このアク禁機能はおーぷん2ちゃんねるのコマンドの中でもぶっちぎりで評価が高い。おーぷん2ちゃんねるが、基本的に世紀末になりがちなネット掲示板の中でも、荒らしが少なく、ある程度の秩序を保てているのは、この機能のおかげであると言っても過言ではない。
しかし、シャドバ部でのこの機能の使用についてはホモによって意見が別れるところでもある。ここでは、よくある意見の食い違いをざっくりと説明していく。
長いのでそれぞれ折りたたみ
イッチ・副イッチはアク禁のためにスレに常駐すべきか否か
確かにアク禁は便利な機能である。しかし、イッチや副イッチが常時スレに張り付いているはずもなく、荒らしが現れてもアク禁を行えない場合も少なからずある。
この場合に役に立つのが無視設定である。簡単に言えば、IDの横にある×マークを押せばそのIDの書き込みを非表示に出来る機能であり、個人ごとに設定できる擬似アク禁と言ってもいいだろう。
荒らしが現れた時には各々が無視設定をして、荒らしには触れずにスルーするというのがシャドバ部の(というかネット掲示板の)基本的な荒らし対策法なのだが、近頃は優秀なイッチ副イッチが多いこともあり、荒らしが現れてもすぐにアク禁で対処されることが多くなった。
ところが本来は喜ばしいこの傾向によって、イッチや副イッチが荒らしに対処するのは当たり前と考えるホモが少なからず見られるようになった。酷い時には、荒らしが現れた時に「早くアク禁しろ」などと発言する者もいる。
繰り返しになるが、イッチや副イッチが常時スレに張り付けるはずはない。アク禁は最終手段であり、イッチや副イッチがスレに不在で荒らしをアク禁できなかったからといって彼らを責める理由にはならないはずである。(そもそも荒らしをスルーできずに「アク禁しろ」「イッチはどこ行った」などと発言するのも荒らしと大差ない)
しかし、優秀なイッチに慣れて舌が肥えている者が一定数いるのも事実であり、「イッチはアク禁のためにスレを見張るべき」派と「イッチが不在でも荒らしには各々が対処すべき」派の衝突はしばしば見られる。
グレーゾーンの人物をアク禁すべきか否か
例えば、Aさんが、「このクラスを使ってるんだけど今の環境だと弱くて辛い。特にあのクラスは強いから環境からいなくなって欲しい」という趣旨の書き込みを繰り返していたとする。Bさんは、「ああ、この人は自分の好きなクラスだと中々ランクマッチで勝てなくて辛い思いをしているんだな」と思うだろう。しかし、Cさんは、「なんだこの人は、さっきからクラスネガとクラスヘイトの発言を繰り返してるじゃないか」と思うかもしれない。人によって意見が別れるので、この発言を繰り返しているAさんはいわゆるグレーゾーンの人物となる。
ここで問題になるのが、グレーゾーンの人物をアク禁するかどうかである。アク禁すると、Bさんは「この程度でアク禁するのはやりすぎじゃないか」と思うし、アク禁しなければ、Cさんは「アウトな発言を繰り返しているのに何故アク禁しないのか」と思うはずだ。
この問題ではざっくり2つの意見に別れる。「グレーゾーンの人物はアク禁すべきでない」派と、「グレーゾーンの人物もアク禁すべき」派である。
前者の言い分は、「無視設定があるのだから、不快に感じる人は×を押して対処すればいいし、何もアク禁までする必要は無い」というものである。アク禁されるようなことを言ったつもりがないのにアク禁されればその人は傷つくだろうし、間違ったことは言っていない。
後者の言い分はもっと簡単で、「全員でなくとも一定数の人が不快に感じているなら、その人物をアク禁するべきだ」というもの。まあ、もっともな意見だと思う。
そして困ったことに、イッチがこの二律背反を解決するのは非常に難しい。イッチの経験があるホモなら、グレーゾーンの人物に出くわして、アク禁すべきか悩んだことがあるかもしれない。何せ、どちらの択を選んでも全員を満足させることは出来ないのだ。シャドバ以上のクソゲーである。
よくある解決法は、グレーゾーンの人物(例ならAさん)に、イッチが「君の発言を不快に思ってるホモもいるかもしれんし、ちょっと気をつけてクレメンス」などと、やんわりと注意することである。この注意に対してその人が反省してくれればアク禁の必要は無いし、反省せずに同様の発言を続けるようならアク禁せざるを得ないだろう。
そしてイッチだけでなく、我々にも出来ることはある。単純な話だが、自分が不快に思う人物は自分で無視設定に放りこんでやればいいのである。×を押してしまえば(自分にとって)不快な書き込みが目に入ることもない。間違っても、「コイツの書き込み不快だからさっさとアク禁しろ」みたいなことを言ってはいけない(戒め)
あなたにとっては不快な書き込みでも、他の人もそう思っているとは限らないからである。
アク禁を遊びで使う(荒らしへの対処以外で使う)べきか否か
突拍子も無いし下品な話で申し訳ないのだが、例えばある人が
「フェリちんぽ!」と書き込んだとする。他意はない、
ただフェリにちんぽを生やしたかったから生やしたのだ。
しかし、この時のイッチはこれを良しとしなかった。彼は第一にフェリのことを愛していたし、そして第二に
愛しのフェリちゃんにちんぽを生やすという愚行を働く不埒な輩を許せなかったのである。イッチは怒りのあまり
フェリにちんぽを生やしたホモをアク禁してしまった。
この一連の流れを真面目を真面目に考察してみよう。真面目に。
ある人からすれば、これは
「イッチがキレてアク禁した」というジョークに見える。実にシャドバ部らしいユーモアに溢れていると言える。
しかし、これは見方によれば、
イッチが私的な理由でアク禁を乱用したとも言える。イッチがアク禁を私的な理由で使うのは到底許されるべき行為ではないと思う(唐並感)
どうしてこのような見方の違いが生まれるかと言うと、
「ジョークとしてアク禁を使う」ことと「私的な理由でアク禁を使う」ことの線引きが非常に難しいからである。というか、この線引きは
まずもって不可能なものだと思っていい。ジョークがジョークたりえるためにはそこにイレギュラー性が必要不可欠だし、イレギュラーとはアク禁を通常とは異なる目的で使うことだからである。
ここにまたもや意見の食い違いが起きる。このスレいつも食い違いが起きてんな?
「アク禁は荒らしに対処するためのものだから遊びに使うものではないし、遊びに使っているとそれはいつしかアク禁の私的乱用にすり替わってしまう」という意見。全く間違ってはいない。一方で「ちょっとぐらいアク禁をイレギュラーな方法で使ってもいいじゃろ、面白いし」という意見。気持ちは分かる。正直、面白いもの見たさにシャドバ部のスレ覗いてる感あるしね。
この2つの意見はどう足掻いても懐柔策に持ち込むことの出来ない、未来永劫の未解決問題だが、この2つのどちらでも属し、どちらにも属さないと言える意見がある。
それは、
「アク禁をジョークとして使おうが面白ければなんでもいい」という意見である。つまり、
アク禁をジョークとして使って面白ければ許されるが、面白くなければ死というもの。怖いねぇ……
まとめると、
アク禁をジョークとして使うのはハイリスクな行為である。叩かれる覚悟のある者だけが行うようにしよう。
ちなみに、今でこそ一般的なものとなった、長文(怪文書と呼ばれることも多い)の書き込みをアク禁し、後に解除して反省文を書かせるという一連の流れ。何を隠そうこの流れを定着させた開祖は
あの悪名高いケリュドピュである。ケリュドピュさんは色々な意味でレジェンドなんだなあ、と感じられ
このページへのコメント
最近横暴が酷いよね
「アク禁は最終手段」ってことを理解してないガイジ多すぎてウンザリするわね
「アク禁は最終手段」ってことを理解してないガイジ多すぎてウンザリするわね
もっと読まれた方がいいページ
よく理解出来ていない部員が多すぎる
アク禁したいがために進んでフックとかいうのになるのやめさせたらいいのに
この機能、BANする側の人間がまともなら良い機能なのになぁ