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第16弾カードパック「ナテラ崩壊」にて登場したブロンズのネメシス・スペル。トークンカード。

全く新しい3種のアーティファクトから1体を出すという、これまでにない効果を持つスペル。
初期コストは7と高いが、自分のアーティファクトが破壊される度にコストが軽くなるため、上手くいけば0コストで他のカードと合わせて出せるためかなり強力である。
アーティファクトリメイカーの後にくっついたり、8Tに音速の機構・ララミアを疾走させたりと器用に動ける。
ただし破壊時にコストが下がる都合上、適切な自爆とコストダウンを計算しての運用が必要なので初めのうちは慣れが必要。

出てくるトークンも、

• 4/6守護必殺、守備に特化したプロテクトアーティファクト
• 3/4で突進とドレインを持ち盤面処理と継戦力に長けるエッジアーティファクト
• 2/2で疾走に、ラストワードで相手リーダーに2点を持つ、攻撃的なブリッツアーティファクト

とそれぞれが異なる強みを持つため、状況に応じて使い分けられる。

そして、直接場に出せるため、「破壊されたアーティファクトの種類」をスムーズに増やせ、アブソリュート・モデスト、ヴァーテクスコロニーのカードパワーを上げられる。
総じてWUP期のローテAFネメシスの躍進を支えているカードだと言えよう。

ちなみに、チョイスで場に出してからデバイスチューナーで複製しても手札のアーティファクトは5コストとなるため踏み倒すことはできない。

ロボティクスユーザー
アーティファクトの同調
チャクラムオフィサー
アイアンスティンガー
機構の技師
スパイデバイス

イラストがベイブレードに似ている。

パラダイムシフトとは、科学史家トーマス・クーンが提唱したその時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観(パラダイム)などが革命的にもしくは劇的に変化(シフト)することをいう。代表的なものはキリスト教社会における天動説から地動説への転換である。クーンはパラダイムシフトによって科学は発展するとした。
このカードは機械による技術革新の結果ということか。

今まで、デッキに埋める→手札に引き込む→プレイするという流れが当然であったアーティファクトを、デッキに加えずに直接手札に加えたり場に出したりするカードがこれを含め今弾では多数登場している。まさにAF軸のパラダイムシフトと言えるだろう。

このカードから出せるアーティファクトのフレーバーテキストはそれぞれ似た特徴を持つ旧来のアーティファクトたちのフレーバーテキストを改変したものになっている。
お馴染みのAFたちがパラダイムシフトで変化した、ということなのかもしれない。