おんJシャドバ部 - 姦淫の絶傑・ヴァーナレク
愛はパトス、テーゼは消える
愛の最中に自己など要らない
姦淫の絶傑・ヴァーナレク
コスト:3
フォロワー
クラス
ヴァンパイア
レアリティ
レジェンド
タイプ
-
パック
十禍絶傑
CV
柚木涼香
イラストレーター
虹原
進化前
攻撃力
1
体力
3
相手のターン開始時、直前の自分のターンに自分のリーダーがダメージを受けていたなら、+1/+1する。
ファンファーレ
狂乱
状態なら、相手のフォロワー1体を破壊して、+1/+1して、
疾走
を持つ。
進化後
攻撃力
3
体力
5
進化前と同じ能力。(
ファンファーレ
能力を除く)
フレーバーテキスト
【進化前】
愛し合わないか。
パトスの海に滑らかな種を墜とせば、
染み付いた欲望はもう剥せない。
――嗚呼、世界に試練を与えるよ。
【進化後】
交じり合うための衝動は、何物にも代え難い。
呼吸さえ忘れ、命の意味も忘却し、テーゼは消える。
果たしてその時、自己を取り戻せるものだろうか?
――嗚呼、世界に試練を与えるよ。
エラッタ前効果テキスト
相手のターン開始時、直前の自分のターンに自分のリーダーがダメージを受けていたなら、+1/+1する。
ファンファーレ
「このバトル中、自分のターン中に自分のリーダーがダメージを受けた回数」が7回以上なら、相手のフォロワー1体を破壊して、+1/+1して、
疾走
を持つ。
概要
十禍絶傑の七、愛滅卿。
世界と交じり合い、一つになるため、
全てのものに姦淫の試練を与える。
背中に生えた「抱擁の翼」は、
有象無象を包み込み、生命力を奪い尽くす。
第10弾カードパック「
十禍絶傑
」にて登場したレジェンドのヴァンパイア・フォロワー。
パックコンセプトの「絶傑」のうちの1人。
効果が分かりづらく、フォロワー破壊&疾走も
自傷
7回の条件つき、おまけにアミュレットは破壊できない、ということで一見すると
エメラダ
の下位互換的な感じに見える。
「姦淫」という単語がシャドバでは制限ワードになっていることもあり、前評価では結構ネタ扱いされていたが現実は全く違うガチパワーカードだった。
その理由としては・・・
1.自傷7回は簡単
同時実装された1コスフォロワーの
姦淫の信者
、2コスフォロワーの
姦淫の従者
。
0コス自傷の
不穏なる闇の街
、
眷属への贈り物
などなど自傷カードは豊富にあるので早ければ4T目くらいには自傷7回が達成される。
相手に復讐調整されてしまうと疾走できないエメラダより全然ぬるい。
2.スタッツUPが地味に強い
先行3T、盤面に
姦淫の信者
や
スコルピオ
がいるときは単純にポン置きしても強い。
相手ターンでスタッツUPして2/4になる。後攻3Tが2/4を取るのはほぼ無理である。取ったら取ったで今度は信者が野放しになるし。
さらに後攻3Tで出してきたフォロワーを
絡み付く鎖
などで除去ってしまうと、次は3/5になる、これも取りづらい。
3.アミュレット破壊は要らない
正直闇蝙蝠ヴァンプは早すぎて、アミュレットを置くなんていうテンポロスをした時点で首に縄がかかる。
相手としてはひたすらフォロワーとスペルで除去をするしかなく、その状況においてはアミュレット破壊の性能は「フヨウラ!」。
4.コストが軽い
これが一番でかい。
エメラダは7コスなのでナーフ前
闇喰らいの蝙蝠
とタイミングが被っていた上、ナーフ後でも7ターン目に1回出せるかどうか。
ヴァーナレクは3コスなので闇蝙蝠より前に疾走することができてフィニッシュに向けての詰めに大活躍する。
相手がせっかく出した大型守護を無慈悲に踏み潰して顔を殴る様子は
破壊
よりも破壊しているともっぱらの噂。
以上の理由で闇蝙蝠ヴァンプの相性がヤバイくらい良い。良過ぎる。
闇蝙蝠ヴァンプ自体もOOTローテ環境で猛威を振るっていたため、「ナーフしろ」というトンチキなブーイングを浴びて恍惚としている。
後に16弾「ナテラ崩壊」のリリースに伴ってエラッタが入った。
自傷回数7回の条件を
狂乱
として他のカードでも参照するようになったため、このカードのテキストも
狂乱
の語を使って短くされているもので、性能について変化は全くない。
現在
アンリミテッドに落ちても活躍できるパワーを持っており、現在も活躍が見られる。
ナテラ崩壊を期に自傷回数7回を参照する条件が「
狂乱
」というキーワードでまとめられたことから、それ以降軽量自傷や狂乱によって強化されるカードが着々と増加。新パックの度にパーツが増えていく、今なお火力兼任の除去の要として使われている。
安定性の難があったり、相性差の出やすいデッキタイプであるため、デッキ単位で環境での浮き沈みはあるものの、アンリミ狂乱軸では現在でも複数枚採用されているパワーをもっている。
ワサリ
の優勝デッキレシピにも定期的に顔を出している。
しかしもう一人の自分、
愛絶の姦淫・ヴァーナレク
が上方修正により2コスとなり、3コスのこちらは少し重さが目立つように。
完全に採用圏外になったわけではないが、見かける頻度はとても低くなっている。
余談
このフォロワーをコスト対効果で見た場合、全ての効果が発動したとすると・・・
相手ターンで3/5 = 4マナ相当(ex.
デスドラゴン
フォロワー確定除去 = 4マナ相当(ex.
圧倒する猛撃
疾走 = 1マナ相当(ex.
ノーヴィストルーパー
合計9マナでありこれを3マナで出せる。
9÷3=3なので払ったコストの3倍の性能をしていることになる。
コスト詐欺で有名な
ポセイドン
でこの計算を行うと
1.3
。あの
害獣
でも1.5である。
まあポセイドンは条件など全く無いしトーヴも手間がかかる条件では無いのだが、じゃあそれに見合った発動条件かというと言うほどでもない。
*1
このフォロワーなんかおかしくなぁい?
設定
“十禍絶傑の七、愛滅卿。
世界と交じり合い、一つになるため、全てのものに姦淫の試練を与える。
背中に生えた「抱擁の翼」は、有象無象を包み込み、生命力を奪い尽くす。”
世界に無限の苦痛を与えるクソジジイ
などと比べると試練の内容がイマイチ分かりにくい。乱交パーティーならただのご褒美だが、生命力を奪いつくすとかあるので、もしかしたら腹上死するほど絞られるのかもしれない。
それはそれでご褒美
姦淫とか名乗る割には衣装の露出度は低め。(しかしよく見るとやっぱエロい)
体を包むように描かれた7つの真紅の翼がカッコよく、厨二度は絶傑の中でもトップクラス。
Shadowverse EVOLVEでは
第5弾ブースターパックの「永劫なる絶傑」にて紙の方にも登場した。
が、さすがにエッチでも多少は許されるシャドバと比べてブシロードも関わっている全年齢向けの商売コンテンツで姦淫はさすがにNGだったのかカード名が「欲望の絶傑・ヴァーナレク」にナーフされている。
小ネタ
各絶傑はモーセの十戒が元ネタにされていると思われる。
ヴァーナレクの場合は第七の戒律。
男の絶傑は十戒を極端に守り、女の絶傑は十戒を極端に反転させているのでは?と考察されている。
1.主が唯一の神であること
2.偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)
3.神の名をみだりに唱えてはならないこと
4.安息日を守ること
5.父母を敬うこと
6.殺人をしてはいけないこと(汝、殺す無かれ)
7.姦淫をしてはいけないこと
8.盗んではいけないこと
9.隣人について偽証してはいけないこと
10.隣人の財産を貪ってはいけないこと