- 再封印に姫の命がいることを教えたイリスを敵だと即断、回避方法も放してるのに殺しにかかる。
- ネクサス戦で他のリーダー達と協力するのを異様に嫌がる。
- さらにイリスのストーリーでは、自分の過ちを反省したイリスを認めないと一蹴。自分の暗殺者としての経歴を棚上げして、「お前は大勢を不幸にしたことは到底許されるべき行為ではない」という物言いだった。*1
- ギルド編で一応仲間でもあるアリサを手にかけるなどの蛮行
これらの行動により、一気にキチガイキャラの烙印を押され、エリカの評価は地に落ちた。
その後の更新でエリカのストーリーが追加。共に行動する暗殺者ギルド「無暁」及びその首魁のリオードの過去とそれらを知ったエリカの心情が吐露されたことにより、エリカのギルド編における
キチゲェ同然の行動原理に関しては一応の説明は付いた。
しかしそれらを差し引いてもエリカのヒス狂犬っぷりに特別フォローが入ったわけではなく、スレのホモからの評価は依然として地を舐め続けていた。
最終章ではリオードと共にメイシアに挑むが、全く歯が立たない上、止めの一撃を受けそうになったときにリオードが庇ったことで彼を死なせてしまうなど完全に足手まといであった。ただ、流石のエリカもリオードの死には堪えたようで、彼の仇を取るために今までの自らの非を認め、再びアリサ達と共に戦う道を選んだ。どうやら少しは成長したようである。
次の世界でまた内輪揉めしそうだ
その後のストーリー「自然鎮魂編」では、「森の姫」である
ミストリナと出会う。姫という立場にありながら前線に立ち、他の「穏健派《スコル》」の者たちを導こうとする彼女の姿を見て、「姫とは守られるべき存在である」というエリカの考えは大きく改められることになる。「悪いことをしたなら、ちゃんと謝るべき」という彼女のアドバイスの下、
アリサに対して、自分の過去を明かすとともに、アリサに対して刃を向けたことを謝罪。無事に和解し、仲間と共に
母なる君に立ち向かう道を選ぶ。
最終章では、混沌を極める「穏健派《スコル》」と「過激派《マーナガルム》」の戦いの中で、アリサと共に
母なる君のもとへ向かい無力化を目指すが、障壁によって阻まれてしまう。そこに駆けつけたミストリナによって障壁が破壊され、アリサとの絆の力で母なる君に立ち向かう。それによって、母なる君は絆と情を重んじる元の彼女に戻り、ナテラは平穏を取り戻した。その際に、エリカとアリサに加護を与えた。
天地侵略編では、自然鎮魂編の最後に母なる君から与えられたマナを操る力を使い、同様に力をもらったアリサと協力して
ベルフォメットの手により生み出され、ナテラの森に
放火しまくった蔓延っていた触手を全滅させた。
アリサは風の、エリカは炎の力を操った。
その際に新しい立ち絵も貰った。
近きもの、遥か未来を刻むもの……。
来たれ、真紅の炎……。
汝の手こそ、我が身の誉れ!
このように、自然鎮魂編からは、これまで問題視されていた倫理観や協調性のなさを克服し、人間的に大きな成長を果たし、評価を大きく上げた。
そして着々とアリサとの百合ルートへと進んでいる
王国帰還編ネタバレ
アレスター王国に帰還後、しばらく王国の兵士に教練をする戦技教官の仕事をしていた。その実力は、曰く並び立てるのは
バルタザールか騎士団長
ローウェンくらいと評されている。
姫様により事件の顛末が布告され、アリサら8人がそれを解決したことが国民たちの知るところとなった。
エリカが姫に隠していた経歴を打ち明けようとすると、実は既に姫は承知であった。
逆に姫様は、エリカ達暗殺部隊の粛清を事前に知っていたものの、阻止も救助もできず、生存者がいた場合受け入れる用意をするのがせいぜいであったこと。その備えによってエリカと出会えたものの、残りの暗殺者部隊は見殺しにしていたこと。エリカが過去を隠している苦しみを、知りながら目を逸らしていたことを打ち明けられる。
互いに自身の罪と穢れを持ちながら、互いを罪を忘れるために利用し、しかし信頼と好意をもっていたことを互いに確かめると、二人それぞれが自分を愛せる(赦せる)ように応援する関係を新たに約束する。
その後、帰還していたヴおじに再度戦いを挑む。殺すのではなく、高め合うための戦いを示してヴおじの今後の目標を作らせたが、最終的にはボコられた模様。
なお、エリカ達を利用した挙句粛清しようとした"漂白の国"は、"安寧の夢"から覚めた民衆によって大暴動を起こされたようである。因果応報というやつだろうか。
メインストーリーでの1枚絵