ナテラの大樹が7枚以上割られていると直接召喚され、割られた大樹の枚数に応じて攻撃力が上がる。
基本的にはラスワで土を出すクイブレなのだが、土を7つ消費していると
4/4疾走を吐き出す。
斜陽だったアンリミ秘術を環境レベルまで引き上げた立役者であり、
スタック実装以降のローテ秘術を1年間牽引してきた張本人。
現在ローテ・アンリミともに秘術を組む意義はこのカードのためと言っても過言ではないレベルのパワカ。
あと単純にウィッチの軽量疾走が珍しいので、
ユキシマウィッチにただのクイブレとして採用されていた。
ドラゴンを代表する疾走。体力は1しかなく確実に相手のライフを奪い取ることに特化している。フォルテウルズは最古のフィニッシュコンボである。
進化時効果で疾走付与。アンリミドラゴンではよく
ダゴンをかっ飛ばしている姿を見かける。ナーフ前はたったの2コストだったので
こいつや
こいつと組んで大暴れした。
ネタデッカーの日課。Nフォロワーを疾走させつつターン終了時に自壊させる。庭園無謀OTKで調べれば狂気の沙汰としか思えないOTKが腐るほど見つかる。興味のあるニキは庭園無謀OTKで検索検索ゥ!
序盤はテンポをとったりPPブースト、後半は疾走できるという無駄のないカード。ローテ落ち最後まで乗り物系ドラゴンの核として活躍した。
サーチしてくるカードによって疾走を付与するカード。ローテでは魚を、アンリミでは覇王を釣り上げていた。
未覚醒時はただの4/3/3疾走だが、覚醒時には2PP回復するため実質
2/3/3疾走になる。
マナレシオこわるる〜
7PP時にエンハンス
竜槍の戦士・ローウェンを続けて出すコンボは樽杉田などと呼ばれ盤面ボコボコ顔面にも9点という超パワーを見せつけた。
ネクロのトークン。ターン終了時に消滅するので疾走を活かすためだけの存在。
ファントムハウルや
幽霊支配人・アーカス、
ネクロインパルスででてくることが多い。
最初期からおなじみデス様。単体で13点疾走は現在も居ない↓のメイシアは本人とトークンさえ切れば20点疾走も可能。単体疾走では最強クラス。
8コススタートで進化でコストが下がる疾走。
本体スタッツは4/4で疾走としてのスペックは大したことは無いのだが、相手のフォロワーが破壊された時
エンバレを飛ばす常在効果と確定除去のファンファーレを併せ持っていることが非常に強力。
常在効果の都合上相手の盤面にフォロワーが並べば並ぶほど威力を発揮するため横並べを得意とする相手にはぶっ刺さる。
特にクラス特性上盤面を展開せざるを得ないロイヤルにとっては天敵で、多くの
エリカスがコイツの顔を見ただけで
爆散していった。
ヴァンパイアを代表する疾走カード。復讐要件。スキンにもなった。
初代ラウラ。自分のフォロワー一体を復讐にでき、さまざまなネタコンボで活躍した。
2代目ラウラ。手札のヴァンパイアフォロワー1体に疾走を付与する。10t以降なら手札の全てのヴァンパイアフォロワーに対象が変更されるほか、進化で自身も疾走してくる。
ベータテスト復讐ヴァンパイアで活躍した
3代目ラウラ。疾走しながら盤面処理ができる。進化ヴァンパイアで活躍した。
狂乱状態なら疾走できるフォロワー。盤面処理もできるため3コストとは思えない性能
進化時、残りのPPに反応して疾走するフォロワー。
黙示録を撃ちながら疾走するのは流石に強い。
断☆罪
頂きの教会と合わせれば7コス7点疾走&守護。
体力の大きい疾走付与であるため
頂きの教会との相性も最高。
ナテラを割れば割るほどコストダウンするカード。0コストの疾走フォロワーが弱いわけもなく環境を荒らしに荒らしナーフされた。
フォロワーに疾走を付与出来るビショップのカード。意外と使い所がない。
本人には疾走は付いていないが、進化で持ってくる一刀を使うと疾走+攻撃力大幅アップ。体力20からワンショットキルも余裕。
操り人形を走らせてくるやつ。一時期、暴れすぎて10コスにナーフされている時があった。
新しい疾走オモチャ。地味に進化権切れた時に8点飛んでくるのは強くね?(小並感)
疾走フォロワーの中で最大級のスタッツとコストを持つ色々とインパクトのあるフォロワー。
コストダウン持ちかつ攻撃力が9もあり、さらには
確定除去内蔵なので、2枚出して片方を進化すればアホアホお手軽OTKが完成する。
対戦相手は初手からトレランスを握られてないことを祈るしかなかった。
コストダウン方式が軸に縛られづらいせいで一時期ネメシスが「クラス・トレランス」となっていたため、ナーフされて進化しないと走れなくなった。
もう刃下せないねぇ⋯⋯
ニュートラル最強の疾走。一時期
ケリドウェンと組んで5ターンに降臨してた。
帰ってきたゼウス。特大ダメージを与えられるが肝心の疾走が付くかどうかがランダムなので不毛な運ゲーを強いられる。
7/7/7疾走。つよい(小並感)
フラムと
グラスを融合することで真価を発揮し、フルパワーだと相手の盤面全破壊&6PP回復をもった7/7疾走というイカレスペックになる。
とはいえ融合効果を安定して使うのは至難の業なので、大体
ケルヌンノスでリアニメイトしてシナジーガン無視の7点疾走として使われた。
運営的にも融合効果はロマン枠のつもりだったようで、のちに【共鳴ネメシス】でフルパワーを安定して発揮できるようになると8/6/6にナーフされてしまった。
このページへのコメント
走る〜走る〜俺〜た〜ち〜肉が〜裂けて骨が見〜え〜る〜
なんか最近エンハンスなら疾走つけてもいいやろみたいなカード多い…多くない?
疾走って時短でアド取ってるのに余計な効果付けんな
疾走は余計な効果持たせずに疾走だけにすべき
何もかも疾走が悪いよ疾走が
これ考えると
どんなに超然としてるフォロワーも
バハムートみたいな神話的フォロワーも
ナハトナハトみたいなカッコいいストーリーフォロワーも
みーんな召喚された時に動けないくらい気分悪がってるのか……
召喚「酔い」って表現なあ・・・突進持ちでも酔ってるなら進化しても酔いが解けないって事になるのが・・・